日本語版
最新ニュース
科学&テクノロジー

アイルランドの自宅、約1000円で売ります! 私が不動産販売に「抽選」という方法を選んだワケ | Business Insider Japan

イメルダ・コリンズ氏は、アイルランドの田舎町スライゴの近くにある自宅を抽選に出した。イメルダ・コリンズアイルランドで医療に従事するイメルダ・コリンズ氏(52歳)は、10月に2ベッドルームの自宅を賞品とした抽選を開始した。応募者は1口あたり5ポンド(約6.75ドル:約1013円)を支払う。名義変更のための手数料はコリンズ氏が負担する。コリンズ氏は、このやり方は双方にとってメリットがあると考えている。購入者は安価で家を手に入れられるし、彼女はより多くの収益が得られると期待している。日本の廃屋を約150万円で買ってリノベした夫妻は、もう二度と同じことはしないと誓った | Business Insider Japan以下のエッセイは、オンライン抽選でアイルランドの自宅を売りに出していたイメルダ・コリンズ氏との会話にもとづいている。応募料金は5ユーロ(約6.75ドル:約1013円)、応募者は何口でも好きなだけ購入できる。当選者が決まる前に行われた会話は、長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。私はアイルランド出身で、夫はイタリア人だ。これまでの年月、夫婦で両国間をいったりきたりしながら暮らしてきた。2022年、私はスライゴから東に20分ほどの小さな町、マナーハミルトンの近郊で家を買った。ついにアイルランドに定住するつもりだったからだ。キッチンからの眺め。イメルダ・コリンズその家は敷地面積が1.75エーカー(約7082㎡)で、ベッドルームがふたつある。私は13万3000ユーロ(約15万ドル:約2250万円)を支払った。希望価格を大きく上回っていたが、それが市場の相場だった。その後、さらに15万ユーロ(約17万ドル:約2550万円)ほどを費やしたと思う。完全に改装したからだ。この地域は本当に美しい。山々に囲まれた眺めは最高だ。その家は田舎道沿いに建っているが、1日に3台の車を見ることさえほとんどない。鳥のさえずりが心地よい。田舎にいながら都市にとても近いところが、とても気に入っている。玄関。イメルダ・コリンズだが、状況が変わった。私の心はイタリアにある。夫の家族もイタリアにいる。私はイタリアでの暮らしに、すばらしい料理に、気候に、ワインになじんでいる。イタリアこそが、私たちの居場所だ。アイルランドで不動産を手に入れるのは本当に難しい。売りに出されている家がほとんどないからだ。私も、不動産を買えるようになるまでに何年もかかった。だからこそ、カフェラテ1杯分の値段で人々に家を手に入れるチャンスを与えられれば,本当にすばらしいと思った。抽選で家を売る。これは双方にとって有益だと思った1年前インターネットで、ダブリンのアパートを抽選で販売してパリに引っ越した女性の記事を見つけた。それを読んで、自分の置かれている状況に似ていると思った。そこですぐにその女性に連絡をとった。つまり、今回の抽選への動きはそのころから始まっていたのだ。彼女が抽選に利用できる「ラッフル(Raffall)」というプラットフォームを教えてくれたし、そこで何ができるかも説明してくれた。通常の方法で売るほうが手っ取り早いが、私は抽選というアイデアが気に入っていたし、何か新しいことがしてみたいとも思った。それに、この抽選が成功すれば、私にとって普通に売るよりも多くの収益につながる可能性にも期待している。現在の市場では、おそらく30万ユーロ(約34万ドル:約5100万円)ぐらいで売れるだろう。正確な数字を予測するのは難しいが、だいたいそれぐらいになると思う。コリンズ氏が抽選に出した家の外観。イメルダ・コリンズ抽選には多くの費用が伴う。マーケティング専門家にサポートを依頼したし、7週間にわたって全国紙に広告も掲載した。写真家とドローン撮影者にも支払った。加えて、すべてが終わった時点で、ラッフルが全売上の10%を手数料として徴収する。次のページ>>実際、どれだけの収益が得られそうなのか? #アイルランドの自宅約1000円で売ります #私が不動産販売に抽選という方法を選んだワケ #Business #Insider #Japan

アイルランドの自宅、約1000円で売ります! 私が不動産販売に「抽選」という方法を選んだワケ | Business Insider Japan

1748597116
2025-05-30 08:30:00

イメルダ・コリンズ氏は、アイルランドの田舎町スライゴの近くにある自宅を抽選に出した。
イメルダ・コリンズ
  • アイルランドで医療に従事するイメルダ・コリンズ氏(52歳)は、10月に2ベッドルームの自宅を賞品とした抽選を開始した。
  • 応募者は1口あたり5ポンド(約6.75ドル:約1013円)を支払う。名義変更のための手数料はコリンズ氏が負担する。
  • コリンズ氏は、このやり方は双方にとってメリットがあると考えている。購入者は安価で家を手に入れられるし、彼女はより多くの収益が得られると期待している。
日本の廃屋を約150万円で買ってリノベした夫妻は、もう二度と同じことはしないと誓った | Business Insider Japan

日本の廃屋を約150万円で買ってリノベした夫妻は、もう二度と同じことはしないと誓った | Business Insider Japan

以下のエッセイは、オンライン抽選でアイルランドの自宅を売りに出していたイメルダ・コリンズ氏との会話にもとづいている。応募料金は5ユーロ(約6.75ドル:約1013円)、応募者は何口でも好きなだけ購入できる。当選者が決まる前に行われた会話は、長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。

私はアイルランド出身で、夫はイタリア人だ。これまでの年月、夫婦で両国間をいったりきたりしながら暮らしてきた。

2022年、私はスライゴから東に20分ほどの小さな町、マナーハミルトンの近郊で家を買った。ついにアイルランドに定住するつもりだったからだ。

キッチンからの眺め。
キッチンからの眺め。
イメルダ・コリンズ

その家は敷地面積が1.75エーカー(約7082㎡)で、ベッドルームがふたつある。私は13万3000ユーロ(約15万ドル:約2250万円)を支払った。希望価格を大きく上回っていたが、それが市場の相場だった。その後、さらに15万ユーロ(約17万ドル:約2550万円)ほどを費やしたと思う。完全に改装したからだ。

この地域は本当に美しい。山々に囲まれた眺めは最高だ。その家は田舎道沿いに建っているが、1日に3台の車を見ることさえほとんどない。鳥のさえずりが心地よい。田舎にいながら都市にとても近いところが、とても気に入っている。

玄関。
玄関。
イメルダ・コリンズ

だが、状況が変わった。私の心はイタリアにある。夫の家族もイタリアにいる。私はイタリアでの暮らしに、すばらしい料理に、気候に、ワインになじんでいる。イタリアこそが、私たちの居場所だ。

アイルランドで不動産を手に入れるのは本当に難しい。売りに出されている家がほとんどないからだ。私も、不動産を買えるようになるまでに何年もかかった。

だからこそ、カフェラテ1杯分の値段で人々に家を手に入れるチャンスを与えられれば,本当にすばらしいと思った。

抽選で家を売る。これは双方にとって有益だと思った

1年前インターネットで、ダブリンのアパートを抽選で販売してパリに引っ越した女性の記事を見つけた。それを読んで、自分の置かれている状況に似ていると思った。そこですぐにその女性に連絡をとった。つまり、今回の抽選への動きはそのころから始まっていたのだ。彼女が抽選に利用できる「ラッフル(Raffall)」というプラットフォームを教えてくれたし、そこで何ができるかも説明してくれた。

通常の方法で売るほうが手っ取り早いが、私は抽選というアイデアが気に入っていたし、何か新しいことがしてみたいとも思った。それに、この抽選が成功すれば、私にとって普通に売るよりも多くの収益につながる可能性にも期待している。

現在の市場では、おそらく30万ユーロ(約34万ドル:約5100万円)ぐらいで売れるだろう。正確な数字を予測するのは難しいが、だいたいそれぐらいになると思う。

コリンズ氏が抽選に出した家の外観。
コリンズ氏が抽選に出した家の外観。
イメルダ・コリンズ

抽選には多くの費用が伴う。マーケティング専門家にサポートを依頼したし、7週間にわたって全国紙に広告も掲載した。写真家とドローン撮影者にも支払った。加えて、すべてが終わった時点で、ラッフルが全売上の10%を手数料として徴収する。

次のページ>>
実際、どれだけの収益が得られそうなのか?

#アイルランドの自宅約1000円で売ります #私が不動産販売に抽選という方法を選んだワケ #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。