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2024-03-28 02:00:00
ストレスや不安を経験することは、役に立つこともある。
ザビエル・ロレンツォ/ゲッティイメージズ
- Z世代の労働者は、ストレスや悲しみを感じることが 「通常の人生経験」であることを見失っているようだ。
- コロンビア大学のキャスリーン・パイク教授は、これらの感情は必ずしも精神疾患の兆候ではないと言う。
- ストレスや不安を感じることで、集中力が高まったり、解決できる問題が見つかったりすることもある。
Z世代は、上の世代よりも仕事上のストレスや不安と闘っているように見えるが、著名な心理学者によれば、彼らはこうした感情も「通常の人生経験」の一部であることを忘れているという。
コロンビア大学の心理学教授で、One Mind at Workの社長兼CEOのキャスリーン・パイク(Kathleen Pike)は、職場におけるメンタルヘルスに関する議論が高まるにつれ、若者たちは正常な感情と精神疾患の区別がつかなくなっていると、Business Insiderに語っている。
Z世代がメンタルヘルスの問題をオープンにすることは、職場における「重要な分岐点」であり、長期的に意味のある変化を引き起こすとパイクは言う。
「同時に、メンタルヘルスについて語り、精神疾患について分かち合おうとする取り組みは、時として人間の経験や精神疾患の正常な動きを見失ってしまうような、拡大解釈になりかねない」
締め切りに追われてストレスを感じたり、悲しみや失望、不安を感じたりすることは、「普通の人生経験」なのだという。
「我々は誰でもストレスを感じることがあるはずだ」と彼女は述べ、それは人が認知的に集中し、タスクを完了するのに役立つと説明した。一方、不安は、周囲に何か問題があることを気付くのに役立つ「有用な手がかり」だという。これらの感情が、必ずしも深刻な精神疾患の指標となるわけではない。
「その区別が分からなくなることもある。社会的な変化というのは、我々が過剰に修正を行ったり、振り子が大きく振れたりした後に、また戻って来ることで、より統合されたところに落ち着くものだと思う。我々が目の当たりにしているのは、それなのだろう」
2023年にデロイト(Deloitte)が44カ国の1万4483人のZ世代を対象に行った調査によると、46%が常に、あるいはほとんどの時間、職場で不安やストレスを感じていることが分かった。3分の1以上が、疲れ果て、エネルギーがなく、否定的な意見や皮肉を受けることで仕事から精神的に距離を感じていると答えた。
その結果、一部のZ世代は、9時から5時までの勤務に代わる仕事として、ストレスが少なく給与の高い「怠け者の女子の仕事(lazy girl jobs)」を求めている。
ニューヨーク大学のビジネス教授であるスージー・ウェルチ(Suzy Welch)は以前、この傾向は、Z世代が難しい決断や困難なことをしてこなかったために、「何が何でも不安を避けたいという強い願望」によってますます強まっていると述べた。
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