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2025-10-26 08:30:00
- ケイティ氏とアラン氏のドネガン夫妻は2019年にFIREを達成し、現在はノマド生活を満喫している。
- ふたりは現在、FIREに関する10週間のセミナーや本の執筆に情熱を捧げているという。
- そのうえで、夫婦は自分たちの価値観を大切にし、心からやりたいと思える機会を優先している。
本エッセイは、それぞれ35歳と40歳で退職したケイティ・ドネガン氏とアラン・ドネガン氏との会話にもとづいている。夫妻はイギリス出身で、2020年から決まった住所のないノマド生活を送っている。以下、長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。
ケイティ:アランと私は2019年に退職しました。それまでは、それぞれ別のビジネスを数年間にわたって経営していました。結婚後、経済的自立を果たして早期退職するという考え方について知り、私たちもその自由とライフスタイルを手に入れたいと思ったのです。そこで、2015年から貯蓄と投資を始めました。
アラン:私は経済的自立(FI)を達成する瞬間のことを夢想していました。すばらしい朝食を前にカフェに座って、午前中ずっとくつろぎながら、「さて、今日は何をする?」といった感じです。ノートを広げて、世界を旅して巡る地図を描くのです。
ケイティ:仕事をやめてからはノマド生活を送り、ゆっくりと世界を旅してきました。また、趣味をもとに、いくつかのプロジェクトも始めました。最も多くの時間を費やしているのが、レベル・ファイナンス・スクール(Rebel Finance School)と名付けた、FIREに関する10週間から14週間の無料コースです。
今年はこれまで、48カ国から2万2000人が受講しました。毎年ライブセッションも開催していて、その3カ月に特に力を入れています。会社勤めをしていたころに、これほど熱心に働いたことはありません。ソフトウェアやウェブサイトの費用でお金はかかりますが、人は趣味にお金を使うものですし、私たちにとっては本当に価値があることだと思っています。
アラン:経済的自立を得る方法についての本も執筆中で、最近はあるチームといっしょに音楽アルバムも制作しました。インデックスファンド、複利、4%ルールについての曲をさまざまな音楽ジャンルで表現しています。
常にバランスが取れているわけではないですし、ときどき予定を詰め込みすぎてしまうこともあるのですが、退職生活を楽しく、燃えつき症候群を回避するために3つの点を考えるようにしています。
1. それは心からやりたいと思うこと?
ケイティ:今の私たちは、「やりたい」とすぐに言えるか言えないかを、大まかなルールにしています。時間を「やりたいかも」で埋めてしまうと、「かも」だらけの人生になってしまうでしょう。
アラン:ノーと言う方法を学ばなければなりませんでした。たとえ大きなカンファレンスから誘いがあっても、です。影響力を発揮したり、変化を起こしたりする余地がないと思えば、断ることにしています。
自分たちの力を通じてより多くの人を助けられる何かに取り組むために、今年は10から12ほどの機会を断りました。
もちろん、影響力のことばかりを考えているわけではありません。ある友人が11月にディズニーワールドで誕生日を祝おうと誘ってくれたときは、迷わず快諾しました。
2. 無理していない?
アラン:以前、スケジュールを詰め込みすぎて失敗したことがあります。最近、イギリス国内で講演ツアーをしたのですが、非常に短い期間にあまりにも多くの都市を詰め込んでしまいました。とても過密なスケジュールで、健康に影響が出たほどです。ツアーはとても楽しかったのですが、次回はやり方を変えようと思います。
ケイティ:経済的自立イベントも、移動が多すぎる場合は断ってきました。未来のために決断を下しているのですが、実際にどう感じるかはやってみないとわからないため、バランスを取るのは難しいです。
それでも、自分たちの価値観や何が大切かについては、徐々にですがはっきりしてきました。ですから、以前なら飛びついてしまっていたようなオファーがあっても、今は少し立ち止まって、実際にこれは自分たちに合っているだろうかと考えるようになりました。
3. 期限が決まっている?
アラン:私は期限が決まっているプロジェクトのほうが好きです。どれだけの時間をかければいいかわかっているので、専念しやすいからです。たとえば、本の執筆やイギリス各地での講演ツアーに数カ月を費やして、終われば旅行やほかの趣味に戻るのです。私たちの開催する経済的自立のコースも3カ月で終わるようにデザインされていて、それ以外の期間は時間と自立を取り戻せます。
2〜3週間ほど自由な時間を過ごすと、さて、次はどんな楽しくてすごいことができるだろうか、と考え始めます。
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