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AIバブル、2026年に「たった1つの引き金で一気に崩壊しかねない」と著名エコノミストが警鐘 | Business Insider Japan

ルチル・シャルマ氏は、AIの爆発的な伸びはバブルのように見え、2026年に崩壊するかもしれないと指摘している。ジョナサン・ラー/Nur写真、ゲッティイメージズ経由エコノミストのルチル・シャルマ氏は、AIにバブルの兆候が現れていると指摘している。ビッグテックによるAI関連支出は急速に拡大しており、2000年の暴落前に起きたドットコム期の過剰投資を彷彿とさせる状況となっている。シャルマ氏は、金利が上昇すればこのバブルが弾ける恐れがあると警告している。市場と企業の支出拡大を牽引しているAIブームは2026年、急激な失速を迎える可能性がある。「AIバブルはこれからだ。投資家はまだその重要性を理解していない」と、ブリッジウォーターの幹部は語る | Business Insider Japanノルウェー中央銀行投資管理部門(Norges Bank Investment Management、NBIM)のCEOニコライ・タンゲン(Nicolai Tangen)氏とのインタビューで、著名エコノミストのルチル・シャルマ(Ruchir Sharma)氏は、現在のAIブームは彼のバブル判定チェックリスト4項目すべてに該当していると述べた。そして2026年、このブームはたった1つの引き金で一気に崩壊しかねないという。その引き金が、金利の上昇だ。金利が上がれば、AI投資を支えてきた「低金利で借りられる資金」の調達が困難になり、成長株の評価額にも下押し圧力がかかる。「GPUはすぐに陳腐化する」というAIバブルの懸念は間違っている | Business Insider Japanバブルを見極める「4つのO」シャルマ氏はバブルかどうかを見極めるために、自ら考案した「4つのO」と呼ぶ基準を用いている。彼によると、AIブームは過剰投資(overinvestment)、過大評価(overvaluation)、過剰所有(over-ownership)、過剰レバレッジ(over-leverage)の4項目すべてで警告サインが出ているという。シャルマ氏は、アメリカにおけるAIとテクノロジー支出は、ドットコム時代をはじめとする過去のバブルに匹敵するペースで急増していると述べた。また、大手AI企業の評価額も、長期的な収益やフリーキャッシュフローで判断すれば、すでにバブルの領域に近づいている。同時に、アメリカ人の個人資産のうち株式が占める割合は過去最高に達しており、その多くがAI関連銘柄の取引だと彼は述べた。ビックテックの資金調達方法に異変さらに、潤沢な現金に満ちたバランスシートを長年維持してきたビッグテックが、現在はAI競争を支えるために大量の社債を発行して資金を調達している。シャルマ氏は、メタ(Meta)、アマゾン(Amazon)、マイクロソフト(Microsoft)は、この数カ月で「最大の債券発行企業」になったと指摘している。これは景気拡大期の末期に見られる典型的なバブルの兆候だ。シャルマ氏は、今年のアメリカの経済成長の約60%はAIが牽引していると見る。企業が新たなインフラに資金を投じていることに加え、株高による資産効果が高所得層の消費を押し上げているためだという。しかし、それを除けば基調となるアメリカ経済ははるかに弱々しく見えると彼は語った。まさにそれこそが、AI関連投資に危険なほど資金が集中しているとシャルマ氏が考える理由だ。「AI以外の領域では、アメリカ経済には多くの弱さがある」と彼は述べた。さらに、「アメリカにとって、AIに対するこの大きな賭けが報われるものでなければならない。もしうまくいかなければ、この国には多くの問題が待ち受けていると思う」と彼は付け加えた。なぜ2026年が転換点になり得るのかシャルマ氏は、自分が相場の天井を正確に言い当てられるとは主張していない。しかし、すべてのバブルを弾けさせる要因が1つある、と彼は述べた——それは金利の上昇だ。彼はすでに3つの条件がそろいつつあると指摘した。第1に、インフレは「粘着的」な状態が続いており、連邦準備制度理事会(FRB)の目標の2%から大きく乖離している。第2に、FRBは5年連続で目標を達成できておらず、間もなく利下げを停止するよう圧力を受ける可能性がある。第3に、AIが牽引する投資が急激な拡大を続けており、それが再びインフレを押し上げる可能性がある。「金利が上昇に向かう兆候がわずかでも見えたら、それは『はい、これでもう終わり』というサインだと私は思う」と、シャルマ氏は述べた。というのも、金利が上がれば借入コストが高くなり、高成長企業の評価額が大きく下がるからだ。まさしくバブルが弾けやすい状況になるのだ。その瞬間は2026年に起こる可能性が高い、とシャルマ氏は指摘した。ほかのベテラン投資家たちも同様の見方をしているが、時期は異なっている。ヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツ(Bridgewater Associates)の共同最高投資責任者グレッグ・ジェンセン(Greg Jensen)氏は11月末、NBIMのタンゲンCEOが司会を務めるポッドキャストで、具体的な時期は示さなかったものの、「AIバブルの到来はこれからだ」と述べた。一方、ベンチャーキャピタル、トゥルーブリッジ・キャピタル・パートナーズ(TrueBridge Capital Partners)の共同創設者でパートナーのメル・ウィリアムズ(Mel Williams)氏は、今後10年間で「大惨事」が起こると警告した。良いバブルでも、バブルはバブル一方で、シャルマ氏は、AIブームは最終的に生産性を向上させる可能性のある「良いバブル」にもなり得ると言う。行き過ぎではあったものの、その後に価値あるインフラを残したかつてのテックブームと同じように。しかし、だからと言って投資家が痛手を負わずに済むという意味ではない。それでも、調整局面のあとに脚光を浴びる可能性のある分野が1つあると彼は考えている。それは優良株だ。自己資本利益率が高く、バランスシートが健全で、収益が安定している企業だ。この分野はAIブームの熱狂のなか、市場平均を大きく下回るパフォーマンスにとどまっている。だからこそ、彼はこれを2026年に向けた「唯一無二の裁量の投資アイデア」になり得ると呼んでいる。AIブーム最大のリスクは、ドットコムバブルに見られたコストの急落 | Business Insider Japan #AIバブル2026年にたった1つの引き金で一気に崩壊しかねないと著名エコノミストが警鐘 #Business #Insider #Japan

AIバブル、2026年に「たった1つの引き金で一気に崩壊しかねない」と著名エコノミストが警鐘 | Business Insider Japan

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2025-12-08 02:15:00

ルチル・シャルマ氏は、AIの爆発的な伸びはバブルのように見え、2026年に崩壊するかもしれないと指摘している。
ジョナサン・ラー/Nur写真、ゲッティイメージズ経由
  • エコノミストのルチル・シャルマ氏は、AIにバブルの兆候が現れていると指摘している。
  • ビッグテックによるAI関連支出は急速に拡大しており、2000年の暴落前に起きたドットコム期の過剰投資を彷彿とさせる状況となっている。
  • シャルマ氏は、金利が上昇すればこのバブルが弾ける恐れがあると警告している。

市場と企業の支出拡大を牽引しているAIブームは2026年、急激な失速を迎える可能性がある。

「AIバブルはこれからだ。投資家はまだその重要性を理解していない」と、ブリッジウォーターの幹部は語る | Business Insider Japan

「AIバブルはこれからだ。投資家はまだその重要性を理解していない」と、ブリッジウォーターの幹部は語る | Business Insider Japan

ノルウェー中央銀行投資管理部門(Norges Bank Investment Management、NBIM)のCEOニコライ・タンゲン(Nicolai Tangen)氏とのインタビューで、著名エコノミストのルチル・シャルマ(Ruchir Sharma)氏は、現在のAIブームは彼のバブル判定チェックリスト4項目すべてに該当していると述べた。そして2026年、このブームはたった1つの引き金で一気に崩壊しかねないという。その引き金が、金利の上昇だ。

金利が上がれば、AI投資を支えてきた「低金利で借りられる資金」の調達が困難になり、成長株の評価額にも下押し圧力がかかる。

「GPUはすぐに陳腐化する」というAIバブルの懸念は間違っている | Business Insider Japan

「GPUはすぐに陳腐化する」というAIバブルの懸念は間違っている | Business Insider Japan

バブルを見極める「4つのO」

シャルマ氏はバブルかどうかを見極めるために、自ら考案した「4つのO」と呼ぶ基準を用いている。彼によると、AIブームは過剰投資(overinvestment)、過大評価(overvaluation)、過剰所有(over-ownership)、過剰レバレッジ(over-leverage)の4項目すべてで警告サインが出ているという。

シャルマ氏は、アメリカにおけるAIとテクノロジー支出は、ドットコム時代をはじめとする過去のバブルに匹敵するペースで急増していると述べた。また、大手AI企業の評価額も、長期的な収益やフリーキャッシュフローで判断すれば、すでにバブルの領域に近づいている。

同時に、アメリカ人の個人資産のうち株式が占める割合は過去最高に達しており、その多くがAI関連銘柄の取引だと彼は述べた。

ビックテックの資金調達方法に異変

さらに、潤沢な現金に満ちたバランスシートを長年維持してきたビッグテックが、現在はAI競争を支えるために大量の社債を発行して資金を調達している。

シャルマ氏は、メタ(Meta)、アマゾン(Amazon)、マイクロソフト(Microsoft)は、この数カ月で「最大の債券発行企業」になったと指摘している。これは景気拡大期の末期に見られる典型的なバブルの兆候だ。

シャルマ氏は、今年のアメリカの経済成長の約60%はAIが牽引していると見る。企業が新たなインフラに資金を投じていることに加え、株高による資産効果が高所得層の消費を押し上げているためだという。

しかし、それを除けば基調となるアメリカ経済ははるかに弱々しく見えると彼は語った。まさにそれこそが、AI関連投資に危険なほど資金が集中しているとシャルマ氏が考える理由だ。

「AI以外の領域では、アメリカ経済には多くの弱さがある」と彼は述べた。

さらに、「アメリカにとって、AIに対するこの大きな賭けが報われるものでなければならない。もしうまくいかなければ、この国には多くの問題が待ち受けていると思う」と彼は付け加えた。

なぜ2026年が転換点になり得るのか

シャルマ氏は、自分が相場の天井を正確に言い当てられるとは主張していない。しかし、すべてのバブルを弾けさせる要因が1つある、と彼は述べた——それは金利の上昇だ。

彼はすでに3つの条件がそろいつつあると指摘した。第1に、インフレは「粘着的」な状態が続いており、連邦準備制度理事会(FRB)の目標の2%から大きく乖離している。第2に、FRBは5年連続で目標を達成できておらず、間もなく利下げを停止するよう圧力を受ける可能性がある。第3に、AIが牽引する投資が急激な拡大を続けており、それが再びインフレを押し上げる可能性がある。

「金利が上昇に向かう兆候がわずかでも見えたら、それは『はい、これでもう終わり』というサインだと私は思う」と、シャルマ氏は述べた。

というのも、金利が上がれば借入コストが高くなり、高成長企業の評価額が大きく下がるからだ。まさしくバブルが弾けやすい状況になるのだ。

その瞬間は2026年に起こる可能性が高い、とシャルマ氏は指摘した。ほかのベテラン投資家たちも同様の見方をしているが、時期は異なっている。

ヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツ(Bridgewater Associates)の共同最高投資責任者グレッグ・ジェンセン(Greg Jensen)氏は11月末、NBIMのタンゲンCEOが司会を務めるポッドキャストで、具体的な時期は示さなかったものの、「AIバブルの到来はこれからだ」と述べた。

一方、ベンチャーキャピタル、トゥルーブリッジ・キャピタル・パートナーズ(TrueBridge Capital Partners)の共同創設者でパートナーのメル・ウィリアムズ(Mel Williams)氏は、今後10年間で「大惨事」が起こると警告した。

良いバブルでも、バブルはバブル

一方で、シャルマ氏は、AIブームは最終的に生産性を向上させる可能性のある「良いバブル」にもなり得ると言う。行き過ぎではあったものの、その後に価値あるインフラを残したかつてのテックブームと同じように。しかし、だからと言って投資家が痛手を負わずに済むという意味ではない。

それでも、調整局面のあとに脚光を浴びる可能性のある分野が1つあると彼は考えている。それは優良株だ。自己資本利益率が高く、バランスシートが健全で、収益が安定している企業だ。

この分野はAIブームの熱狂のなか、市場平均を大きく下回るパフォーマンスにとどまっている。だからこそ、彼はこれを2026年に向けた「唯一無二の裁量の投資アイデア」になり得ると呼んでいる。

AIブーム最大のリスクは、ドットコムバブルに見られたコストの急落 | Business Insider Japan

AIブーム最大のリスクは、ドットコムバブルに見られたコストの急落 | Business Insider Japan

#AIバブル2026年にたった1つの引き金で一気に崩壊しかねないと著名エコノミストが警鐘 #Business #Insider #Japan

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