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2025-08-31 06:00:00
- CursorなどのAIコーディングツールは開発スピードを速めることはないと、a16zのパートナーは語っている。
- だがAIは、バグが少なく、より健全で維持しやすいコードの構築を手助けできると、マーティン・カサドは言う。
- 長年のインフラ投資家であるカサドによると、AIツールはコーディングを楽しく感じさせてくれるという。
AI(人工知能)はソフトウェア開発者の生産性を劇的に上げるものではないが、2つの問題を解決する。1つはコードのクオリティで、もう1つはやる気だと、アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)のパートナーは述べた。
a16zで12億5000万ドル(約1800億円)のインフラファンドを率いるマーティン・カサド(Martin Casado)は、先日配信されたポッドキャスト「Twenty Minute VC」のなかで、CursorなどのAIコーディングツールは開発スピードを速めることはないと語った。
「私が一緒に仕事する企業ではCursorを使っている」と、AIコーディングスタートアップの投資家でもあるカサドは語った。
「それは世に出る製品の速度を速めているかって? そうとは思えない」
「難しいものは、依然として非常に難しい」とカサドは語った。これは、とくにインフラ企業の話だ。そこでは開発者は依然としてAIでは対応できないコアなアーキテクチャ上の決定やトレードオフを行う必要があるからだ。
彼によると、AIが本領を発揮するのは、テストやドキュメントの作成、乱雑なコードのクリーンアップなど、開発者にとって面倒な仕事を行うときだ。
AIは、バグの少ない、より健全で維持しやすいコードベースの作成を手助けしてくれると、長年のインフラ投資家であるカサドは語った。
「これは開発プロセスに本当に役立つ可能性がある」
カサドは、AIツールが特に長年の開発者にとって、コーディングを再び楽しいものと思わせてくれると語った。
彼は、インフラ構築や適切なソフトウェアの選択といった煩雑なプロセスについてCursorを使っており、それによって「自分がやりたいことととロジックにフォーカスできる」という。
「コーディングが戻ってきたようだ」と彼は語った。
「昔のシステムプログラマーたちは夜な夜なコーディングするようになった。それは、再び楽しくなったからだ」
カサドとa16zにBusiness Insiderはコメントを求めたが回答はなかった。
AIでエンジニア生産性が100倍?
エージェント型のAIコーディングツールは、ソフトウェア エンジニアリングの大部分を占めるようになり、開発者向けにコードを作成し、場合によっては最小限の人間による編集のみを必要とする。
テック業界の幹部は、生産性の向上について声高に語ってきた。
Surge AIのエドウィン・チェン(Edwin Chen)CEOは、「エンジニア生産性100倍の時代がきた」と述べている。
「個人のスタートアップですでに1000万ドルの収益を上げているところがたくさんある」と、チェンは最近の『Twenty Minute VC』で語った。
「AIがこれだけの効率性をもたらすのなら、100倍に大きくなり、個人事業で10億ドル企業になることもあるだろう」
「AIは日々の業務の退屈な仕事を取り除いてくれる。これは、すでに『10倍のエンジニア』である人々には特に有利に働くと思う」
だが一部の業界リーダーは、AIコーディングはトレードオフが伴うと述べている。
GitHubのトーマス・ドムケ(Thomas Dohmke)は、AIコーディングツールは経験のあるエンジニアの開発スピードを遅くする可能性もあると話している。6月に放送されたポッドキャストで、最も悪いシナリオは、開発者がプログラミング言語でどのように行うかを知っていても、自然言語でのフィードバックを行わなければいけない場面だと話した。
「基本的にわずか3秒でできることを、3分かそれ以上かかるかもしれないものに置き換えることになる」とドムケは語った。
OpenAIの共同創業者、グレッグ・ブロックマン(Greg Brockman)は、これらのツールの使用が人間をコーディングの楽しみのない部分に縛り付けてきたと話している。
彼は、AIコーディングの現状は、コードのレビューとデプロイを人間に任せており、それは「まったく楽しくない」と話した。
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