ケニアの首都ナイロビでタクシー運転手を務めるチャオス氏が、市内のレストラン「Jajemelo Pizza and Chicken」で昼食をとり、スタッフの助言に従って注文したビーフバーガーの味わいや、限られた予算のなかで食事を楽しむ現地の様子を語った。ポテトを目当てに来店したものの、メニュー選択の変更を通じて得たリアルな飲食体験が注目を集めている。
Jajemelo Pizza and Chickenでポテトの代わりにバーガーを選んだ理由
ケニア人ドライバーのチャオス氏は、いつも通りランチをとるために「Jajemelo Pizza and Chicken」へ足を運んだ。当初の目当てはポテトを食べることであったが、注文の際にスタッフから思いがけない提案を受けた。「今日はバーガーがお得だよ」とすすめられたのである。スタッフの説明によると、ポテトは量が少なく、それだけでは十分にお腹いっぱいにならないという。しかも、その日のバーガーとポテトは同じ値段であった。価格が同じであればバーガーを選ぶ方が得策だと判断し、チャオス氏はスタッフのアドバイスを受け入れて「じゃあ、バーガーをください」と注文した。
店内で起きた客たちのやり取りと足りない予算の現実
バーガーの出来上がりを待つ間、店内には次々とお客さんが入ってきた。多くのお客さんが注文していたのはポテトとチキンであり、みんなとてもおいしそうに食べている様子だった。チャオス氏の近くに座っていた人たちも、ポテトとチキンを口に運んでいた。やがて食べ終えた客たちは、「まだお腹いっぱいじゃないな」「もっとポテトとチキンを食べたいね」と話していた。しかし、もう一皿注文するにはお金が足りない様子だった。彼らは「このままここにいると、おいしそうなニオイがして、もっと食べたくなってしまう」と話し、そのまま店を出ていった。食べたいのに予算が足りない状況で、美味しそうな匂いの漂う店内に居続けることの切なさが浮き彫りとなった。
ビーフバーガーの優れた香りとかかった価格の検証
客たちが見えなくなった頃、チャオス氏が注文したビーフバーガーが運ばれてきた。目の前に現れたビーフバーガーは、とても良い香りを放っていた。さっそく口にしてみると、味は非常に美味しく、チャオス氏はこのビーフバーガーがとても気に入ったと振り返る。ビーフバーガーの値段は200ケニアシリングであり、日本円に換算しておよそ240円の価格設定となっている。今日はポテトを食べるつもりで入店したものの、スタッフのすすめに従った判断は間違いではなかったと言える。
食べ終わった後に残るさみしさとさらなる食欲の葛藤
ビーフバーガーをすっかり平らげたころ、チャオス氏自身も「もう1個食べたいな……」という思いにとらわれた。しかし、チャオス氏の手元にももう1個分を購入するだけのお金は残っていなかった。少し前に店を出ていった客たちと全く同じ状況である。もっと食べたいという欲求はあるものの、手元の資金が足りない。そのためチャオス氏も、そこで店を出るという選択をした。美味しい食事を堪能したあとに、さらなる食欲を抱えながら帰路につく様子は、限られた予算のなかで外食を楽しむ人々のリアルな日常を伝えている。