2026年9月13日の朝、フェニックスのターンポイントUSA本部前。そこに設置されていたチャーリー・キック氏の記念銅像が、赤のスプレーなどで激しく損壊されているのが発見された。
フェニックス本部前の銅像損壊と現場の状況
今朝、過激な犯罪者たちが本部を破壊したことに気づいたとタイラー・ボウヤー(ターンポイント・アクション 最高執行責任者)はXへの投稿で述べた。
ボウヤー氏の投稿や報じられた写真によると、銅像だけでなく、周囲に掲示されていた看板やポスターの記念物も被害を受けていた。アルジャジーラの伝えるところでは、同団体は、犯人がキック氏が襲撃時に銃撃を受けた首の部位を特に狙って赤のペンキを吹き付けたと指摘している。
8フィートのブロンズ像と事件のタイムライン
この8フィートのブロンズ製の銅像は、2026年9月10日に設置されたばかりだった。それは、2025年9月10日にユタ州のユタ・バレー大学で開かれたターンポイントUSAのイベント中に銃撃され、死亡したことを記念する1周年記念のものであった。
2026年9月13日の午前中、フェニックス警察は本部前の記念物が破壊されたという通報を受けた。警察は、事件の詳細について調査を進めている。
ターンポイントUSAの最高執行責任者であるタイラー・ボウヤーは、Xに投稿し、「この朝、過激な犯罪者が我々の本部を破壊した。チャーリーの顔を横切るようにして、イエスと十字架を削り取り、首に赤いスプレーを吹き付けた」と述べた。この投稿には、銅像と隣接する看板の損壊写真が添付されている。
組織の対応と修復への動き
ターンポイントUSAは、銅像と看板の修復を行うことを表明している。

「我々は事件の映像を確認しており、法執行機関と協力して犯人を特定し、責任を追及する」と団体は述べた。同団体は、キック氏の死を記念するための記念物を設置し、彼の活動と遺産を継承することを目的としており、銅像の修復と新たな記念物の設置を検討している。
刑事手続きと広がる社会的波紋
一方、司法の手続きも進行中である。キック氏を殺害したとして起訴されているタイラー・ロビンソンは、2026年9月に故意殺人罪で無罪を主張した。彼は、起訴された罪が重罪であり、有罪判決の場合は死刑の可能性がある。

チャーリー・キック氏はドナルド・トランプ米大統領の強力な支持者であり、若年層の保守派有権者を結集させる中心的役割を果たした人物として知られる。
その一方で、その公の発言や政治姿勢を巡っては、公民権擁護団体などから厳しい批判も受けてきた。公民権擁護団体は、キック氏の発言が人種差別的で、移民、LGBTQ+コミュニティ、ムスリムを貶めるものであると批判している。