Activision Blizzardは、同社の代表的なアクションRPG「ディアブロ IV」について、次世代機となるNintendo Switch 2向けに新しいバージョンをリリースすることを発表しました。発売日は2026年9月15日に予定されています。
今回の移植版は「ディアブロ IV:エイジ・オブ・ハトレッド コレクション(Diablo 4: Age of Hatred Collection)」という名称で展開され、ベースゲームと拡張コンテンツが含まれます。eShopでのデジタル版価格は69.99ドルで、物理的なコード付きボックス版(physical code-in-box edition)も用意されています。また、Nintendo eShopのリスティングによると、HDRおよびタッチスクリーンサポートが搭載されています。
過去作との展開の経緯と他プラットフォームとの同期
「ディアブロ IV」自体は2023年にリリースされたものの、当初は初代Nintendo Switch版が発売されませんでした。情報源によると、プレイステーションやXboxなどのコンソール版はPC版と同時に展開されてきた一方で、Nintendo Switch 2については、同機の2025年6月の発売以降、公式からのアナウンスが長らく途絶えていました。

シリーズを振り返ると、過去には「ディアブロ II リザレクテッド」や「ディアブロ III エターナル コレクション」がNintendo Switch向けにリリースされた実績があります。しかし、「ディアブロ III」の際はオリジナル版の発売からSwitch版の登場まで1年半以上の期間を要しており、初期のパフォーマンス面では度重なるアップデートによる改善が必要でした。そうした過去の経緯を経て、今回はNintendo Switch 2のハードウェア性能を活かしたスムーズな展開が期待されています。

本作は、クロスプレイおよび全利用可能プラットフォームでのクロスプログレッションに対応しています。プレイヤーは、サンクチュアリの腐敗した土地を探索し、包囲された町を救出・奪還し、悪夢のようなダンジョンに潜入して失われた秘密を明らかにすることができます。また、ヘルタイド(Helltides)で地獄の猛攻を食い止め、鍛冶場(Forge)をマスターして究極の武器を作成し、強力なキャラクターを育成することが可能です。
「BlizzCon 2026」で発表されたロードマップと今後の展開
「BlizzCon 2026」の会場では、Nintendo Switch 2版の発表だけでなく、今後のロードマップやフランチャイズ全体の記念施策も多数明かされました。Nintendo Switch 2版のリリースは、デッカード・ケインと共に旅をする「Season of Hell’s Legacy(シーズン15)」の開始に合わせて行われます。このシーズン15は、フランチャイズの30周年記念のお祝いとして位置づけられており、シリーズの歴史へのコールバックが含まれています。

さらに、Blizzardは2027年までゲームを新鮮に保つためのロードマップを提示しました。最大の注目点は、2027年上半期に新クラス「アマゾン(Amazon)」が追加されることです。拡張コンテンツ「Lord of Hatred」においてナハントゥ(Nahantu)およびスコスグレン(Scosglen)地域を探索した後、アマゾンは彼女の故郷であるスコボス(Skovos)に登場します。開発チームは、スピリットボーン(Spiritborn)やウォーロック(Warlock)のようなシリーズにとって全く新しいクラスと、パラディン(Paladin)や今回のアマゾンのような古典的なアーキタイプをバランスよく導入する方針をとっています。なお、「Lord of Hatred」の発売時にはパラディンが導入され、その後ウォーロックが追加されていました。
また、BlizzCon 2026では「ディアブロ V(Diablo V)」の発表という衝撃的なニュースもありました。2026年9月13日に公開されたティザートレイラー「復活」と共に、発売は2029年春を予定していることが明かされました。会場では開発チームによるパネル「ディアブロ V:次の時代を創る」にて世界観などが紹介されています。さらに、Netflixとの提携により、ディアブロシリーズのアニメシリーズの制作も進行中であることが発表されました。