ミズーリ州リバティのグリーン・スタジアムで2026年8月29日に行われたウィリアム・ジュエル・カレッジのシーズン開幕戦において、ジュニアのランニングバックであるミカジョ・バーネット選手が試合中のサイドラインで突然の医療緊急事態に見舞われ、搬送先の病院で20歳で死去した。
ウィリアム・ジュエル・カレッジのシーズン開幕戦
シーズン開幕戦のサイドラインで起きた突然の悲劇。ウィリアム・ジュエル・カレッジの陸上競技部門の発表によると、バーネット選手は救急隊員によって現場で手当てを受けた後、救急車で病院へ搬送されたものの、そこで死亡が確認された。正確な死因については、関係各所から明らかにされていない。
悲劇が起きたのは、バーネット選手がチームに先制点をもたらした直後のことだった。試合のオンライン統計データによれば、彼は第1クォーター残り5分15秒の場面で1ヤードのランによるタッチダウンを記録していた。その後、フォート・ルイス・カレッジがパントを蹴り出した直後、残り4分32秒の時点で試合は停止された。バーネット選手は、プレーが中断されるまでに6回のキャリーで30ヤードと1つのタッチダウンを記録しており、チームは7対0でリードしていた。
リバティ警察と救急スタッフの対応
リバティ警察のネイサン・マルチ警部が伝えたところによると、医療スタッフは常に待機しており、キックオフから約20分後に倒れた選手の対応にあたったという。現地の警察および大学関係者の迅速な処置にもかかわらず、選手を救うことはできなかった。この事態を受けて試合は一時中断され、最終的に中止が決定された。
突然の別れに際し、大学関係者や対戦相手の指導者たちから相次いで追悼の言葉が寄せられた。ウィリアム・ジュエル・カレッジの副学長兼アスレチック・ディレクターであるライアン・エルラハー氏は、声明の中で次のように述べている。
We are absolutely heartbroken over the tragic passing of MicahJo Barnett, Our thoughts and prayers go out to his family, friends, and all that love him. Ryan Erlacher, Vice President for Athletics at William Jewell

エルラハー氏は、バーネット選手を「exceptional young man(例外的な若者)」であり、ウィリアム・ジュエルおよびリバティのコミュニティに「tremendous impact(多大な影響)」を与えた人物であると称え、非常に惜しまれる存在であると語った。また、対戦相手であるフォート・ルイス・カレッジのショーン・ジャカブウスキー競技部長も哀悼の意を表明している。フォート・ルイス・カレッジ側の発表では、チームのカウンセリングスタッフが選手やスタッフのサポートにあたっていることが伝えられた。
ショーン・ジャカブウスキーフォート・ルイス・カレッジ競技部長は、この非常に困難な時に、バーネット選手の家族や友人、チームメイト、コーチ、そしてウィリアム・ジュエルのすべての人々に心を寄せるとともに、フォート・ルイス・カレッジのカウンセリングスタッフがフットボールチームに働きかけ、選手やスタッフが必要なサポートを受けられるようにしていると述べた。
GoFundMeの立ち上げと追悼集会
大学側はキャンパス内のクアッドでバーネット選手と彼の家族を称える追悼集会を開催し、学生やスタッフに向けてカウンセリングサービスやチャプラン室を通じた心理的サポートの利用を呼びかけている。葬儀の詳細については、手配が整い次第改めて発表される予定である。また、ミカジョの葬儀やサービスの予想外の費用を家族が賄うのを支援するためにGoFundMeが立ち上げられている。
