ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)カルビン・オースティン3世が、練習中の負傷により今季絶望となったことが明らかになった。火曜日の練習中に行われた1対1のドリルでディフェンスのデオンテ・バンクスと対峙してカットを切った際に右膝を痛め、その場で崩れ落ちたと報じられている。医療検査の結果、前十字靭帯(ACL)の断裂が判明したとニューヨーク・ポスト紙が伝えている。
練習場が静まり返った深刻な負傷
オースティンが負傷してフィールドに倒れ込んだ際、練習は一時中断となり、チームメイトたちが彼の周囲に集まった。その後、オースティンはカートに乗せられてフィールドを去り、チームのオーナーであるジョン・マーラ氏もカートに歩み寄ってねぎらいの言葉をかけたという。非接触での負傷であり、その深刻さはチーム全体にすぐ伝わった。
攻撃陣とロースター編成への大きな打撃
オースティンは今年3月にジャイアンツと1年150万ドルの「証明契約」を結んで加入していた。昨季まではピッツバーグ・スティーラーズに在籍し、14試合に出場して31キャッチ、372ヤード、3タッチダウンを記録していた。今夏のトレーニングキャンプではジャクソン・ダートらのターゲットとして印象的な動きを見せ、登録枠の確実な一員として期待されていた。

ジョン・ハーボウヘッドコーチは、オースティンの高い汎用性について「インサイドでもアウトサイドでもどのポジションでもこなせる」と高く評価していた。ビッグ・ブルー・ビュー紙によると、オースティンはプレシーズンマッチのマイアミ・ドルフィンズ戦でも21ヤードのランやリターンを記録するなど、攻撃とパントリターンの両面で貢献する予定だった。
レシーバー陣の再編とオデル・ベッカムJr.の立場
オースティンの離脱により、ジャイアンツのワイドレシーバー層の再編成が急務となっている。現在のレシーバー陣には、マリック・ナバース、ダレル・ムーニー、ダリウス・スレイトンらが名を連ねている。また、これまでロースター残りの枠を巡る競争で厳しい立場にあったベテランのオデル・ベッカムJr.が、オースティンの離脱によってアクティブロースター入りを果たす可能性が高まったとNBCスポーツは報じている。

NFLトレード・ルーマーズやAOLによると、ジャイアンツは今後オースティンを故障者リスト(IR)に登録する見込みである。契約最終年で飛躍を期していたオースティンにとって、今回の長期離脱は非常に痛い結果となった。