米国株式市場は6月15日(月)に大幅な上昇を示し、主要指数の全てが前日比でプラスで終えた。ダウ工業株30種平均は468.77ポイント(0.92%)上昇の51,671.03ドル、S&P500指数は1.65%上昇の7,554.29ドル、ナスダック総合指数は3.07%上昇の26,683.
イラン合意で原油価格が下落しつつも、復旧までには数ヶ月を要する
Wood MackenzieのAlan Gelder氏によれば、サウジアラビアやUAEなど、代替ルートを持つ国は比較的早く生産を再開できる一方、イラクなどは生産設備の復旧が遅れる見通しだ。さらに、ストレート・オブ・ホルムズの安全性に対する不安が完全に払拭されるまで、タンカーの積み込み作業は慎重に進められることになる。Columbia大学のDaniel Sternoff氏は「開放されたとしても、トラップされた原油の排出速度は不明だ。安定した ceasefire が30日や60日で終わる可能性がある」と警告している。この不確実性が、原油価格の完全な下落を妨げている要因の一つとなっている。
SpaceXのIPOが指数組み入れを後押し、ゴールドマン・サックスが恩恵を受ける
ドアダッシュが1年以上ぶりの大幅上昇、中東紛争解決の恩恵を受ける
“We think the potential of a more severe gas price impact has been a modest sector overhang, however, we think DoorDash (-15% since 2/27), has had the largest margin overhang in the group, and is best positioned to benefit from ME conflict resolution. Reiterate Buy.”
ゴールドの修正は一時的な調整と見るバークレイズ、長期的な上昇基調は変わらない
ゴールド価格は6月15日(月)に一時的に上昇し、一時は4,390.8ドルまで高騰した。これは6月5日以来の高値であり、バークレイズはこの動きを「一時的な調整」と位置づけている。同行はゴールドの公正価値を4,150ドルと見積もり、「ドル高や株式市場の強さ、そして過剰なポジションが一時的な修正を引き起こした」と説明している。しかし、長期的にはインフレの継続、政策の不確実性、そして予備資産の多様化という要因がゴールドの支持要因として残ると指摘している。バークレイズは「中東の地政学的ストレスが安定化すれば、ゴールドの安全資産としての役割が再び強まる」との見方を示している。
— バークレイズ分析
次なる焦点:原油価格の完全復旧までの道のりとSpaceXの指数組み入れ影響
今後30日間の市場動向を読む上で重要なポイントは以下の3つだ:
- 原油価格の安定化:ストレート・オブ・ホルムズの安全性が確認され、タンカーの通航が完全に再開されるまで、価格の揺れが続くと予想される。
- SpaceXの指数組み入れ:6月26日のRussell指数組み入れを皮切りに、MSCIやNasdaq-100の組み入れが追随することで、関連銘柄の上昇圧力が強まる可能性がある。
- ゴールドの安全資産としての役割:中東情勢の安定化により、ゴールドの需要が再び高まる可能性があり、価格の回復が見込まれる。
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