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2026-03-17 01:30:00
- 「情熱を持ち、学び続ける人は、AIによって仕事を失う可能性が最も低い」と、ビル・ガーリーは語っている。
- そのリスクが最も高いのは、「仕事に目的を持たず、ただ漫然と働いている人」で、そうした人は、「大きな変化の影響を受けやすい」という
- AIをうまく活用して自分の能力を高めれば、「真っ先に手放したい人ではなく、最後まで残したい人になれる」と彼は強調している。
「情熱こそが、AIに仕事を奪われない最善の防御策」だと、著名なベンチャーキャピタリストのビル・ガーリー(Bill Gurley)は話している。
「最もリスクが高いのは、ただ漫然とその仕事にとどまっていて、自分がなぜその仕事をしているのか、どのような目標があるのかを本気で考えていない人々だ」と、ガーリーはポッドキャスト「オン・ウィズ・カラ・スウィッシャー(On with Kara Swisher)」の最新回で語った。
さらにガーリーは次のように付け加えた。
「流れに乗って大学に進学して、安定した仕事を追い求め、その結果として自分が本当に好きとは言えない業界で、部品や歯車のようになり働いている人が多い。そのような人々は、業界の大きな変化によって、仕事の内容が変わることで立場を失う可能性が高いと私は考えている」
多くの著名な企業は、AIの進歩を受けて、採用のペースを落としたり、人員削減に踏み切ったりしている。これは、より低コストで生産性の高いデジタル労働者が人間に取って代わることを想定した動きだと考えられる。
メタ(Meta)、マイクロソフト(Microsoft)、アマゾン(Amazon)、アルファベット(Alphabet)といったテック企業の大手も、AIのインフラ整備に数千億ドル(数十兆円)規模の資金を投じている。その結果、将来的に多くの仕事が失われるのではないかという懸念が広がっている。
ガーリーは、ベンチャーキャピタルのベンチマーク(Benchmark)のゼネラルパートナーだ。これまでに、ウーバー(Uber)、ネクストドア(Nextdoor)、オープンテーブル(OpenTable)、ジロー(Zillow)といった企業にいち早く投資し、成功を収めたことで知られている。
ガーリーは最近、著書『Runnin’ Down a Dream: How to Thrive in a Career You Actually Love(夢を追いかける:本当に好きな仕事でキャリアを築く方法)』を出版した。
経験豊富な投資家であるガーリーは、ポッドキャストの中で、「若い人々は自分が楽しめて、本当に大切だと思える仕事を選ぶべきだ」と語った。バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)も、「仕事に行くのが楽しくて仕方がない」と語ってきたことで知られており、以前からガーリーと似たようなアドバイスをしている。
「自分が本当に好きな仕事をしている人にとって、腕を磨くことは負担ではない」と、ガーリーは語り、「人は自分の仕事に強い情熱を持っていれば、無理に時間を作らなくても、自分を奮い立たせなくても、自然と学び続けるものだ。学び、成長していくこと自体にやりがいを感じ、活力が湧いてくるからだ」とその理由を説明した。
「そのような人は、ほとんどの業界で他の人よりも有利な立場に立つことができるだろう。なぜなら、常に学び続けているからだ」
若い人々が身につけるべき重要なことの一つは、AIをうまく活用して自分の取り組みを強化する方法を学ぶことだとガーリーは語った。
「自分の職場で、最もAIに精通した人になることで、あなたは真っ先に手放したい人ではなく、最後まで残したい人になるだろう」
ガーリーは、AIを「ジェット燃料」にたとえ、働く人の能力を大きく引き上げる存在だと説明した。いまやビジネスパーソンはこれまで以上に速く、しかも深く学ぶことができる環境にあるとガーリーは指摘し、そのため学ぶ対象をAIに絞ることによって「成功する可能性はさらに高まっていく」と付け加えている。
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