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2026-02-02 01:30:00
- グーグルによると、モバイル検索での「AIによる概要」に、ユーザーは追加の質問を行うことができるようになった。
- この機能は、検索をAI化したバージョン「AIモード」から取り入れられたものだ。
- これはグーグルが中心的なサービスであるウェブ検索を改良し、検索の方法を変えようとする最新の取り組みだ。
グーグル(Google)検索は、AI(人工知能)を活用した新しい形に変化し続けている。
グーグルは、2026年1月27日から、スマホでグーグルの「AIによる概要(AI Overviews)」に質問を追加できる機能が利用可能になったと発表した。その追加質問を行うと、検索結果に表示された「AIによる概要」から、検索ページの別タブにある「AIモード(AI Mode)」に自動的に移行し、AIと会話形式でやり取りできるようになる。
グーグルの「AIによる概要」は、2024年に始まった当初はうまく動かない部分もあったが、その後、徐々に検索に欠かせない機能になってきている。
これまでは、ユーザーがグーグルのAIと会話するためには、AIモードに直接アクセスするか、チャットボットのGeminiを使う必要があった。しかしこれからは、スマホで「質問する(Ask anything)」と書かれたボックスに文字を入力すれば、さらに質問を続けながらAIとやり取りできようになる。
この機能、つまり「AIによる概要」への追加質問でそのまま AI モードで会話形式の検索ができる仕組みを統合することで、グーグルは自社のAIサービスの境界をさらにあいまいにし、検索をより対話的に使えるものにしようとしている。
「テストでは、人々は自然に会話に移る体験を好むことが分かった。また、最初の検索結果の内容をそのまま使って追加の質問ができることで、検索がより使えるものになる」と、グーグル検索(Google Search)のプロダクト担当のバイスプレジデント、ロビー・スタイン(Robby Stein)は話した。
少ないクリックで情報を得る
非営利団体のフェアリー・トレインドAI(Fairly Trained AI)のエド・ニュートン-レックス(Ed Newton-Rex)CEOは、スタインがテスト開始を発表した2025年12月のXの投稿を批判し、次のように書いた。
「ユーザーは、わざわざグーグルが情報を集めた元のウェブサイトにアクセスしなくても済む」
グーグルのAIによる検索の変化は、一部のパブリッシャーを苛立たせ、混乱させている。というのも、ユーザーに直接答えを提供すると、ウェブサイトに表示されたリンク先をクリックして内容を確認する必要がなくなることが多いからだ。
AI検索の改善によってユーザーがより「質の高いクリック」をするようになっているとグーグルは主張している。
クリックの質の違いは重要だ。グーグル検索の責任者、エリザベス・リード(Elizabeth Reid)によると、「より質の高いクリック」とは、ユーザーが欲しい情報のページにすぐにたどり着き、すぐにページを閉じないクリックを指す。グーグルは、AI検索の変化によってユーザーの行動が変わり、一部のサイトではアクセスが減る場合もあるとしている。
グーグルの最新のアップデートはこの懸念を解消しない。それは、AIモード、AIによる概要、Geminiのチャットの違いが以前より分かりにくくなる方向にグーグルが進んでいることを示唆している。
グーグルのAIモード担当プロダクトマネージャー、ベンジャミン・カウフマン(Benjamin Kaufman)は、2025年にそうした方向性をほのめかしている。カウフマンは、グーグルの複数の検索モードを批判するXのコメントに返答した。
「はい、できるだけ早く、こうした区別が徐々に気にならなくなり、ユーザーがただ何でもグーグルに尋ねるだけで必要な情報を得られるようになることを願っている」と彼は書いた。
グーグルは、AIモードを以前からユーザーに使わせようと促してきたが、今回のアップデートによって、より多くの人がそれを使うようになるかもしれない。また、グーグルは1月27日、最新のAIモデルであるGemini 3を世界中のAIによる概要のデフォルトモデルとして設定することを発表した。
グーグルは競合他社と比べて大きな優位性があり、毎日、世界中の人々がグーグルで検索バーに入力して情報を探す回数は何十億回にも上っている。これに加えて、最新のAIモデルであるGemini 3の成功もあり、グーグルはここ1年で業績を大きく回復し、1月初めには、時価総額が4兆ドル(約612兆円)を突破した。
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