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衛星写真で見るインド洋上のアメリカ軍基地…トランプ大統領がグリーンランドを領有する理由にした島とは | Business Insider Japan

ディエゴガルシア島に爆撃機や航空機が集結している様子を捉えた2025年の衛星画像。プラネット ラボ PBC戦略的な軍事基地が置かれているディエゴガルシア島を手放すという決断を下したイギリスに対し、トランプ大統領は「米軍の運用に影響を及ぼしかねない」と批判している。インド洋に位置するディエゴガルシア島は、中東、インド太平洋、アフリカにわたる米軍の作戦行動において、極めて重要な拠点となってきた。この基地に米軍機が集結している様子が、衛星画像によって確認されている。「極めて愚かな行為だ」ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、戦略的な軍事基地が置かれている島を手放すというイギリスの決定を、こう批判した。インド洋のチャゴス諸島のディエゴガルシア島にある軍事基地は、インド太平洋、中東、そしてアフリカにおけるアメリカ及び同盟国の戦略的要衝だ。イギリスがこの諸島の主権移譲に動く中、同基地はその戦略的重要性ゆえに、政治的・外交的な火種となっている。「我々が手に入れなければならない」トランプ大統領はなぜそんなにグリーンランドが欲しいのか | Business Insider Japanディエゴガルシア島は戦略的な場所に位置し、長距離爆撃機や海軍の展開をはじめとする米軍の作戦にとって、長年にわたって極めて価値のある存在となってきた。その重要性は、米軍の爆撃機が同基地を拠点に運用されている様子を捉えた2025年の衛星画像によって、改めて浮き彫りとなった。トランプ大統領はディエゴガルシア島についてどう語っているかディエゴガルシアに展開する駆逐艦を捉えた2025年の衛星画像。プラネット ラボ PBCイギリスは1960年代後半から1970年代初頭にかけて、ディエゴガルシア島の住民を強制的に退去させ、同島に米英の軍事施設を設置した。7年前の2019年、国際司法裁判所(ICJ)は、この強制退去が違法であったとの判断を示し、イギリスに対してチャゴス諸島の統治権を放棄すべきだと勧告した。そして、イギリスは2025年5月、チャゴス諸島の引き渡しを要求していたモーリシャス政府に対し、主権を移譲することで合意した。ただし、ディエゴガルシア島については、更新可能な99年の賃借契約の下で、引き続きイギリスの管理下に置かれる。この取り決めにより、イギリスは年間約1億3600万ドル(約216億円)の費用を負担すると見込まれている。ディエゴガルシアに展開するB2スピリット爆撃機とKC135ストラトタンカー空中給油機。米空軍の写真提供:Tech.軍曹アンソニー・ヘトラージュ当時、トランプ大統領はこの合意について、「ディエゴガルシア島にある米英共同軍事施設の長期的かつ安定的で、効果的な運用を確保するものであり、画期的な成果だ」と称賛した。しかし、この評価は一変した。トランプ大統領は、2026年1月20日に自身のSNS「Truth Social」への投稿で次のように述べた。「驚くべきことに、我が国の『優秀な』NATO(北大西洋条約機構)同盟国であるイギリスは現在、極めて重要な米軍基地のあるディエゴガルシア島を、何ら正当な理由もなくモーリシャスに譲り渡そうとしている」さらに、ロシアと中国が「この完全なる弱腰対応に気付いたことは疑いようがない」と続けた。また、イギリスが「極めて重要な土地を手放すことは、最大級の愚行」であり、この動きは「国家安全保障上、グリーンランドを獲得しなければならないさまざまな理由のひとつに加わった」と強調した。最近のトランプ大統領は、グリーンランドの統治権確保に強い関心を示しており、自らが提唱する次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」の構築などのために同地が不可欠であると主張している。イギリス首相官邸はBBCの取材に対し、「大統領は昨年、本合意の有効性を明確に認めていた」と述べ、ファイブ・アイズ(機密情報を共有するアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)の各国情報機関も主権移譲を承認していたと付け加えた。しかし、トランプ大統領は1月20日にホワイトハウスで、この合意は当初の形から変わってしまったと述べ、「イギリスは島を保持し続けるべきだ」と語った。次ページなぜディエゴガルシア島に米軍基地があるのか #衛星写真で見るインド洋上のアメリカ軍基地トランプ大統領がグリーンランドを領有する理由にした島とは #Business #Insider #Japan

衛星写真で見るインド洋上のアメリカ軍基地…トランプ大統領がグリーンランドを領有する理由にした島とは | Business Insider Japan

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2026-01-25 21:00:00

ディエゴガルシア島に爆撃機や航空機が集結している様子を捉えた2025年の衛星画像。
プラネット ラボ PBC
  • 戦略的な軍事基地が置かれているディエゴガルシア島を手放すという決断を下したイギリスに対し、トランプ大統領は「米軍の運用に影響を及ぼしかねない」と批判している。
  • インド洋に位置するディエゴガルシア島は、中東、インド太平洋、アフリカにわたる米軍の作戦行動において、極めて重要な拠点となってきた。
  • この基地に米軍機が集結している様子が、衛星画像によって確認されている。

「極めて愚かな行為だ」

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、戦略的な軍事基地が置かれている島を手放すというイギリスの決定を、こう批判した。

インド洋のチャゴス諸島ディエゴガルシア島にある軍事基地は、インド太平洋、中東、そしてアフリカにおけるアメリカ及び同盟国の戦略的要衝だ。イギリスがこの諸島の主権移譲に動く中、同基地はその戦略的重要性ゆえに、政治的・外交的な火種となっている。

「我々が手に入れなければならない」トランプ大統領はなぜそんなにグリーンランドが欲しいのか | Business Insider Japan

「我々が手に入れなければならない」トランプ大統領はなぜそんなにグリーンランドが欲しいのか | Business Insider Japan

ディエゴガルシア島は戦略的な場所に位置し、長距離爆撃機や海軍の展開をはじめとする米軍の作戦にとって、長年にわたって極めて価値のある存在となってきた。その重要性は、米軍の爆撃機が同基地を拠点に運用されている様子を捉えた2025年の衛星画像によって、改めて浮き彫りとなった。

トランプ大統領はディエゴガルシア島についてどう語っているか

ディエゴガルシアに展開する駆逐艦を捉えた2025年の衛星画像。
ディエゴガルシアに展開する駆逐艦を捉えた2025年の衛星画像。
プラネット ラボ PBC

イギリスは1960年代後半から1970年代初頭にかけて、ディエゴガルシア島の住民を強制的に退去させ、同島に米英の軍事施設を設置した。7年前の2019年、国際司法裁判所(ICJ)は、この強制退去が違法であったとの判断を示し、イギリスに対してチャゴス諸島の統治権を放棄すべきだと勧告した。

そして、イギリスは2025年5月、チャゴス諸島の引き渡しを要求していたモーリシャス政府に対し、主権を移譲することで合意した。ただし、ディエゴガルシア島については、更新可能な99年の賃借契約の下で、引き続きイギリスの管理下に置かれる。この取り決めにより、イギリスは年間約1億3600万ドル(約216億円)の費用を負担すると見込まれている。

ディエゴガルシアに展開するB2スピリット爆撃機とKC135ストラトタンカー空中給油機。
ディエゴガルシアに展開するB2スピリット爆撃機とKC135ストラトタンカー空中給油機。
米空軍の写真提供:Tech.軍曹アンソニー・ヘトラージュ

当時、トランプ大統領はこの合意について、「ディエゴガルシア島にある米英共同軍事施設の長期的かつ安定的で、効果的な運用を確保するものであり、画期的な成果だ」と称賛した。

しかし、この評価は一変した。トランプ大統領は、2026年1月20日に自身のSNS「Truth Social」への投稿で次のように述べた。

「驚くべきことに、我が国の『優秀な』NATO(北大西洋条約機構)同盟国であるイギリスは現在、極めて重要な米軍基地のあるディエゴガルシア島を、何ら正当な理由もなくモーリシャスに譲り渡そうとしている」

さらに、ロシアと中国が「この完全なる弱腰対応に気付いたことは疑いようがない」と続けた。

また、イギリスが「極めて重要な土地を手放すことは、最大級の愚行」であり、この動きは「国家安全保障上、グリーンランドを獲得しなければならないさまざまな理由のひとつに加わった」と強調した。

最近のトランプ大統領は、グリーンランドの統治権確保に強い関心を示しており、自らが提唱する次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」の構築などのために同地が不可欠であると主張している。

イギリス首相官邸はBBCの取材に対し、「大統領は昨年、本合意の有効性を明確に認めていた」と述べ、ファイブ・アイズ(機密情報を共有するアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)の各国情報機関も主権移譲を承認していたと付け加えた。

しかし、トランプ大統領は1月20日にホワイトハウスで、この合意は当初の形から変わってしまったと述べ、「イギリスは島を保持し続けるべきだ」と語った。

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なぜディエゴガルシア島に米軍基地があるのか

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執筆者について: nipponese

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