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2026-01-16 08:30:00
- 全米規模の現金住宅購入ブランド「ウィ・バイ・アグリー・ホーム」を運営するホーム・べスターズ社は毎年、「最も醜い家コンテスト」を開催している。
- このコンテストでは、全米の「ウィ・バイ・アグリー・ホーム」フランチャイズ店オーナーによる、劇的な住宅リフォームが披露される。
- 今年の優勝は、かつては煙で汚れた壁と天井の穴が目立っていた、アイダホ州・ボイシにあるバンガローだ。
家にはさまざまな形や大きさがあり、率直に言って醜い家もある。
ボイシのサンセット地区サンセットアベニューにある、寝室4部屋とバスルーム2部屋の住宅は、10万ドル(約1500万円、1ドル=150円換算:以下同)以上の改修工事を受ける前、荒廃していてまったくひどい状態だった。
1940年代に建てられ、約9000平方フィート(約836平方メートル)の敷地に建つこの家は、木材が腐食し、私道はひび割れ、内装のペンキは剥がれて汚れており、床は土で汚れていた。さらにカビた食べ物と犬の臭いが漂っていた。この物件は景観を損ねるほどひどい状態だったため、ホーム・ベスターズ(HomeVestors)の「2025年最も醜い家コンテスト(2025 Ugliest House of the Year contest)」で優勝した。
全米規模の現金住宅購入ブランド「ウィ・バイ・アグリー・ホーム(We Buy Ugly Houses)」を展開するホーム・べスターズは毎年、「今年最も醜い家(Ugliest House of the Year)」コンテストを開催し、全米各地で独立経営されているフランチャイズ店舗による劇的な住宅リフォームを披露している。今年は、ボイシのフランチャイズオーナーであるタニス・マイヤーズとポール・マイヤーズ夫妻が、20件の応募作品の中から優勝した。
結婚25年目のマイヤーズ夫妻は、 20年以上にわたり不動産投資を行ってきた。2018年にはホーム・べスターズに加わり、リノベーションと転売事業を拡大。これまでのキャリアで、500軒以上の住宅を共同で転売してきた。
「私たちは今の仕事が大好きだ」と、53歳のタニスはBusiness Insiderに語った。「私は企業向け技術営業に従事し、過去10年間はマイクロソフトに勤めていた。マネジメントチームのところへ行き、『もうこれ以上やりたくない』と言えたことは、私にとって大きな力になった」
マイヤーズ夫妻は、サンセット通りの家を全面的に改装した。屋根、窓、電気・空調システム、配管を交換した。さらに、壁板や床の修復、私道の舗装も施した。また、前の所有者が残していた車椅子用スロープも撤去し、地元の家族に寄付することができた。
最終的に、この家は2025年7月に62万4000ドル(約9360万円)で売りに出され、その後すぐに売却された。彼らの功績を称え、ホーム・べスターズのコンテストを通じて、地元のハビタット・フォー・ヒューマニティ(Habitat for Humanity:低所得者向け住宅をボランティアと共に建てる国際NPO)に2万ドル(約300万円)の寄付も行われた。
「一軒の家を通じて、様々な形で恩返しができることを本当に誇りに思う」とタニスは語った。「元の所有者はより健康的な生活環境へ移ることができ、新しい家族が入居して、彼らは真新しい思い出を新たに築き始めることができた」
家のビフォー・アフター写真を見てみよう。
家は大規模な修繕が必要だった

外壁には水染みが広がり、歩道と車椅子用スロープは落ち葉やごみが散乱していた。
マイヤーズ夫妻はスロープを撤去し、ボイシ地区の家族に寄付した。その家族は、二分脊椎(脊椎の病気)を患い車椅子を使う9歳の娘のために、スロープを必要としていた。その後、スロープは家族の家に合わせて特注で設置された。
内部も状況は変わらず、天井にはペンキの染みや穴があった

タニスによると、前の所有者は数十年にわたりそこに住んでいたという。年月が経つにつれ、健康問題が重なり、家は劣化していった。それでもマイヤーズ夫妻は、家の骨組みはしっかりしていると感じていた。
「家自体は40年代のクールな住宅だ」と51歳のポールはBusiness Insiderに語った。「家は生き返るのを待ち望んでいた。しっかりとした基礎を持つ非常に頑丈な家で、長年耐え抜いてきており、さらに耐え抜く準備ができていた」
キッチンには時代遅れの家電が並び、雑然としていた

マイヤーズ夫妻は、家の中で最も改修が必要な場所として、キッチンと主寝室のどちらを選ぶかは悩ましかったと語った。
「食べかけの食品がたくさんあった。ネズミの糞やハエがそこら中に存在していた」とポールは語った。
壁は煙で汚れ、悪臭が漂っていた

前の家の所有者は喫煙者で、長年の喫煙により壁にはニコチンやタールの残留物がこびりついていた。臭いを除去するには多大な労力を要した。
「この家では、床と壁板のほとんどを剥がすことになった。そこまで剥がすと、臭いはほとんど残らなくなる」とポールは言った。
バスルームは完全に取り壊した

夫妻は、根本的な構造上および配管上の問題を解決するまで、バスルームの外観の改修に着手できなかった。
「見た目を良くする前に、残念ながら見た目を悪くせざるを得ないこともある。配管や空調設備などに手を入れる必要があり、全てが正しく行われているか確認する必要があるからだ」とポールは説明する。「その後でようやく、元通りに組み立て始められる」
家の他の部分と同様、寝室も壁にシミができていた

ポールは、寝室が家の中で最もひどい状態だったと語った。改修前は床がゴミで覆われており、部屋の中を自由に移動することがほぼ不可能だった。
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