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2025-12-15 10:00:00
- 年に1度、3日間の「サイレント・リトリート」が、ノア・グリーンバーグにとって、より良いワークライフバランスを実現する助けとなっている。
- 彼はこの期間中、スマートフォンの電源を切り、新年に向けて私生活や仕事上の目標に取り組む時間に充てる。
- リトリートに持参するのは日記帳、着心地のよい服、ランニングシューズぐらいだ。
この記事は、ニューヨークを拠点とするメディア企業Stackerの共同創業者兼CEOであるノア・グリーンバーグ(Noah Greenberg)氏(42)とのインタビューに基づいている。文章は長さとわかりやすさを考慮して編集している。
クリスマスと年始の間に、私は毎年恒例にしている3日間の「サイレント・リトリート」に出かける。ノートパソコンは置いていき、スマートフォンの電源を切り、日記帳だけを持参する。現地では時計をカバーして、考えるための時間を自分に与える。
この恒例行事を始めたのは2020年のことだ。当時は在宅勤務をしており、ベッドの中でパソコンを開いたままそこで1日を過ごすというループに陥っていて、そこから抜け出せないと感じていた。
初めてのリトリートを行い、個人的にも仕事面でも大きな効果があったため、その後も続けることにした。5年が経った今、私はいくつかの気づきを得た。そして、このリトリートは、ほとんど準備をしない方がうまくいくということも分かった。
クリスマスと年始の間にAirbnbを3日間予約
私は正式なサイレント・リトリートに参加しようかと考えたこともあったが、1週間まるまる連絡を絶つのはやりすぎに感じられた。それに、誰かが企画したリトリートに参加する必要はなく、自分で計画すればよいと気づき、思い切って実行することにした。
最初の2回はカリフォルニアで休暇を過ごしていたため、北カリフォルニア郊外のAirbnbを予約した。その後はニューヨーク州北部で行っている。
クリスマスと年始の間は、私が運営するメディア企業Stackerの業務も比較的落ち着いており、完全に離れて過ごしてもさほど心配する必要がない。初めてAirbnbに到着してスマートフォンの電源を切り、週末の間ずっとオフだと思うとすばらしい気分になった。
自分の思考と向き合うのは居心地が悪いこともあるが、まさにそこに価値がある
私はサイレント・リトリートに、日記帳、快適な服、ランニングシューズ、そして雪のある場所では防水仕様のハイキング用装備を持参する。食料は途中で買い揃え、現地で買いに出る必要がないようにする。パソコンや書籍、ポッドキャストなど、思考の妨げになるものは一切持っていかない。
時計はポストイットで覆い、滞在中は時間を確認できないようにする。時間の概念がない状態で過ごすのはとても興味深いと感じる。滞在中は、時間がわからなくても普段よりずっと早くベッドに入ることが多く、たいていは日没後すぐに就寝している。
滞在中は、ソファに座って日記を書いていることが多いが、体を動かすためにハイキングに出かけることもある。1日に2回は外に出るようにしている。
自宅にいるときは、イヤホンなしで思考の赴くままに1時間歩くことなどまずないが、リトリートに来たら、「エアビーアンドビーを予約し、車を借りて州北部まで来たのだから、この3日間はやり遂げる」と自分に言い聞かせている。
準備しすぎると台無しになることも
初めてのリトリートではまったく準備をしていなかったが、その後は前の週に1時間ほど日記を書き、仕事や私生活で気になっていることをリストアップして臨むようにしている。ただし、事前に準備しすぎてしまうと、解決すべき事柄に気を取られてしまい、リトリート自体が非生産的でプレッシャーの多いものになってしまう。
初日の夜に、日記に思いのたけを書き込むことは、その後の2〜3日をどう過ごすべきかが見えてくるという点でとても重要だ。
滞在中は、スマートフォンの電源を切ることを周囲に知らせておく。私は週末を利用して日程を組むことが多く、仕事から離れるのは1〜2日程度で済む。もしあなたがCEOで、あなたが3日間いなければ仕事が回らないとしたら、あなたの会社は深刻な問題があるということになるだろう。
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