李在明(イ・ジェミョン)大統領は9日閣議で最近の司法改革を巡る対立に触れ、「改革の過程で衝突と抵抗は避けられない」と強調した。大統領は「これを乗り越えてこそ変化がある。それが改革だと思う」と述べ、改革作業の本質は痛みを伴う変化であると改めて強調した。
李在明大統領 / ニュース1
聯合ニュースによると、李大統領は龍山大統領府で開かれた会議の冒頭の挨拶で、「改革という言葉の本来の意味は『皮を剥ぐ』という意味で、それだけ痛いという意味だ」と説明した。この発言は、与党が打ち出した司法改革案を巡り政界で批判と論議が高まる中での発言であり、注目を集めている。改革の過程で耐えなければならない矛盾が全体の方向性の後退につながるべきではないという認識が根底にあると解釈される。
李大統領は「変化によって得をする人もいるし、損をする人もいる。当然、損をする人は負けたくない」と声を張り上げ、「抵抗や衝突のない改革は改革ではない。それが達成できないならどうするのか」と語った。首相は「立法過程の違いは国民の常識と原則に基づき主権者の意思を尊重することで合理的に対応できる」と強調した。
続けて、「国会と政府は皆、国民の幸福と発展を目指すパートナーである」とし、「この国は一部の権力者のものではなく、国民のものであることを忘れてはいけない」と述べた。立法過程で利益相反や対立が生じた場合でも「国民の総意に従って必要なことは行わなければならない」と命じた。
一方、大統領は2日後に始まる大規模な政府事業報告スケジュールにも言及した。同氏は「明後日から300近くの省庁と関連公共機関を対象に業務報告が行われる」とし、「国家正常化を加速させ、大韓民国の大転換を一歩でも加速させなければならない」と述べた。各省庁は「大統領に報告するのではなく、政務の青写真を全国民に透明に示すという考え方を確立する」よう求められた。
また、来年の国政の方向性について「来年は重点6分野の改革をはじめ、国政の成果が国民生活に実感できる、国の大きな飛躍の出発点となるべきだ」と強調した。
李大統領はまた、来年度予算の国会処理にも言及し、「スムーズに処理できなかったかもしれないが、適時に処理してくれたことに改めて感謝する」と述べた。その上で「与野党のすべての意見が一致するわけではないが、国民生活や国益に役立つ問題については党派を超えて協力していきたい」と述べた。
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