「大阪・関西万博」の大屋根リング(2025年6月末頃/写真提供:Lmaga.jp)
大阪・関西万博閉幕後の未来を語るプログラム「共鳴と森~突き抜けた塔(1970年)から開幕の空(2025年)まで~」が10月8日に開催される。番組には大屋根リングを設計・監修した藤本壮介さんら万博関係者が出演し、これまでを振り返った。
万博の閉幕日が10月13日に近づくにつれ、各パビリオンの今後について万博ファンの間で関心が高まっている。
大阪・関西万博で花火を待つ人々(10月11日午後6時30分/Lmaga.jp提供)
中でも万博のシンボル「ビッグ・ルーフ・リング」は注目を集めているようで、2025年大阪万博のイタリア事務局長であるマリオ・ヴァッターニ大使やサウジアラビア王国パビリオンのメディアディレクターであるモハメド・アル・ダホライ氏もプログラムに登壇し、「ビッグ・ルーフ・リングは残してほしい。来場者のほとんどはそうではないはずだ」と熱く語った。 私だけがそれを望んでいます。」
2025年大阪万博イタリア総局長マリオ・ヴァッターニ大使がミラノ万博について語る(10月8日/2025年大阪・関西万博)
大屋根リングの監修・設計だけでなく、会場のデザインも手掛けた藤本氏は、当初の批判に対して「怒りながらも…」と振り返り、「正直、どう受け止められるか少し怖かったです」と話し、開演と同時に観客が殺到し、会場を埋め尽くした皆さん楽しそうな様子が一番感動した。
藤本氏が明かす「ビッグルーフリング」のデザイン意図(10月8日/大阪・関西万博)
テーマプロジェクトプロデューサーの宮田裕章氏は「開演前は『リング』がこんなにすごいとは思っていませんでした(笑)」と当時の反響を語る。この感動を伝える写真はなかなかありません。それは実際にその場に行って、雰囲気も含めてすべてを体験して初めて理解できるものです。ソーシャルメディアの時代において、これは驚くべきことです。」
歩いてみないとわからない大屋根リングの雄大さ(2025年10月/Photo by Lmaga.jp)
藤本さんは「リングの上は丸いので、どこにも行かない。なぜかみんな楽しそうにその周りを歩いている。それを見てびっくりした」と話し、宮田さんも「目的地から遠い。Googleの時代は最短距離を歩かなければいけないが、楽しい」と大屋根のリングの魅力を分析した。
取材・文/土田史郎 撮影/Lmaga.jp編集部
2025-10-11 23:00:00
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