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ハワイ育ちの私は、ハワイ移住を勧めない。それでも移住したい人が知っておくべき13のポイント | Business Insider Japan

ハワイで生まれ育った者として、ここに移住するのはあまり良い考えではないと思っている。アシュリー・プロブスト私は、人々が生活することを夢見る熱帯の保養地、ハワイで生まれ育った。ハワイへの移住は費用がかかり、住居の確保や荷物の配送のほか、様々な対応が必要になる。ここに移住する人々は、意図せず地元コミュニティの文化的、経済的問題を悪化させる可能性がある。ハワイで生まれ育った筆者が明かす、島暮らしの良いところと悪いところ | Business Insider Japanハワイで生まれ育った住民に「移住希望者への助言は?」と尋ねると、大半が「やめておけ」と答えるだろう。ハワイの先住民を故郷から追い出す要因となっており、高すぎることで知られる生活費から、海を越えた移住に伴う荷物の移動費用まで、ハワイ移住を決断する前に考慮すべきことは多くある。熱帯の楽園での生活は多くの人々の夢だが、そういった人が実際にアロハ州(Aloha State:ハワイ州のこと)に移住すると、移住に伴って生じる様々なことに驚くかもしれない。ハワイ諸島への移住を試みる前に知っておくべきことを、いくつか紹介しよう。1. 手ごろな価格の家探しは、地元の人も、移住者も難しい課題だ筆者が幼少期を過ごした家の裏庭(2023年8月の森林火災、「ラハイナ火災」以前の様子)。ハワイの高額な家賃の負担軽減のため、家族と同居した場所である。アシュリー・プロブスト高額な住宅費用は長年にわたり、ハワイの先住民や地元住民を故郷から追い出す要因の一つとなってきた。これは、ハワイへの移住を検討する人にとっても、懸念すべき問題だろう。米国の不動産検索サイト「ジロウ(Zillow)」が収集したデータによると、ハワイの平均家賃は月額3000ドル(約45万円、1ドル=150円換算:以下同)を超え、全米平均より52%も高い。このため、多くの地元住民は家賃の負担を軽減するために、家族複数世代での同居を選択している。悲しいことに、2023年8月に発生したラハイナ火災により、この住宅危機はさらに悪化した。私と両親を含む何千人ものマウイ島住民が家を失い、避難を余儀なくされた。この災害により、私たちの多くは限られた賃貸物件の選択肢のなかで競争しなければならなくなった。価格はさらに高騰し、島を完全に離れるという苦渋の決断を迫られる人々も出ている。2. ハワイの住民の多くは、生計を立てるために仕事を掛け持ちしている私はハワイでの生活費を賄うため、フードデリバリーサービスの「ドアダッシュ(DoorDash)」や食料品配達サービスの「インスタカート(InstaCart)」の配達員、タロット占い師、販売員などをして、収入を得た。アシュリー・プロブストハワイ住民の大きな経済的負担となっているのは、住宅費だけではない。人口統計データのプラットフォームであるワールド・ポピュレーション・レビュー(World Population Review)の最近の分析によると、ハワイの生活費は全米平均のほぼ2倍で、最も高い。食料品、光熱費、ガソリン代などの必要な出費に加えて、天文学的に高い家賃を支払うために、多くの住民は仕事を掛け持ちせざるを得ない。収入を得るため、私はフリーランスライターとタロット占い師という2つの事業を営んでいる。また、ソーシャルメディアのコンテンツクリエイター、フードデリバリーの配達員、小売店の販売員、レストラン従業員など、様々な副業にも取り組んできた。多額の貯蓄があったとしても、ハワイへ移住する前に仕事を確保しておくことが極めて重要だ。生きていくには、安定した収入が不可欠なためだ。3. 引越し費用はもともと高額だが、ハワイ移住は追加費用が発生するハワイへ移住するには多くの荷物を輸送しなければならない。アシュリー・プロブスト引っ越しは、常に費用のかかる作業である。梱包材、引っ越し業者、U-Haul(引っ越し用トラックのレンタル会社)のレンタル、場合によっては保管場所の費用もかかる。さらに、多くの時間と労力も必要になる。しかし、ハワイへの引っ越しは、海を渡る荷物の移動のためにさらなる大きな出費が伴う。これには、島への航空券代(状況により複数回必要となる場合がある)や、輸送費用が含まれる。車両を輸送するだけでも 1500 ドル(約23万円)以上かかる場合があり(距離やサイズによる)、加えてその他の荷物を海上または航空で輸送すると、さらに費用がかさむことになる。4. 交通手段を考える必要があるハワイでは、全ての人にとって公共交通機関が理想的な選択肢というわけではない。アシュリー・プロブストハワイでは車なしで生活することも可能だが、特に中心部以外に住んでいる場合は不便かもしれない。主要な島にはバスがあるものの、あてにならない場合が多い。ライドシェアサービスは、オアフ島では比較的便利に利用できるが、他の島では法外な料金がかかったり、利用できない場合もある。自転車やスケートボード、その他の個人的な移動手段での通勤は、短距離であれば問題ないかもしれない。しかし、島の広さは多くの人が思うより大きく、これらの移動手段でどこへでも行けるわけではない。車を本土から輸送するか、到着後に購入しようと計画している場合、これらにかかる多額の費用を予算に含めておくことが重要だ。どちらの選択肢も高額であり、特に現地での車両購入は選択肢が限られ、価格も高くなる傾向がある。5. ペットを州内に持ち込むには、複雑な手続きが必要になる私たちの飼い犬ホクは、本土からハワイへ連れてくるために複雑な手続きを経なければならなかった。アシュリー・プロブストペットとともに突然飛行機に乗って、一緒に新たな島暮らしを始めることはできない。ハワイは狂犬病のない唯一の州であるため、島に新しい動物を連れてくる際には特別な予防措置が必要となる。この手続きは短くも簡単でもない。手続きではまず最初に、ペットが州内への持ち込みが許可されているかどうかを確認する必要がある。犬、猫、ウサギは一般的に許可されており、一部の鳥類や魚類も認められている。しかし、ヘビ、ヤドカリ、ハムスター、フェレットなど、多くの動物が禁止されている。次に飼い主は、ペットが厳格な持ち込み要件を満たしていることを保証するため、血液検査、狂犬病予防接種、マイクロチップなどに関する文書を全てそろえておかなければならない。この手続きは数カ月を要し、数百ドル(数万円)の費用がかかる。6. ハワイは輸入品に依存しており、食糧不足の懸念と食料品価格の高騰が生じているクラ・カントリー・ファームズ(Kula Country Farms)のような地元農場は、新鮮な有機農産物で地域社会を支えている。アシュリー・プロブストハワイの地元住民の最大の懸念の一つは食糧安全保障である。ハワイ州の食糧供給の約90%は本土からの輸入であり、輸送が止まれば、ハワイの住民は最大1週間分の食糧しか確保できないだろうと推定する人もいる。私たちの物資のほとんどは輸入品であるため、地元産の食料品の価格も非常に高いことで有名だ。買い物リストによっては、自宅で料理するよりも外食した方が安い場合もある。しかし、ホノルル以外の地域では飲食店の選択肢が限られており、食事のメニューがすぐに単調になってしまうかもしれない。地元住民の中には、シカやイノシシといった外来種の狩猟や、マンゴー、パパイヤ、バナナ、アボカドの自家栽培をして、これらの問題に対処する人もいる。もちろん、多くの人々はその収穫した富を近隣住民と分かち合っている。次のページ>>ハワイの言い伝えでは、ここに住むべきでない人は島から吐き出される #ハワイ育ちの私はハワイ移住を勧めないそれでも移住したい人が知っておくべき13のポイント #Business #Insider #Japan

ハワイ育ちの私は、ハワイ移住を勧めない。それでも移住したい人が知っておくべき13のポイント | Business Insider Japan

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2025-10-12 08:30:00

ハワイで生まれ育った者として、ここに移住するのはあまり良い考えではないと思っている。
アシュリー・プロブスト
  • 私は、人々が生活することを夢見る熱帯の保養地、ハワイで生まれ育った。
  • ハワイへの移住は費用がかかり、住居の確保や荷物の配送のほか、様々な対応が必要になる。
  • ここに移住する人々は、意図せず地元コミュニティの文化的、経済的問題を悪化させる可能性がある。
ハワイで生まれ育った筆者が明かす、島暮らしの良いところと悪いところ | Business Insider Japan

ハワイで生まれ育った筆者が明かす、島暮らしの良いところと悪いところ | Business Insider Japan

ハワイで生まれ育った住民に「移住希望者への助言は?」と尋ねると、大半が「やめておけ」と答えるだろう。

ハワイの先住民を故郷から追い出す要因となっており、高すぎることで知られる生活費から、海を越えた移住に伴う荷物の移動費用まで、ハワイ移住を決断する前に考慮すべきことは多くある。

熱帯の楽園での生活は多くの人々の夢だが、そういった人が実際にアロハ州(Aloha State:ハワイ州のこと)に移住すると、移住に伴って生じる様々なことに驚くかもしれない。

ハワイ諸島への移住を試みる前に知っておくべきことを、いくつか紹介しよう。

1. 手ごろな価格の家探しは、地元の人も、移住者も難しい課題だ

筆者が幼少期を過ごした家の裏庭(2023年8月の森林火災、「ラハイナ火災」以前の様子)。ハワイの高額な家賃の負担軽減のため、家族と同居した場所である。
筆者が幼少期を過ごした家の裏庭(2023年8月の森林火災、「ラハイナ火災」以前の様子)。ハワイの高額な家賃の負担軽減のため、家族と同居した場所である。
アシュリー・プロブスト

高額な住宅費用は長年にわたり、ハワイの先住民や地元住民を故郷から追い出す要因の一つとなってきた。

これは、ハワイへの移住を検討する人にとっても、懸念すべき問題だろう。

米国の不動産検索サイト「ジロウ(Zillow)」が収集したデータによると、ハワイの平均家賃は月額3000ドル(約45万円、1ドル=150円換算:以下同)を超え、全米平均より52%も高い。このため、多くの地元住民は家賃の負担を軽減するために、家族複数世代での同居を選択している。

悲しいことに、2023年8月に発生したラハイナ火災により、この住宅危機はさらに悪化した。私と両親を含む何千人ものマウイ島住民が家を失い、避難を余儀なくされた。

この災害により、私たちの多くは限られた賃貸物件の選択肢のなかで競争しなければならなくなった。価格はさらに高騰し、島を完全に離れるという苦渋の決断を迫られる人々も出ている。

2. ハワイの住民の多くは、生計を立てるために仕事を掛け持ちしている

私はハワイでの生活費を賄うため、フードデリバリーサービスの「ドアダッシュ(DoorDash)」や食料品配達サービスの「インスタカート(InstaCart)」の配達員、タロット占い師、販売員などをして、収入を得た。
私はハワイでの生活費を賄うため、フードデリバリーサービスの「ドアダッシュ(DoorDash)」や食料品配達サービスの「インスタカート(InstaCart)」の配達員、タロット占い師、販売員などをして、収入を得た。
アシュリー・プロブスト

ハワイ住民の大きな経済的負担となっているのは、住宅費だけではない。人口統計データのプラットフォームであるワールド・ポピュレーション・レビュー(World Population Review)の最近の分析によると、ハワイの生活費は全米平均のほぼ2倍で、最も高い。

食料品、光熱費、ガソリン代などの必要な出費に加えて、天文学的に高い家賃を支払うために、多くの住民は仕事を掛け持ちせざるを得ない。

収入を得るため、私はフリーランスライターとタロット占い師という2つの事業を営んでいる。また、ソーシャルメディアのコンテンツクリエイター、フードデリバリーの配達員、小売店の販売員、レストラン従業員など、様々な副業にも取り組んできた。

多額の貯蓄があったとしても、ハワイへ移住する前に仕事を確保しておくことが極めて重要だ。生きていくには、安定した収入が不可欠なためだ。

3. 引越し費用はもともと高額だが、ハワイ移住は追加費用が発生する

ハワイへ移住するには多くの荷物を輸送しなければならない。
ハワイへ移住するには多くの荷物を輸送しなければならない。
アシュリー・プロブスト

引っ越しは、常に費用のかかる作業である。梱包材、引っ越し業者、U-Haul(引っ越し用トラックのレンタル会社)のレンタル、場合によっては保管場所の費用もかかる。さらに、多くの時間と労力も必要になる。

しかし、ハワイへの引っ越しは、海を渡る荷物の移動のためにさらなる大きな出費が伴う。

これには、島への航空券代(状況により複数回必要となる場合がある)や、輸送費用が含まれる。

車両を輸送するだけでも 1500 ドル(約23万円)以上かかる場合があり(距離やサイズによる)、加えてその他の荷物を海上または航空で輸送すると、さらに費用がかさむことになる。

4. 交通手段を考える必要がある

ハワイでは、全ての人にとって公共交通機関が理想的な選択肢というわけではない。
ハワイでは、全ての人にとって公共交通機関が理想的な選択肢というわけではない。
アシュリー・プロブスト

ハワイでは車なしで生活することも可能だが、特に中心部以外に住んでいる場合は不便かもしれない。

主要な島にはバスがあるものの、あてにならない場合が多い。ライドシェアサービスは、オアフ島では比較的便利に利用できるが、他の島では法外な料金がかかったり、利用できない場合もある。

自転車やスケートボード、その他の個人的な移動手段での通勤は、短距離であれば問題ないかもしれない。しかし、島の広さは多くの人が思うより大きく、これらの移動手段でどこへでも行けるわけではない。

車を本土から輸送するか、到着後に購入しようと計画している場合、これらにかかる多額の費用を予算に含めておくことが重要だ。

どちらの選択肢も高額であり、特に現地での車両購入は選択肢が限られ、価格も高くなる傾向がある。

5. ペットを州内に持ち込むには、複雑な手続きが必要になる

私たちの飼い犬ホクは、本土からハワイへ連れてくるために複雑な手続きを経なければならなかった。
私たちの飼い犬ホクは、本土からハワイへ連れてくるために複雑な手続きを経なければならなかった。
アシュリー・プロブスト

ペットとともに突然飛行機に乗って、一緒に新たな島暮らしを始めることはできない。

ハワイは狂犬病のない唯一の州であるため、島に新しい動物を連れてくる際には特別な予防措置が必要となる。この手続きは短くも簡単でもない。

手続きではまず最初に、ペットが州内への持ち込みが許可されているかどうかを確認する必要がある。犬、猫、ウサギは一般的に許可されており、一部の鳥類や魚類も認められている。しかし、ヘビ、ヤドカリ、ハムスター、フェレットなど、多くの動物が禁止されている。

次に飼い主は、ペットが厳格な持ち込み要件を満たしていることを保証するため、血液検査、狂犬病予防接種、マイクロチップなどに関する文書を全てそろえておかなければならない。

この手続きは数カ月を要し、数百ドル(数万円)の費用がかかる。

6. ハワイは輸入品に依存しており、食糧不足の懸念と食料品価格の高騰が生じている

クラ・カントリー・ファームズ(Kula Country Farms)のような地元農場は、新鮮な有機農産物で地域社会を支えている。
クラ・カントリー・ファームズ(Kula Country Farms)のような地元農場は、新鮮な有機農産物で地域社会を支えている。
アシュリー・プロブスト

ハワイの地元住民の最大の懸念の一つは食糧安全保障である。

ハワイ州の食糧供給の約90%は本土からの輸入であり、輸送が止まれば、ハワイの住民は最大1週間分の食糧しか確保できないだろうと推定する人もいる。

私たちの物資のほとんどは輸入品であるため、地元産の食料品の価格も非常に高いことで有名だ。

買い物リストによっては、自宅で料理するよりも外食した方が安い場合もある。しかし、ホノルル以外の地域では飲食店の選択肢が限られており、食事のメニューがすぐに単調になってしまうかもしれない。

地元住民の中には、シカやイノシシといった外来種の狩猟や、マンゴー、パパイヤ、バナナ、アボカドの自家栽培をして、これらの問題に対処する人もいる。もちろん、多くの人々はその収穫した富を近隣住民と分かち合っている。

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ハワイの言い伝えでは、ここに住むべきでない人は島から吐き出される

#ハワイ育ちの私はハワイ移住を勧めないそれでも移住したい人が知っておくべき13のポイント #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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