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2025-10-11 08:30:00
- アイザック・フレンチ氏は、7棟のタイニーハウスからなる短期賃貸物件「タイニーホテル」を2021年に建設した。
- このビジネスは2022年1月のオープン以来、1年間で86万ドル(約1億2900万円)の予約収入を生み出してきた。
- フレンチ氏は直接予約を増やし、ソーシャルメディアでホテルの存在感を高めたことで、早々に成功を収めた。
本エッセイは、テキサス州ウェイコにあるライブ・オーク・レイク(Live Oak Lake)のオーナーであるアイザック・フレンチ氏(当時25歳)との会話にもとづいている。Business Insiderはライブ・オーク・レイクの収益、費用、評価額を書類で確認した。長さとわかりやすさの観点から編集を加えた(※本記事は、2023年2月7日に掲載された米Business Insier記事の翻訳です)。
25歳の私は、すでに起業家としていくつもの顔をもっている。
会計士、簿記係、アーティストとして働いたこともあるし、幼いころから家族の建設業にも携わってきた。
2022年、短期賃貸物件として「タイニーホテル」を建設し、開業した。7棟のタイニーハウスで構成されるホテルで、これまで86万ドル(約1億2900万円、1ドル=150円換算:以下同)の予約収入があった。

このアイデアを思いついたのは2021年3月で、当時の私は故郷であり今も暮らすテキサス州ウェイコでクラウドベースの会計ビジネスを運営していた。
建設業で経験を積んでいたので、このプロジェクトを実行できる自信があった。
「タイニーハウス」ホテルを建設するため、ウェイコで5エーカーの土地を購入
現金で13万8000ドル(約2070万円)の土地を買った。購入に貯金のほぼすべてを使い果たした。その後、プロジェクトの建設費用の査定を受け、資材費と人件費をまかなうために80%の建設ローンを申請した。

銀行は24歳の私にそれほどの大金を貸すことに乗り気ではなかった。そこで私は、父、2人の兄弟、義父と組んだうえで、自分が過半数の株式を保有する形にした。これによってプロジェクトの安定性と流動性が高まった。
パートナーシップの形をとったことで、家族の建設業の信用枠を部分的に利用することが可能になり、プロジェクトを完成させることができた。
建設の完了までに9カ月かかり、費用は250万ドル(約3億7500万円)だった。ライブ・オーク・レイク(Live Oak Lake)は2022年1月に開業した。このホテルで儲かることが証明できれば、はるかに高い価値で評価され、より高額なローンを組めることがわかっていた。オープンから4カ月後の2022年半ばに、ホテルは310万ドル(約4億6500万円)と評価された。
物件に対して80%の借り換え、いわゆる「キャッシュアウト・リファイナンス」を行い、248万ドルの融資を受けた。この資金を使って建設ローンと信用枠を返済した。
ライブ・オーク・レイクがオープンしてから最初の12カ月で86万ドルの予約収入があり、インスタグラムのフォロワーは7万人に増えた。また、457件の5つ星評価も獲得した。
以下、短期賃貸ビジネスを成功させるためのアドバイスを紹介しよう。

ソーシャルメディアでのマーケティング
最初の課題は、ウェブサイトや賃貸リストに顧客を呼び込むことで、ここではマーケティングが大きな役割を果たす。オープンしてからはライブ・オーク・レイクのインスタグラムに力を入れ、今ではフォロワーが7万人に達した。インスタグラムは、ほかよりも利益率の高い直接予約の主要な道筋にもなっている。
無料宿泊プレゼントを通じて旅行系インフルエンサーの協力を仰ぐことが、フォロワーを増やすうえで極めて効果的な方法だった。
グーグルやフェイスブックでの有料広告も少し試したが、最大の成功は、高品質なコンテンツを一貫して投稿することによる自然な成長だった。
ホテルの様子を示すリールや写真を作成することがすべてだ。私はSNS上でのマーケティング活動が大好きなので、自分で管理している。宣材の作成にはフリーランスの専門家にビデオや写真の撮影を依頼している。

直接予約を最大限に活用
予約の約60%がライブ・オーク・レイクのウェブサイトから直接行われていることが、成功の秘訣のひとつだ。
直接予約なら予約サイトの手数料を避けられるため、利益が10%ほど多くなる。この10%のうち5%を宿泊客に還元するために、自社サイト経由での予約では料金を5%割引している。宿泊客にとってはサイト経由で予約するほうが得で、私たちはより多くの利益が得られる。
直接予約には多くのメリットがある。エアビー(Airbnb)などの予約サイトとは違って、宿泊客とホストのあいだにデータの壁がない。直接予約の場合、メールアドレスや電話番号を尋ねることが可能なため、宿泊客に直接マーケティングできる。リピート予約に好都合だ。

「体験」に投資することで、人々がまた来たいと思う場所にする
私たちはライブ・オーク・レイクでの滞在を特別なものにするために、宿泊客の「体験」に多大な努力を注いできた。宿泊する人々には、自然に触れ合うと同時に、コミュニティの一部であるとも感じてもらいたい。
ハンモックもあるし、温水タブや池もある。カヤックやパドルボードも提供している。
各キャビンは数百メートル離れているのでプライバシーは保たれているが、ライトの鎖でつながっているので孤立した感じはしない。
夜になるとこのライトが池に反射し、魅力的な雰囲気を醸し出す。
一本筋が通った考えをもとに思慮深く機会を提供すれば、宿泊客たちが最高の宣伝役になってくれる。
これまで、ゲストから一貫して、「すばらしい、また来たい。毎年ここに家族で集まろう」や「友人をたくさん連れてきて、キャビンを2、3棟借りたい」などといった声を聞いてきた。
実際、すでに企業の研修旅行や家族の集まりも開催してきた。今では施設全体のレンタルも可能になったので、ゲストが望むなら結婚式を開くこともできる。家族の歴史の一部になり、そのフィードバックを聞けるのはうれしいことだ。
そうした反応から、私たちは強固なブランドを築くことができ、未来に自信がもてるようになる。
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