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2025-10-06 08:30:00
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定点観測・住宅ローン金利
- 毎年10月は、年に2回実施される変動型の住宅ローン金利見直しのタイミングだ。
- 今回は、穏やかな動きだった変動金利とは対照的に、固定金利は全体的な底上げが着々と進んでいる。
- 2025年10月時点の住宅ローン金利の状況を、変動金利と10年もの35年ものそれぞれの固定金利で整理してみた。
変動金利は足踏み、固定金利は底上げとなった。
毎年10月は、年に2回実施される変動型の住宅ローン金利見直しのタイミングだ。だが、今回は、日銀による政策金利アップが足踏み状態のなか、主要な銀行の多くが変動型ローンの店頭金利(基準金利)を据え置いている。
そんななか、メガバンクでは唯一みずほ銀行だけが変動金利を0.25%引き上げた。とはいえ、これは金利水準を上げる動きというよりは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行が4月に実施した+0.25%の利上げに追いつくものとみるのが妥当だろう。
結果としてメガバンク3行の変動金利型住宅ローンは、店頭金利ベースで年2.875%のきれいな横並びとなっている。
一方、固定金利型の住宅ローンの店頭金利は、メガバンクはじめ主要各行とも連続的な引き上げが進行中だ。穏やかな動きだった変動金利とは対照的に、全体的な底上げが着々と進んでいる。
2025年10月時点の住宅ローン金利の状況を、変動金利と10年もの35年ものそれぞれの固定金利で整理してみた。
変動金利に見え隠れする細かな変化
前述したように、メガバンク各行が横並びとなった変動金利。auじぶん銀行、PayPay銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行といったネットバンクも、店頭金利は同水準の2%台から3%台前半に設定している。
また、みずほ銀行をのぞくメガバンクが店頭金利、適用金利ともに4月からの半年間キープし続けているなか、多くのネットバンクでは適用金利を細かく上下動させているのも見逃せないところだ。
今回、PayPay銀行だけが前回調査時より適用金利が下がって見えるのは、キャンペーンなどの優遇策を展開しているからという理由もある。金利上昇に向けた動きは軟調であるものの、現在の日本は利上げが既定路線。そんななか、今後は独自サービスとの連携、キャンペーンなどによる金利優遇での住宅ローン顧客獲得競争が加速するのかもしれない。
固定金利は軒並み上昇。フラット35は借りやすく?
日銀によれば、2025年9月10日時点の長期プライムレートは、7月10日時点より0.1ポイント上昇した2.30%。1年前との比較でも0.6ポイント上がり、連続的に上昇中だ。
この長期プライムレートと連動する固定金利の住宅ローンもまた、4月の調査時点に引き続き上昇トレンドに乗り続けている。固定10年ならびに35年付近の長期ローンとも、調査対象のすべての銀行が軒並み店頭金利と適用金利のどちらも上げている。
ちなみに、フラット35も全期間固定金利レンジの上限にあたる金利を上げてはいる。しかし、レンジの下限にあたる金利と「最も多い金利」を見ると4月調査時点よりも下がっているのが興味深い。
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(全期間固定金利) |
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資金調達率は9未満です |
金利の範囲=年1.890%〜4.290% 最も多い金利=1.890% |
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資金調達率は9を超えています |
金利の範囲=年2.000%〜4.400% 最も多い金利=2.000% |
変動金利は今度どうなる? 短プラの動向に注目
変動金利の上昇がストップしている要因は、2025年3月以降の短期プライムレートが1.875%に据え置かれていることであるのは言うまでもない。そして、この短プラが再び上昇に転じたとき、銀行各行も変動金利のさらなる引き上げに着手するはずだ。
これから借りる人だけでなく、変動金利の住宅ローンを借り入れ中の人にとっても、短期プライムレートの動向は非常に気になるところだろう。
次の変動金利見直しタイミングは2026年の4月となるが、それまでの期間の金利情勢にも引き続き注目していきたい。
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