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2025-08-31 08:30:00
- 24歳のフィールレ・フェルドハウス氏は2022年3月、大学を離れて実家に戻った。
- 自分の住む場所を探し、選択肢を検討した結果、タイニーハウスを購入して改装することにした。
- 現在は両親の裏庭で暮らし、家賃を支払う必要がない。
本エッセイは、両親の裏庭に設置したタイニーハウスについて語る、オランダ在住のフィールレ・フェルドハウス氏(24歳)との会話をもとにしている。以下、長さとわかりやすさの観点から編集を加えた(※本記事は、2023年11月27日に掲載された米Business Insier記事の翻訳です)。
実家の裏庭にある7平方メートルのタイニーハウスで、私は暮らしている。
大学で約2年半暮らしたあと、2022年3月に両親のもとに戻った。メンタルヘルスの問題を抱え、大学にとどまることがもはや有益ではなく、自分の限界をはるかに超えて無理をしていることに気づいたからだ。私には変化が必要だった。
大学を離れる決断をしたあと、あくまでも一時的な解決策として、実家に戻った。
セラピーを通じて、自分には自分だけの空間をもつことがどれほど大切かがわかった。最初は近所で住む家を探した。住宅組合や民間の賃貸物件を調べたが、この地域には空き物件が少なく、家賃も高かった。
昨年の夏、イギリスで休暇を過ごしていたことがあり、そのときに4泊タイニーハウスで寝泊まりした。とても楽しかった。そのときからずっと、タイニーハウスに住むというアイデアが頭の片隅にあった。
昨年11月、インターネットで中古のタイニーハウスを見つけ、両親からお金を借りて1800.40ユーロ(約30万円)で購入した。

地域住民の数人から、地方自治体がタイニーハウスについてかなり厳しいという話を聞いた。最も簡単な方法は自分の敷地に置くことだったので、私は両親と相談して、彼らの裏庭に置くことに決めた。
ここで暮らし始めて約11カ月になる。問題はいくつかあるが、快適に過ごせている。
タイニーハウスの改装費はできるだけ低く抑えようとした
家具なしのタイニーハウスは手頃な価格だと思っていたが、その状態を見ると、実際は高い買い物だったことがわかった。外側の構造は問題なかったが、床は完全に濡れていて、腐りかけていた。
購入する前から、内装をどうするかの計画は立て、両親とともに必要な材料を調べていた。両親だけでなく、私の友人も改装を手伝ってくれた。

改装では、費用をできるだけ安く抑えようと工夫した。最初は1000ユーロ(約17万円)ほどで済むと思っていたが、最終的にはその2倍以上になった。
手元にある材料をたくさん使い、ないものは中古か無料で手に入れようとした。ゴミコンテナで見つけた木材を使って窓枠をつくり、物置に保管していたキッチンカウンターの天板を再利用した。
改装が終わるまで約2カ月かかり、1月の初めにそこで暮らし始めた。
ある日、目が覚めるとカップに残っていたお茶が凍っていた。このタイニーハウスほど寒い空間で冬を過ごすことに慣れていなかったので、夜はヒーターを消すのが習慣だったのだ。今では、寒いときは夜通しヒーターをつけたままにしている。
キッチン、ベッド、リビングルームはあるが、トイレやシャワーはない。私にとってはトイレがあるのが理想のタイニーハウスだ。両親のトイレを使いに行くのは、特に夜は、いつも気が進まないからだ。

家賃を心配する必要がなくなった
自分だけの空間をもつことは、メンタルヘルスの維持に役立っている。まわりの人に気を遣う必要がなく、好きなことができるからだ。
また、両親が近くにいて、完全なひとり暮らしではないという状況も気に入っている。

インスタグラムでは、私は真の意味で自立していないとか、基本的に両親の裏庭に遊び小屋をもっているだけだ、などと言う人もいる。しかし、私のコンテンツへの反応はおおむね好意的だ。
私はとても恵まれていると思う。誰もがタイニーハウスを置けるほど大きな庭をもつ両親がいるわけではないのだから。
大学を去るまで、私は月約419ユーロ(約7万2000円)の家賃を払っていた。今、両親に家賃は払っていないが、相談の上、電気や水道などの費用をカバーするために月60ユーロ(約1万円)を渡している。
お金をたくさん節約できるし、家賃の支払いを心配する必要がない。
現在、私は障害のある人々が農家といっしょに生活しながら働くことができるケアファームで働いていて、来年度には大学も卒業する予定だ。タイニーハウスごと大学の近くに引っ越すことを検討している。
総じて言えば、快適に暮らせている。自分の空間を得て、そこを改装したので、本当に自分の家のように感じる。小さな空間での生活はとても居心地がよく、安心感がある。
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