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2025-08-10 08:30:00
- セレナ・ラウンズは家を買いたいと思ったが、1人で踏み出す自信がなかった。
- そこで、親友と一緒にニューヨーク州ハドソンの家を共同購入することにした。
- 2人はその物件をエアビー(Airbnb)で短期滞在向けに貸し出しており、通常の宿泊料金は1泊300ドル(約4万5000円)に設定している。
この記事は本人談に基づくエッセイで、ニューヨーク市から190kmほど離れたハドソンでエアビー(Airbnb)物件の運営をしている47歳のセレナ・ラウンズとの会話を元にまとめられた。費用の負担を抑えるために、ラウンズは親友と共同で家を購入した。会話の内容は長さと明瞭さを考慮して編集されている。
当時の私はニューヨーク市に住み、家賃にかなりお金がかかっていたので、家を買うなんて非現実的だと思っていた。
しかし、コロナ禍で狭いアパートに閉じ込もる生活をしているうちに、引っ越したいと思うようになった。ニューヨーク州北部に家を買った友人が複数いたので、「私にもできるかもしれない」と思った。でも、独身女性の自分がどうやって1人でそのプロセスを乗り越えられるのかわからなかった。
不安になった。1人でやるのは怖いし、間違った判断をしないか心配だった。それでも、すでにキャリアは安定して投資に回せるほどのお金が貯まっていた。
ただ、やはり心配事は多かった。自分は本当にこの街を離れたいのか? 新しい友達はできるだろうか? お金は本当に足りるのか? 自分は人生を大きく変える覚悟ができているのか?

しかし2021年、ラッキーなことに友人のウェイドが投資用物件を探していた。私たちは手を組むことにした。
エアビーに向いている家を探した
2022年前半リンクトイン(LinkedIn)でナイルズ・リヒテンシュタインという人物の投稿を見つけた。彼が立ち上げを計画している新サービス「ネストメント(Nestment)」についての内容だった。それは、共同での住宅購入を支援する不動産系プラットフォームだった。
「これだ!」と思い、すぐに連絡を取った。
ネストメントの最大の強みはアプリだ。どの土地でどんな投資物件を選ぶべきか決めるのにとても役立った。

ハドソン・バレー地域の家が欲しいと思ったけれど、選択肢が多くて迷った。また、週末用の別荘を探していたが、同時にその家をエアビー(Airbnb)で貸し出したいとも思っていた。貯金はいくらかあったものの、週末以外を空き家のままにしておけるほどの余裕はなかったからだ。
ネストメントのアプリに住所を入力すると、そのエリアにある実際のエアビー物件の1泊あたりの貸出額をもとに予測された収入を知ることができた。さらに、年間の収益見込みや物件の将来的な価値上昇も推計してくれた。
契約していた不動産エージェントもアプリ内のグループに加えて内見候補のリストを一緒に作れたので、かなりの時間の節約にもなった。
約10カ月かけて物件を探し、最終的にウェイドと私は床面積約195㎡の物件を56万5000ドル(約8475万円、1ドル=150円換算:以下同)で購入した。寝室と浴室が3つずつ付いた住宅だ。きちんとビジネスとして運営するため、合同会社を設立して費用は完全に折半した。
賃貸収入はすでに数万ドル
住宅を購入してから、今年で3回目の夏になる。
これまでに30組以上のエアビーゲストを迎え、私はスーパーホストに認定された。宿泊料金は時期によって変動するが、基本料金は1泊300ドル(約4万5000円)に設定している。
2023年は5月末までゲストの受け入れをしていなかった上、収益の25%を管理会社に支払っていたので、手元に残った金額は1万6126ドル(約242万円)だった。2024年の収益は3万5702ドル(約536万円)で、2025年は現時点までで9220ドル(約138万円)を得ている。
収益はすべて家に再投資している。たとえば昨年は地下室をリノベートした。この家の価値は今後も上がるはずなので、長期的な投資対象として考えている。

私はこの家が大好きで、もはや執着しているかもしれない。わが子のようなものだ。町から少し離れていながら車で7分のところにはウォルマートがあるので、静けさと利便性のいいところ取りだ。
敷地は2エーカー弱で、小さな納屋もある。裏には畑が広がり、トウモロコシや豆が育っている。私も庭でガーデニングをしていて、昨年は木も植えた。今はホットタブの設置を目指している。

ハドソンは近年かなり人気の高い地域だ。古い町だが10年ほど前から再開発が進み、美しいダウンタウンにはブティックやショップが並び、結婚式場も多い。
最寄りにアムトラック[訳注:アメリカの国営旅客鉄道会社。日本で言うJRのようなもの]の駅があるのも決定打のひとつだった。エアビーで貸すとなればニューヨーク市やボストンといった都市部からのアクセスが重要だからだ。
共同所有のルールを決めた
友達と家を共同所有する上で大変なことがひとつもないわけではないけれど、基本的にはうまくいっている。自分たちが成し遂げたことをとても誇りに思う。
ウェイドと私のルールでは、この家を個人利用するのはいいけれど、ここに住むことはできない。
メンテナンスについてもルールを決めた。かかる費用が500ドル(約7万5000円)未満の修理なら相談は不要、それを超えるなら事前に話し合うことにしている。

ゲストへの自動メッセージ管理やチェックイン対応など、エアビー関連の仕事のほとんどは私が担当している。でも、清掃業者や庭師にも頼っている。
この家を持てて本当によかった。自分自身に投資していると強く感じられるし、だからこそ家の管理を特別で大切なものに思える。また、私と同じくらい本気で信頼できる友人と一緒にやっていけるというのも素晴らしいことだ。
共同購入の経験で自信がついた
今年、私は初めて1人で家を買った。寝室4つと浴室2つが付いた床面積約160㎡の家で、敷地は約1000㎡ある。少し手直しが必要な物件で、今は自分で塗装をしている。
私が実際に暮らしている自宅は、ハドソン川を挟んだソーガティーズという町の中心部にある。その地の雰囲気がとても好きだし、コーヒーショップやバーやレストランが徒歩圏内にあって便利でもある。
そこでは知り合いや友達の輪を作ることもできている。

家を持っていると人に言うと、相手の反応が今までと違う。「えっ、すごい!」と言われるのがとても嬉しい。
今でもときどき他の物件を見て、「次に買うならこういう家がいいな」と考えてしまうことはある。
今はこの家の管理で十分忙しいが、次がないとは言い切れない。
#親友と共同で私は家を買ったそれをエアビーで貸し出し3年で約900万円以上の収入を得た #Business #Insider #Japan