日本語版
最新ニュース
科学&テクノロジー

VWとリビアンのEVは安価でもハイテク…「安い車だからといって、低い技術レベルであってはならない」 | Business Insider Japan

フォルクスワーゲンの「ID エブリワン(ID Every1)」はリビアンとの提携のもとで計画された最初の車だ。フォルクスワーゲンフォルクスワーゲンがリビアンと手を組み、同社史上もっとも手ごろな価格の電気自動車、2万2500ドルの「ID Every1」を作ろうとしている。リビアンのソフトウェア責任者は「安い電気自動車だからといって、テクノロジーまで安っぽくする必要はないという証明になる」とBusiness Insiderに話している。価格を抑えたEVの開発競争は激しさを増しており、最近ではスレート・オートが2万5000ドルの電動ピックアップトラックを発表している。フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)とリビアン(Rivian)は、より手ごろな価格の電気自動車(EV)を作るために協力している。しかしそれは、「先端技術を削る」という意味ではない。テスラ(Tesla)のライバルであるリビアンは、VWと提携し、2万2500ドル(約330万円)の新型EV向けに技術を提供する予定だ。リビアンの最高ソフトウェア責任者であるワシム・ベンサイド(Wassym Bensaid)は、「価格が安くても、これから登場するこのEVでは技術面で妥協しない」と語っている。2024年にアメリカで売れた自動車トップ10…ハイブリッド車が売れ行きを牽引 | Business Insider Japan両社はドイツの自動車大手VWがリビアンに50億ドル(約7200億円)超を投資し、次世代のソフトウェアと電気自動車技術を共同開発する新会社を設立すると2024年に発表した。この新会社では、リビアンのベンサイドとVWの幹部、カーステン・ヘルビング(Carsten Helbing)が共同CEOを務めることになっている。2025年3月、VWは「ID Every1(エブリワン)」を発表した。これはコンパクトな電動ハッチバックであり、VWの車として初めて、合弁会社で開発されたソフトウェアを搭載するモデルとなる予定だ。この全長約13フィート(約4メートル)の4人乗りモデルは、2027年までにヨーロッパで約2万ユーロ(約330万円)で発売される予定だ。VWは、アメリカ市場に投入する計画があるかどうかは明らかにしていない。「これは私にとって非常に大切なことだ。なぜなら、この技術をより多くの車に広める方法になるから」とベンサイドはBusiness Insiderに語っている。「安い車だからといって、低い技術レベルであってはならない。今回のジョイントベンチャーを通じて実現できるのは素晴らしいことだと思う」と、このリビアンの幹部は、2025年5月8日に開催されたフィナンシャル・タイムズ(Financial Times)の会議「フューチャー・オブ・ザ・カー(Future of the Car)」の場外でBusiness Insiderに語った。リビアンの最高ソフトウェア責任者、ワシム・ベンサイド。リビアンベンサイドは、低価格のハッチバックがリビアンのソフトウェア構造を活用してコストを削減すると説明する。ID Every1のすべての機能は、座席やライト、ドアなどの制御に個別のコンピューターを使うのではなく、リビアンのテクノロジーを駆使したセントラルコンピューターで管理される予定だ。ベンサイドは、この仕組みは「部品が少なくなり、設計を簡素化できるため、コスト削減につながる」と説明している。実はID Every1は、リビアンとVWのジョイントベンチャーで開発したテクノロジーを採用する最初の車ではない。最初の車は2026年発売予定のリビアンのR2だ。しかし今回のモデルは両社にとって大きな一歩となるだろう。手頃な価格のEVが不足していることは、消費者がEVへのシフトをためらう主な理由の一つとなっている。これまでで最も安価な電池式車両を投入することで、そのギャップを埋めるとことをVWは期待しているという。 #VWとリビアンのEVは安価でもハイテク安い車だからといって低い技術レベルであってはならない #Business #Insider #Japan

VWとリビアンのEVは安価でもハイテク…「安い車だからといって、低い技術レベルであってはならない」 | Business Insider Japan

1747878675
2025-05-22 00:00:00

フォルクスワーゲンの「ID エブリワン(ID Every1)」はリビアンとの提携のもとで計画された最初の車だ。
フォルクスワーゲン
  • フォルクスワーゲンがリビアンと手を組み、同社史上もっとも手ごろな価格の電気自動車、2万2500ドルの「ID Every1」を作ろうとしている。
  • リビアンのソフトウェア責任者は「安い電気自動車だからといって、テクノロジーまで安っぽくする必要はないという証明になる」とBusiness Insiderに話している。
  • 価格を抑えたEVの開発競争は激しさを増しており、最近ではスレート・オートが2万5000ドルの電動ピックアップトラックを発表している。

フォルクスワーゲン(Volkswagen:VW)とリビアン(Rivian)は、より手ごろな価格の電気自動車(EV)を作るために協力している。しかしそれは、「先端技術を削る」という意味ではない。

テスラ(Tesla)のライバルであるリビアンは、VWと提携し、2万2500ドル(約330万円)の新型EV向けに技術を提供する予定だ。リビアンの最高ソフトウェア責任者であるワシム・ベンサイド(Wassym Bensaid)は、「価格が安くても、これから登場するこのEVでは技術面で妥協しない」と語っている。

2024年にアメリカで売れた自動車トップ10…ハイブリッド車が売れ行きを牽引 | Business Insider Japan

2024年にアメリカで売れた自動車トップ10…ハイブリッド車が売れ行きを牽引 | Business Insider Japan

両社はドイツの自動車大手VWがリビアンに50億ドル(約7200億円)超を投資し、次世代のソフトウェアと電気自動車技術を共同開発する新会社を設立すると2024年に発表した。この新会社では、リビアンのベンサイドとVWの幹部、カーステン・ヘルビング(Carsten Helbing)が共同CEOを務めることになっている。

2025年3月、VWは「ID Every1(エブリワン)」を発表した。これはコンパクトな電動ハッチバックであり、VWの車として初めて、合弁会社で開発されたソフトウェアを搭載するモデルとなる予定だ。

この全長約13フィート(約4メートル)の4人乗りモデルは、2027年までにヨーロッパで約2万ユーロ(約330万円)で発売される予定だ。VWは、アメリカ市場に投入する計画があるかどうかは明らかにしていない。

「これは私にとって非常に大切なことだ。なぜなら、この技術をより多くの車に広める方法になるから」とベンサイドはBusiness Insiderに語っている。

「安い車だからといって、低い技術レベルであってはならない。今回のジョイントベンチャーを通じて実現できるのは素晴らしいことだと思う」と、このリビアンの幹部は、2025年5月8日に開催されたフィナンシャル・タイムズ(Financial Times)の会議「フューチャー・オブ・ザ・カー(Future of the Car)」の場外でBusiness Insiderに語った。

リビアンの最高ソフトウェア責任者、ワシム・ベンサイド。
リビアンの最高ソフトウェア責任者、ワシム・ベンサイド。
リビアン

ベンサイドは、低価格のハッチバックがリビアンのソフトウェア構造を活用してコストを削減すると説明する。

ID Every1のすべての機能は、座席やライト、ドアなどの制御に個別のコンピューターを使うのではなく、リビアンのテクノロジーを駆使したセントラルコンピューターで管理される予定だ。ベンサイドは、この仕組みは「部品が少なくなり、設計を簡素化できるため、コスト削減につながる」と説明している。

実はID Every1は、リビアンとVWのジョイントベンチャーで開発したテクノロジーを採用する最初の車ではない。最初の車は2026年発売予定のリビアンのR2だ。しかし今回のモデルは両社にとって大きな一歩となるだろう。

手頃な価格のEVが不足していることは、消費者がEVへのシフトをためらう主な理由の一つとなっている。これまでで最も安価な電池式車両を投入することで、そのギャップを埋めるとことをVWは期待しているという。

#VWとリビアンのEVは安価でもハイテク安い車だからといって低い技術レベルであってはならない #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。