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2025-05-11 08:30:00
- メリンダ・フレンチ・ゲイツは、家族が莫大な富を持つがゆえに、子供たちが自己中心的に育つことを恐れていた。
- 彼女の3人の子供たちは、地元の学校に通っており、全員が地域活動に関わっている。
- ビル・ゲイツの元妻である彼女は、「お小遣いと家事の手伝いを利用して、子供たちが地に足がついた生活をするように育てた」とポッドキャストで語った。
メリンダ・フレンチ・ゲイツは子育てにおいて、3人の子供たちが浮世離れした性格になる危険性が高いことを考慮し、天狗にならないように苦心した。
メリンダとその元夫、マイクロソフト(Microsoft)共同設立者のビル・ゲイツには、ジェニファー、ローリー、フィービーという3人の子供がいる。彼らは「途方もない富」に囲まれ、「豪奢な邸宅」に住んでいたと、メリンダはNPRのポッドキャスト「フレッシュ・エア(Fresh Air)」で語った。
あくまで地元の学校にこだわる
ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、慈善家である彼女の資産は約140億ドル(約2.1兆円、1ドル=150円換算)に及ぶ。彼女は、自分の子供たちが特権意識を持ったり、エリート主義に陥ったりしない方法を考えるために、自身の幼少期と中流階級の両親から教え込まれた信条を振り返ったという。
「私は子供たちに深い価値観を持ってほしかった。そして、自分たちが幸運であることを知ってほしかった」と、メリンダは自身の新著『The Next Day: Transitions, Change, and Moving Forward.(ザ・ネクストデー:移行、変化、そして前進[未邦訳])』の宣伝ツアーのインタビューで語った。
2021年にゲイツと離婚し、昨年ビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同議長を退任したメリンダは、子供たちをホームスクーリングではなく、地元の学校に通わさせたという。彼女は、家族で地域社会の一員となり、交流することを望んでいて、それが子供たちのためになると考えていた。
メリンダが「子供にぴったりな学校」を探して、何度も学校を転校させたため、子供たちはいくつかの「ストレス」を受けたという。
社会における自分たちの役割
ゲイツとウォーレン・バフェットとともに、富裕層が自身の財産の大半を慈善活動に寄付するという誓約運動「ザ・ギビング・プレッジ(the Giving Pledge)」を立ち上げたメリンダは、海外にいても自宅にいても、子供たちを外の世界に触れさせるように努めた。
「私たちは外に出て、他の子供たちがどんな生活をしているのか見てきた。シアトルのコミュニティでも、ホームレスたちと一緒に活動したり、地域シェルターで働いたり、食糧配給の列に並んだりした」
そのような経験によって、自分たちがいかに幸運であるかを思い知らされ、社会における自分たちの役割について考えさせられたと、メリンダは語る。また、次女のフィービーは、中学と高校の夏休みをルワンダ過ごし、現地の家族と一緒に生活したという。

地に足がついた生活を子供たちに
メリンダは、世界を見ることで、子供たちに人生の厳しい現実やシアトルが 「地図上の小さな一点 」に過ぎないという事実を理解させることができたと語った。
「そして、お手伝いを課したりやお小遣いを与えたりして、地に足の着いた生活を子供たちにさせようとした」と彼女は言いつつ、家政婦にすら良い価値観を持たせるようにしたと付け加えた。
メリンダはまた、4月第3週のポッドキャスト「オン・ウィズ・カラ・スウィッシャー(On With Kara Swisher)」で、コミュニティ活動を大切にしている理由について語っている。彼女は、ホームレスへの支援、子供たちの宿題指導やケア、恵まれない人々へ食事を提供することなどを通して、大切なことを学び、人を助けることで自分自身もより良い気分になれると語った。
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