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2024-12-16 21:35:00
エバーコアによれば、調査対象となったアマゾン顧客の45%がAmazonファーマシー経由の医薬品購入に「極めて興味がある」もしくは「とても興味がある」と回答した【図表1】。
【図表1】Amazonファーマシーに対する同社顧客の関心度(「極めて興味がある」「とても興味がある」を合計した割合)の推移。
図表: Andy Kiersz/ビジネスインサイダー 出典: Evercore
アマゾン経由の医薬品購入に関してエバーコアが継続的に行ってきた過去8年間の調査の中で最大の前年比伸び率を示した。同回答の割合は、2020年に14%、2023年が34%だった。
また、Amazonファーマシー経由で実際に「医薬品を購入したことがある」と回答したのは13%で、2023年調査の9%から4ポイント増えた。
2024年調査は6月に実施、回答者は1100人だった。
さらに、上記の調査結果を含む多様な情報をベースにエバーコアが試算したところ、冒頭で触れたように、Amazonファーマシーの通年売上高は20億ドルを突破する可能性があることが判明した。
Business Insiderは7月31日付記事で、独自入手したアマゾンのヘルスケア事業に関する社内文書の内容を紹介。2023年の売上実績12億5000万ドルに対し、2024年の売上予測を18億1000万ドルと見積もっていることを報じている。
こうしたアマゾンのオンライン薬局事業の成長は、医薬品小売を手がける競合のビジネスを圧迫している。
例えば、米ウォール・ストリート・ジャーナルは12月11日付記事で、薬局チェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(Walgreens Boots Alliance)がプライベート・エクイティのシカモア・パートナーズ(Sycamore Partners)への身売りを検討しており、両社が合意に至れば上場廃止になる見込みと報じた。
エバーコアはアマゾンの有料会員制プログラム「Amazonプライム」の登録者の半数がいずれAmazonファーマシーで医薬品を購入するようになると考えており、それに基づき、同社が今後3〜5年間で売上高330億ドル、営業利益16億ドルを積み増すことになると予測する。
また、前出のマヘイニー氏によれば、アマゾンは医薬品を対象とする当日配達サービスを積極的に拡大中で、2025年末までに全米消費者の半分程度をカバーする計画を発表している。
なお、米国の処方薬市場は約4350億ドル規模で、Amazonファーマシーのシェアは現時点で1%未満にとどまる(それだけ事業拡張の余地がある)。
本記事の内容に関してアマゾンにコメントを求めたが得られなかった。
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