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サブスク&ネット不要で動く「エッジAI機能」の開発が活発化。AI PCの現在地 | Business Insider Japan

日本企業を含む様々なPCメーカーがAI PCを展開している。 撮影:小林優多郎 2024年、家電量販店や各種ECサイトのPC売り場では必ず「AI PC」という名前を見るようになった。 AI PCという単語自体はPCメーカーや半導体メーカーなどによってさまざまな定義がある。 例えば半導体大手のインテルは、2023年に発表し、同年12月から商品展開したノートPC向けCPUの新ブランド「Core Ultraプロセッサー シリーズ1」(コードネーム:Meteor Lake)から、本格的に「AI PC=AIが使えるPC」としてのアプローチを強めている。 インテルやPCメーカー、Windowsを開発するマイクロソフト、各種ソフトウェア開発企業の例を見ながら「AIが使えるPC」の未来を少し考えてみよう。 「AI PC」は「PC」とは違うのか? 9月の「Core Ultra シリーズ2」発表時の様子。 撮影:中山智 AI PCと言えど、これまでのPCとの違いは実はそこまで大きくない。 あえて違いを言うのであれば、ノートPCにおいては、心臓部であるチップセットにNPUというAI処理に特化したチップが内蔵され始めた。 また、現状このNPU内蔵チップセットを搭載したノートPCの多くはプレミアムモデルであり、価格の高い商品が多い。 前述のインテルの場合、すでに2024年9月から「Core Ultraプロセッサー シリーズ2」(コードネーム:Lunar Lake)を展開しているため、シリーズ1は少し価格が落ちてきている状況だ。 だが、インテルを含め各社AI PCにはある程度スペックを求めているため、お手頃なAI PCは珍しい存在になっている。 各社のAI PCに関する基準 インテルのAI PC:Core Ultraプロセッサー シリーズ1以降を搭載するモデル。 マイクロソフトのAI PC(副操縦士+PC):40TOPS※以上のNPUを搭載したプロセッサー、16GB以上のメインメモリー、256GB以上のストレージを搭載したモデル。…

サブスク&ネット不要で動く「エッジAI機能」の開発が活発化。AI PCの現在地 | Business Insider Japan

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2024-12-06 01:15:00

日本企業を含む様々なPCメーカーがAI PCを展開している。

撮影:小林優多郎

2024年、家電量販店や各種ECサイトのPC売り場では必ず「AI PC」という名前を見るようになった。

AI PCという単語自体はPCメーカーや半導体メーカーなどによってさまざまな定義がある。

例えば半導体大手のインテルは、2023年に発表し、同年12月から商品展開したノートPC向けCPUの新ブランド「Core Ultraプロセッサー シリーズ1」(コードネーム:Meteor Lake)から、本格的に「AI PC=AIが使えるPC」としてのアプローチを強めている。

インテルやPCメーカー、Windowsを開発するマイクロソフト、各種ソフトウェア開発企業の例を見ながら「AIが使えるPC」の未来を少し考えてみよう。

「AI PC」は「PC」とは違うのか?

私はパソコンを持っています

9月の「Core Ultra シリーズ2」発表時の様子。

撮影:中山智

AI PCと言えど、これまでのPCとの違いは実はそこまで大きくない。

あえて違いを言うのであれば、ノートPCにおいては、心臓部であるチップセットにNPUというAI処理に特化したチップが内蔵され始めた。

また、現状このNPU内蔵チップセットを搭載したノートPCの多くはプレミアムモデルであり、価格の高い商品が多い。

前述のインテルの場合、すでに2024年9月から「Core Ultraプロセッサー シリーズ2」(コードネーム:Lunar Lake)を展開しているため、シリーズ1は少し価格が落ちてきている状況だ。

だが、インテルを含め各社AI PCにはある程度スペックを求めているため、お手頃なAI PCは珍しい存在になっている。

各社のAI PCに関する基準

  • インテルのAI PC:Core Ultraプロセッサー シリーズ1以降を搭載するモデル。
  • マイクロソフトのAI PC(副操縦士+PC:40TOPS以上のNPUを搭載したプロセッサー、16GB以上のメインメモリー、256GB以上のストレージを搭載したモデル。
  • HPの次世代AI PCシリーズ:40TOPS以上の性能を持つモデル。

※TOPS:Tera Operations Per Secondの略。1秒間に実行できる正数演算の数。1TOPSだと1兆回。

比べてみるとバラバラで、使える機能などにも差があるが、共通しているのはNPU搭載などを中心に「日常づかい以上の性能を持ち、AI処理にも特化したPC」という点になる。

AI PCは端末上とクラウドを使い分ける

Copilotキー

比較的最近発売されたWindowsノートPCには「Copilotキー」がついており、マイクロソフトのAI「Copilot」を瞬時に呼び出せる。

撮影:小林優多郎

AI PCはいずれも性能的には「高性能なPC」なため、これまでのPCでできることは大体快適に動作する。

市場にはこれまでと違うArmアーキテクチャのチップセットを採用したAI PCも出てきているが、前述のCore Ultraシリーズのようなx86アーキテクチャのAI PCであれば、より「これまでどおり」に動作する。

気になるのは「これまで以上」、つまりAIで何ができるかという部分だ。

AIを活用したOSやソフトの新機能は次々と出てきているが、大きく2種類に分けることができる。

チャットGPT

例えば「ChatGPT」はクラウドで動くAIだ。

出典:OpenAI

1つは「クラウドAI」で、これはその名の通りクラウドで実行するAI機能だ。データをアップロードする必要があるが、最新のAIエンジン(LLMなど)を、様々なスペックの端末で利用できる。

AIチャットサービスで言うとマイクロソフトの「Copilot」や、OpenAIの「ChatGPT」、グーグルの「Gemini」がこのクラウド型AIに当たる。

Windows Studio エフェクト

NPU搭載PCで使えるWindowsの機能である「Windows Studio Effects」もエッジAI機能の1つ。

撮影:小林優多郎

もう1つが「エッジAI」(オンデバイスAI)だ。エッジ=端と言うことで、端末側でAI処理を行う。

ノートPCでは処理能力の問題でクラウドAIより性能は劣る場合が多いが、「ネット接続が入らない」「応答速度が速い」「サブスクのようなコストがかかりにくい」という利点が挙げられる。

NPUなどを持つAI PCはまさに後者のエッジAIの活用を念頭に置いている。

もちろんOSの機能としてCopilotなどのクラウドAIも利用できる。この辺りは実行したい内容の機密性や、必要な処理能力に応じて使い分けていく形になる。

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執筆者について: nipponese

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