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2024-09-02 00:00:00
シモナピロラ/ゲッティ
- Z世代はファストフードに対して、上の世代とは異なる認識を持っている。
- モーニング・コンサルトの調査によると、この世代はファストフードが「お得」だとはあまり思っていない。
- マクドナルドと言ったチェーン店にとって、解決策は「5ドル(約720円)のセット」といった単純なものではないとアナリストは指摘している。
若い消費者は必ずしもファストフードが好きではない —— これはマクドナルドといった大手チェーンにとって”問題”だ。
モーニング・コンサルト(Morning Consult)が調査したZ世代は、上の世代に比べて、ファストフードが「お得」だとはあまり思っていない。同社は2024年に入ってから毎月調査を実施していて、集めたデータをミレニアル世代、X世代、ベビーブーム世代など、世代別に分けて集計している。
Z世代を取り込むことがカギだと、モーニング・コンサルトの旅行・ホスピタリティ業界のアナリストであるLindsey Roeschke氏はBusiness Insiderに語った。
Z世代の消費者の中には、単純に自分の好きなブランドや食習慣を選んでいるだけという10代や20代の若者がいる一方で、親になり始めている若者もいるとRoeschke氏は言う。子を持つ親は、家族のために手早く簡単な食事を求めることが多く、ファストフードをよく利用する消費者層だ。
「(ファストフードレストランは)今すぐ彼らに接触し、つながりを持たなければ、彼らがさらに重要なターゲットになった時に遠ざけられる可能性がある」とRoeschke氏は指摘する。
モーニング・コンサルトの調査では、それぞれの年齢層で半数以上がファストフードは「お得」だと回答しているが、年齢層によって違いもある。直近の7月の調査では、X世代で「ファストフードはお得」と答えた人は「お得でない」と答えた人を48ポイント上回った。Z世代ではその差は34ポイントだった。

朝の相談
ベビーブーム世代と同様、Z世代はミレニアル世代やX世代に比べて「自分はファストフードを購入する可能性が高い」と答える人の割合が少なかった。モーニング・コンサルトはこの指標を「Net Purchasing Consideration」と呼んでいる。
何年も値上げを繰り返してきた多くのファストフード・チェーンは売り上げが低迷する中、お得なメニューの刷新や期間限定の特別価格など、今年に入って値引きを始めた。
最も有名な例は、マクドナルドの「5ドルのセット」だ。当初は6月下旬から1カ月間、このメニューを提供する予定だったが、その後、ほぼ全ての店舗で8月いっぱい提供することにした。バーガーキングやウェンディーズも今年に入って、お得なセットメニューを投入している。
ただ、期間限定のお得なメニューは、ファストフードに対する消費者の認識をほとんど変えていないこともモーニング・コンサルトの調査で分かった。
ファストフード・チェーンが若い消費者を”リピーター”にする方法は他にもあるとRoeschke氏は話している。
モーニング・コンサルトの過去の調査から、新たな商品(チポトレのTikTokにインスパイアされたケサディーヤなど)でメニューに変化をつけることで、より多くのZ世代を呼び込むことができる可能性が示唆されたと同氏は話している。
頻繁に店を利用する顧客に特別なアクセスを提供するロイヤルティプログラムも、Z世代にアピールできるという。
Roeschke氏は「(Z世代は)新メニューへの早期アクセスや内部情報といったものに本当に価値を見出している」とした上で、多くの若い消費者は「何かを一番に知りたい」し「友人に何かを一番にシェアしたい」と思っていると付け加えた。
Business Insiderはマクドナルドにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
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