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2024-04-03 01:30:00
「昇進か退職か」。マッキンゼーでは、上級スタッフに対するプレッシャーを強めている。
アルント・ヴィーグマン/ロイター
- ブルームバーグが報じたところによると、マッキンゼーは一部の社員に対し、昇進へのタイムリミットが刻々と迫っているというメモを送ったという。
- 同社は最近、大量の社員に対し、業績不振の評価を伝えていた。今回のメモはそれに続くものとなった。
- コンサルティング業界は今、ビジネスへの需要が枯渇し、厳しい状況にある。
大手コンサルタント企業の社員は、自らの価値を証明しなければ、退職に追い込まれるというプレッシャーを感じている。
経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Co.)は、北米オフィスに所属する一部の上級スタッフに対し、昇進へのタイムリミットが刻々と迫っていることを警告するメモを送ったと、ブルームバーグが関係筋の話として報じている。
このメモはエンゲージメントマネージャーやアソシエイトパートナー(幹部候補)に送られた。同社の求人情報によると、これらの役職になるには、その分野で8年以上の経験を要するようだ。メモの内容は、今のポジションで昇進するには平均2年半かかるということを思い出させるものだった。
根底にあるメッセージは、「昇進か退職か」ということだ。
マッキンゼーは、生成AIを導入したこともあって2023年には過去最高の売上を記録した。だが業界全体で、ここ数カ月でコンサルティングサービスへの需要が鈍化している。
そのため、引き締めを迫られている大手企業もある。プロフェッショナルサービス企業のアクセンチュア(Accenture)は、2024年の収益成長率予測を下方修正し、第2四半期のコンサルティング収益は前年比で約3%減少したと発表した。経営コンサルティング会社のデロイト(Deloitte)は、コスト削減のためグローバル事業の大幅な見直しに着手した。
このメモを受け取ったマッキンゼー社員の中には、業績評価の前に退職を決めた場合、金銭を支払うという申し出を受けた者もいたとブルームバーグが報じている。
マッキンゼーでは、業績に対するプレッシャーが最近特に高まっている。社内で「懸念される」と評価された業績不振の社員は約3000人にのぼる。この評価を受けた社員は、通常3カ月以内に業績を改善しなければ、「退社勧告」を受けることになる。
「我々は常に、業績を高め、優秀な人材を獲得し、育成するために、高いハードルを維持してきた」とマッキンゼーの広報担当者はBusiness Insiderに宛てたメールに記している。
「これらの目標を達成し、採用と雇用を確実なものとするために、我々は日頃から発展と業績向上に向けたアプローチを改善している」
広報担当者は、マッキンゼーに入社してくる人材は、「加速度的に学び、成長する」とも述べていた。
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