日本語版
最新ニュース
科学&テクノロジー

「AIとの恋愛」は依存や孤独をもたらし、プライバシーをできるだけ奪おうとする —— 最新調査 | Business Insider Japan

ゲッティイメージズ 急成長するAI(人工知能)恋愛アプリ分野に関する調査の結果、恐ろしい事実が判明した。 チャットボットが「毒性」を助長し、執拗にユーザーデータを詮索していることがMozilla Foundationの調査で分かった。 ユーザーの性的健康や処方されている薬、ジェンダー・アファーミング・ケアに関する情報を収集しているアプリもある。 AIとの恋愛には危険が潜んでいるようだ —— 最新研究によると、チャットボットはユーザーのプライバシーにとって悪夢となる恐れがある。 非営利団体Mozilla Foundationは、急成長するAI恋愛アプリの現状を調べ、11のチャットボットをレビューし、その全てを「信頼に値しない」と結論付けた。中でもプライバシーに関する評価は最悪の部類に入るという。 調査に携わったミーシャ・ライコフ(Misha Rykov)氏は「(恋愛チャットボットは)わたしたちのメンタルヘルスや幸福感を高めるものとして販売されているものの、これらは依存、孤独、毒性をもたらすことに特化しつつ、わたしたちからできるだけたくさんのデータを奪おうとしている」と報告している。 今回の調査では、73%のアプリがセキュリティの脆弱性の管理方法を共有しておらず、45%が脆弱なパスワードを認めていて、Eva AI Chat Bot & Soulmateを除く全てのアプリが個人データを共有または販売していることが分かった。 また、Mozilla Foundationによると、CrushOn.AIのプライバシーポリシーにはユーザーの性的健康、処方されている薬、ジェンダー・アファーミング・ケアに関する情報を収集できると記載されている。 さらに、チャットボットのキャラクター紹介に暴力や未成年者への虐待が盛り込まれているアプリもあれば、チャットボットが安全でなかったり、友好的でない可能性があると警告するアプリもある。 Mozilla Foundationによると、AIアプリは過去に自殺(Chai AI)や故エリザベス女王の暗殺未遂(Replika)といった危険な行動を促したこともある。 Business InsiderはEva AI Chat Bot & SoulmateとCrushOn.AIにコメントを求めたが、回答は得られなかった。一方、Replikaの担当者は「Replikaではユーザーデータを販売したことは一度もなく、広告をサポートしたこともない。ユーザーデータは会話を向上させる目的でのみ使用されている」とBusiness Insiderにコメントした。 AIとの恋愛にどうしても心惹かれてしまうという人は、同僚や家族に読まれたくないことは言わない、強固なパスワードを使う、AIの学習を拒否する、位置情報やマイク、カメラといった携帯電話の他の機能へのアクセスを制限するなど、複数の予防策を講じるようMozilla Foundationはアドバイスしている。 「流行りの新しい技術のために、自分の安全やプライバシーを犠牲にすべきではない」と報告書は結論付けている。 #AIとの恋愛は依存や孤独をもたらしプライバシーをできるだけ奪おうとする #最新調査 #Business…

「AIとの恋愛」は依存や孤独をもたらし、プライバシーをできるだけ奪おうとする —— 最新調査 | Business Insider Japan

1708357296
2024-02-19 10:00:00

ゲッティイメージズ

  • 急成長するAI(人工知能)恋愛アプリ分野に関する調査の結果、恐ろしい事実が判明した。
  • チャットボットが「毒性」を助長し、執拗にユーザーデータを詮索していることがMozilla Foundationの調査で分かった。
  • ユーザーの性的健康や処方されている薬、ジェンダー・アファーミング・ケアに関する情報を収集しているアプリもある。

AIとの恋愛には危険が潜んでいるようだ —— 最新研究によると、チャットボットはユーザーのプライバシーにとって悪夢となる恐れがある。

非営利団体Mozilla Foundationは、急成長するAI恋愛アプリの現状を調べ、11のチャットボットをレビューし、その全てを「信頼に値しない」と結論付けた。中でもプライバシーに関する評価は最悪の部類に入るという。

調査に携わったミーシャ・ライコフ(Misha Rykov)氏は「(恋愛チャットボットは)わたしたちのメンタルヘルスや幸福感を高めるものとして販売されているものの、これらは依存、孤独、毒性をもたらすことに特化しつつ、わたしたちからできるだけたくさんのデータを奪おうとしている」と報告している。

今回の調査では、73%のアプリがセキュリティの脆弱性の管理方法を共有しておらず、45%が脆弱なパスワードを認めていて、Eva AI Chat Bot & Soulmateを除く全てのアプリが個人データを共有または販売していることが分かった。

また、Mozilla Foundationによると、CrushOn.AIのプライバシーポリシーにはユーザーの性的健康、処方されている薬、ジェンダー・アファーミング・ケアに関する情報を収集できると記載されている。

さらに、チャットボットのキャラクター紹介に暴力や未成年者への虐待が盛り込まれているアプリもあれば、チャットボットが安全でなかったり、友好的でない可能性があると警告するアプリもある。

Mozilla Foundationによると、AIアプリは過去に自殺(Chai AI)や故エリザベス女王の暗殺未遂(Replika)といった危険な行動を促したこともある。

Business InsiderはEva AI Chat Bot & SoulmateとCrushOn.AIにコメントを求めたが、回答は得られなかった。一方、Replikaの担当者は「Replikaではユーザーデータを販売したことは一度もなく、広告をサポートしたこともない。ユーザーデータは会話を向上させる目的でのみ使用されている」とBusiness Insiderにコメントした。

AIとの恋愛にどうしても心惹かれてしまうという人は、同僚や家族に読まれたくないことは言わない、強固なパスワードを使う、AIの学習を拒否する、位置情報やマイク、カメラといった携帯電話の他の機能へのアクセスを制限するなど、複数の予防策を講じるようMozilla Foundationはアドバイスしている。

「流行りの新しい技術のために、自分の安全やプライバシーを犠牲にすべきではない」と報告書は結論付けている。

#AIとの恋愛は依存や孤独をもたらしプライバシーをできるだけ奪おうとする #最新調査 #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。