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成長投資枠で検討したい、5つの著名ETFシリーズの見分け方。NEXT FUNDS、iFreeにiシェアーズ… | Business Insider Japan

ETFは、成長投資枠の銘柄としてうってつけだ。 アンドリー・シャイプ/ゲッティイメージズ 新NISAの成長投資枠を利用するなら、ETF(上場投資信託)の購入をぜひ検討したい。 ETFは投資信託のようにリスク分散をしながら、個別株のようにリアルタイム売買できるからだ。 NEXT FUNDS、iFreeにiシェアーズ…成長投資枠の対象商品リストの中から、代表的な5つの「シリーズ」の特徴についてまとめてみた。 新NISAにおいて、より自由度が高まった「成長投資枠」は、注目の的だ。 個別株や投資信託を購入できる成長投資枠では、特に筆者はETF(上場投資信託)に注目している。ETFは投資信託と同じようにさまざまな株をパッケージした商品だが、個別株と同じようにリアルタイムに売買できるからだ(投資信託はリアルタイムに売買できない)。 成長投資枠の対象商品は2000以上も存在するが、ETFに限れば約240本となっており、ある程度絞り込みやすい。そしてETFはリスクが分散されているが、投資信託と比べて比較的手数料も安く、名称から中身を判断しやすいのも特徴的だ。 だが、成長投資枠で購入できるETFのリストを見てみると、「NEXT FUNDS」や「iシェアーズ」といったよく見かける名前が並べられているものの、それぞれの運用元や特徴はあまり知られていない印象がある。 そこで今回は、投資信託協会が公表している成長投資枠の対象商品リストを参照して、代表的な5つの「シリーズ」の特徴についてまとめてみた。 1. NEXT FUNDS:業種別の選択肢が豊富 NEXT FUNDSは野村アセットマネジメントが運用するETFだ。先述した投資信託協会が公表している成長投資枠の対象商品リストを見ると、このシリーズは特に日本市場における業種別ETFが豊富であることが分かるだろう。 例えば、東証が定める17業種ごとの指数との連動を目指す商品があり、それらは名称に「TOPIX-17」と記載されている。「NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信」は銀行株で構成され、組入銘柄の3トップは三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFG。「NEXT FUNDS 素材・化学(TOPIX-17)上場投信」の場合は、信越化学工業、富士フイルムHD、資生堂となる。 長期保有なら市場全体に分散させたインデックスファンドが良いだろう。だが、短期・中期での売買を想定するのなら、NEXT FUNDSが提供する業種別シリーズが良いかもしれない。 代表的な銘柄例 NEXT FUNDS 材料・化学(TOPIX-17)募集 NEXT FUNDS銀行(TOPIX-17)が投資市場に参入 NEXT FUNDS 電機・精密(TOPIX-17)上場投信 など 2. iFreeETF:日米市場に連動したものが潤沢 iFreeETFは大和アセットマネジメントが提供するETF。特に日経平均株価やTOPIX、NASDAQ100やS&P500など、日本や米国市場の指数に連動した商品が多い。成長投資枠では購入できないが、レバレッジ型の商品も豊富だ。 米国型の場合、為替ヘッジの有無で2パターンの商品が提供されている。長期保有を目的として日米、それぞれ1商品ずつ選ぶのが良いかもしれない。…

成長投資枠で検討したい、5つの著名ETFシリーズの見分け方。NEXT FUNDS、iFreeにiシェアーズ… | Business Insider Japan

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2024-02-17 08:30:00

ETFは、成長投資枠の銘柄としてうってつけだ。

アンドリー・シャイプ/ゲッティイメージズ

  • 新NISAの成長投資枠を利用するなら、ETF(上場投資信託)の購入をぜひ検討したい。
  • ETFは投資信託のようにリスク分散をしながら、個別株のようにリアルタイム売買できるからだ。
  • NEXT FUNDS、iFreeにiシェアーズ…成長投資枠の対象商品リストの中から、代表的な5つの「シリーズ」の特徴についてまとめてみた。

新NISAにおいて、より自由度が高まった「成長投資枠」は、注目の的だ。

個別株や投資信託を購入できる成長投資枠では、特に筆者はETF(上場投資信託)に注目している。ETFは投資信託と同じようにさまざまな株をパッケージした商品だが、個別株と同じようにリアルタイムに売買できるからだ(投資信託はリアルタイムに売買できない)。

成長投資枠の対象商品は2000以上も存在するが、ETFに限れば約240本となっており、ある程度絞り込みやすい。そしてETFはリスクが分散されているが、投資信託と比べて比較的手数料も安く、名称から中身を判断しやすいのも特徴的だ。

だが、成長投資枠で購入できるETFのリストを見てみると、「NEXT FUNDS」や「iシェアーズ」といったよく見かける名前が並べられているものの、それぞれの運用元や特徴はあまり知られていない印象がある。

そこで今回は、投資信託協会が公表している成長投資枠の対象商品リストを参照して、代表的な5つの「シリーズ」の特徴についてまとめてみた。

1. NEXT FUNDS:業種別の選択肢が豊富

NEXT FUNDSは野村アセットマネジメントが運用するETFだ。先述した投資信託協会が公表している成長投資枠の対象商品リストを見ると、このシリーズは特に日本市場における業種別ETFが豊富であることが分かるだろう。

例えば、東証が定める17業種ごとの指数との連動を目指す商品があり、それらは名称に「TOPIX-17」と記載されている。「NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信」は銀行株で構成され、組入銘柄の3トップは三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFG。「NEXT FUNDS 素材・化学(TOPIX-17)上場投信」の場合は、信越化学工業、富士フイルムHD、資生堂となる。

長期保有なら市場全体に分散させたインデックスファンドが良いだろう。だが、短期・中期での売買を想定するのなら、NEXT FUNDSが提供する業種別シリーズが良いかもしれない。

代表的な銘柄例

  • NEXT FUNDS 材料・化学(TOPIX-17)募集
  • NEXT FUNDS銀行(TOPIX-17)が投資市場に参入
  • NEXT FUNDS 電機・精密(TOPIX-17)上場投信 など

2. iFreeETF:日米市場に連動したものが潤沢

iFreeETFは大和アセットマネジメントが提供するETF。特に日経平均株価やTOPIX、NASDAQ100やS&P500など、日本や米国市場の指数に連動した商品が多い。成長投資枠では購入できないが、レバレッジ型の商品も豊富だ。

米国型の場合、為替ヘッジの有無で2パターンの商品が提供されている。長期保有を目的として日米、それぞれ1商品ずつ選ぶのが良いかもしれない。

そして、珍しく東証REIT指数に連動する「iFreeETF 東証REIT指数」も成長投資枠では購入可能だ。同商品は日本ビルファンドやジャパンリアルエステイトなどのREITで構成されている。人口減少とはいえ、首都圏ではまだまだ不動産開発が進むことから、REITを保有しておくのも検討したい。しかし、不動産の場合、1銘柄に重点を置くのはリスクがあるだろう。

代表的な銘柄例

  • iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり)
  • iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)
  • iFreeETF 東証REIT指数 など

3. iシェアーズ:債券型ETFが多め

iシェアーズは米国有数の資産運用会社ブラックロックが運用するETFシリーズ。残念ながら成長投資枠では対象となっていないが、ブラジル、メキシコ、インド、フィリピンなど、新興国ETFを豊富に扱っているのが特徴的だ。

今回のテーマである成長投資枠においては、債券型ETFの選択肢の多さが目立つ。例えば「iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり)」や「iシェアーズ 米国債1-3年 ETF」などだ。

債券型ファンド・ETFのメリットは上場株のように随時購入できる点や、複数からなる債券の組み合わせをプロに任せられる点にあるだろう。とはいえ債券(先進国)は貯金のような安全資産として捉えるべきであり、リターンを期待する成長投資枠で購入する必要は無いかもしれない。

ちなみに同シリーズには「iシェアーズ MSCI ジャパン気候変動アクション ETF」のように環境関連株を思わせるような商品もある。だが、中身は日本の大手企業株であり、商品名だけで選ばないよう注意しておきたい。

代表的な銘柄例

  • iシェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり
  • iシェアーズ 米国債1-3年 ETF
  • iシェアーズ 米国リート ETF など

4. グローバルX:テーマ型商品が目立つ

グローバルXはニューヨークのETF運用会社であるGlobal X社が運用しているシリーズ。成長投資枠の対象リストでは「グローバルX 自動運転&EV ETF」や「グローバルX チャイナEV&バッテリー ETF」「グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETF」といったテーマ型商品が目立つ。ちなみに3つ目にあげた商品の上位組入銘柄は任天堂、ソニー、コナミだ。

テーマ型ファンドは流行性に左右されることが多く、短期間の変動が大きいためネガティブな意見を持つ人も多い。しかし、変動しやすいからこそ、短期・中期でのリターンを期待できると、筆者は考えている。確かに長期投資には向かないかもしれない。だが、頻回売買もできる成長投資枠では運用を検討したい商品の一つではないだろうか。

代表的な銘柄例

  • グローバルX 自動運転&EV ETF
  • グローバルX チャイナEV&バッテリー ETF
  • グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETF など

5. MAXIS:指数連動型商品が多い

MAXISは三菱UFJアセットマネジメントのETFシリーズだ。成長投資枠の商品リストを見ると、日経平均株価のほか、NYダウ、NASDAQ100、S&P500など様々な市場の指数に連動する商品が多い。

長期投資向きのこうした商品は、つみたて投資枠での運用がふさわしいだろう。だが、成長投資枠をリスク性の商品で満たす必要はないため、同商品も入れておくと良いかもしれない。

上海市場のSSE180との連動を目指す「MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信」もリストに含まれている。最近では中国経済の悪化によって価格は下落しているが、逆境の今こそ買うべきかもしれない。

なお「MAXIS S&P東海上場投信」という日本の東海地方の企業を対象とした商品もあるが、構成銘柄を見る限りほぼ”トヨタグループ ETF”のような実体だ。

代表的な銘柄例

  • MAXIS NYダウ上場投信
  • MAXIS 日経225上場投信
  • MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株)上場投信 など

まとめ

すでに周知されていると思うが、新NISAには投資信託を積み立てて運用する「つみたて投資枠」と、株を含むさまざまな商品の将来性を期待して投資する「成長投資枠」の2枠がある。つみたて投資枠では貯蓄感覚でインデックスファンドなどの低リスク商品を選ぶとして、成長投資枠ではある程度の冒険をすべきであると筆者は考えている。しかし個別株はリスクがあり、よほどの勝算がない限り多く購入するべきではないだろう。

上場株と同じように売買できながら、ある程度リスクが分散されているETFは、成長投資枠の銘柄としてうってつけだ。実際、EV、半導体、医薬品とETFの中にはテーマ型や業種別に絞った商品も豊富に存在する。こうした商品は、リスク・冒険度で言えば個別株とインデックスファンドの中間に位置づけられるだろう。

日経平均株価に連動するETFを選ぶ場合、どのシリーズも同じような商品で構成されており、値動きも商品ごとに大きく変わらないため、複数のシリーズから買う必要はない。

一方、各シリーズには独特の珍しい商品がある。短期・中期でのリターンを狙うのなら、そのような商品を選ぶと良いかもしれない。いずれにしても先述の通り商品名と実体が異なる商品もあるため、購入時は構成銘柄に必ず目を通して置く必要がある。

※本記事は取材対象者の知識と経験に基づいて投資の選定ポイントをまとめたものですが、事例として取り上げたいかなる金融商品の売買をも勧めるものではありません。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失については、筆者、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。

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執筆者について: nipponese

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