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インテリアに「静かな贅沢」ブームが到来…超富裕層から庶民まで | Business Insider Japan

2024年、人々が家のインテリアに求めるのは、快適性、くつろぎ感、そして、これみよがしではない高級感だ。 g-ストックスタジオ 2024年の住宅には、ゴテゴテした室内装飾や、白一色のインテリアなどは流行らなくなり、心地よく暮らせる快適性が求められることになりそうだ。 サザビーズがまとめたトレンド予測レポートで、あるインテリアデザイナーは、超富裕層の顧客は「あらゆる場所に快適性を求める」と語っている。 「快適性の追求」の具体的な例は、ベッドルームにミニバーを設けることだ。よりお手頃な方法としては、ソファにふかふかのクッションを置くのもいいだろう。 究極の贅沢とは何だろうか? それは、家で快適にくつろぐことだ。 ゴテゴテした室内装飾や、座った後のへこみがまったく残らないような硬質デザインのソファ、コーヒーを手にうろつくだけでも冷や汗ものの白一色のインテリアなどが流行った時代は、もはや過去のものだ。オークションハウスのサザビーズ(Sotheby's)がまとめた今後1年のラグジュアリートレンド予測リポートによると、2024年の人々は、肩の力を抜いて暮らしたいと考えているという。そして、こうした時代の空気を、自らの邸宅で、贅を尽くした形で実現できるだけの購買力を持っているのは超富裕層の人々だ。 サザビーズによれば、こうした超富裕層の人々は、ベッドルームにミニバーを設け、コーヒーをいれたり炭酸水の置き場所にしたりしているほか、冷水浴用の水風呂や赤外線サウナなどでスパ並みの設備をさらに増強したり、バスルームのような場所にもベルベット張りのソファを設けたりしているという。 多くの人が自宅に閉じ込められて過ごした最悪なコロナ禍の数年間を経て、「ラグジュアリー」の意味は、これみよがしの豪華さから、もう少し控えめなものへと変化しつつあるのだ。 このクワイエット・ラグジュアリー(静かな贅沢)というトレンドについて、わかりやすく示しているのが、HBOで放映されている人気テレビドラマ『メディア王~華麗なる一族~』(原題: Succession)だ。このドラマで登場していた、イタリアの高級ブランド、ロロ・ピアーナ(Loro Piana)のベースボールキャップは、カルチャー的に大きな影響力を見せた。カシミア製のシンプルなキャップで、ブランドロゴは入っておらず、価格は625ドルもする(日本価格は8万5800円)。 こうした「静かな贅沢」のトレンドは、アパレルやアクセサリー類の美意識を定義し続けている。そしてこの流れが、住宅にもやってきたというわけだ。 ドラマ『メディア王』の1シーン。ロイ家の次男、ケンダルがかぶっているのが、625ドルするロロ・ピアーナのベースボールキャップだ。 マコール・B・ポーレイ/HBO 「派手さのないラグジュアリー」と形容されるスタイルが売りのインテリアデザイナー、ロバート・スティリン(Robert Stilin)はサザビーズのリポートで「(超富裕層の住宅オーナーは)あらゆる場所に快適性を求めている」と語っている。 「ベッドルーム、キッチン、ダイニングルーム、すべてに快適性を求めている」 これは、非常に当たり前かつ共感できる願望だ。スティリン氏はこう付け加える。 「デザインは、より思慮深いものになりつつある。人々は、自分が求めるスタイルはどういうものなのか、真剣に考えることに時間をかけるようになってきた」 自分への投資 建築設計およびインテリアデザインを手がける企業、ガベリーニ・シェパードの創業者、マイケル・ガベリーニ(Michael Gabellini)は2023年1月、Business Insiderに対し、自身が抱える裕福なクライアントたちはベッドルームで費やす時間が増えていると指摘していた。こうした流れのなかで、ベッドルームにミニバーが設置されるようになった。ミニバーは、朝に飲むジュースや軽食、あるいは夜のアルコール飲料を用意するのにも、何かと便利な設備だ。 ベッドルームに飲み物を置く場所を設けたいが、もう少しお手軽なやり方はないかと考えている人に参考になるのが、トップモデルでカーダシアン家の一員でもあるケンダル・ジェンナーだ。ケンダルは2020年7月、Architectural Digest誌でロサンゼルスの自宅を披露した際に、「お茶コーナー」を見せてくれたが、そこには電気ケトルが置かれているだけだった。これなら、費用がかかる配管工事は必要ない。これは、家の中で(客観的に見て)一番くつろげる部屋に、ちょっとした便利機能を加えられる手軽な方法だ。 セレブ向けの不動産会社を営むフレデリック・エクランド。 ブラボー/寄稿者/ゲッティイメージズ 富裕層にとっては、スパなどで施術を受けるためにわざわざ家を離れるのも、以前ほど魅力的なことではなくなっている。住宅に設置するウェルネス関連の設備は、大がかりで、思い立ったらすぐ使えるものであることが必須条件になっている。セレブ向けの不動産会社を営むフレデリック・エクランド(Fredrik Eklund)と、彼のチームパートナーのジョン・ゴメス(John Gomes)は、2022年12月の取材時にそう話していた。 俳優のデヴィッド・ハーバー(David Harbour)は2023年3月、Architectural Digest誌で、ブルックリンの自宅裏庭にしつらえたサウナと水風呂を披露した。施工は、ニューヨークに本拠を置くモジュラー式サウナメーカー、スウェルター・ハウス(Swelter House)だ。 「僕がサウナと水風呂にハマったのは、そうだな、3年くらい前かな」 フィンランド式のサウナの前に立ち、ハーバーはこう語っている。…

インテリアに「静かな贅沢」ブームが到来…超富裕層から庶民まで | Business Insider Japan

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2024-01-30 01:30:00

2024年、人々が家のインテリアに求めるのは、快適性、くつろぎ感、そして、これみよがしではない高級感だ。

g-ストックスタジオ

  • 2024年の住宅には、ゴテゴテした室内装飾や、白一色のインテリアなどは流行らなくなり、心地よく暮らせる快適性が求められることになりそうだ。
  • サザビーズがまとめたトレンド予測レポートで、あるインテリアデザイナーは、超富裕層の顧客は「あらゆる場所に快適性を求める」と語っている。
  • 「快適性の追求」の具体的な例は、ベッドルームにミニバーを設けることだ。よりお手頃な方法としては、ソファにふかふかのクッションを置くのもいいだろう。

究極の贅沢とは何だろうか? それは、家で快適にくつろぐことだ。

ゴテゴテした室内装飾や、座った後のへこみがまったく残らないような硬質デザインのソファ、コーヒーを手にうろつくだけでも冷や汗ものの白一色のインテリアなどが流行った時代は、もはや過去のものだ。オークションハウスのサザビーズ(Sotheby’s)がまとめた今後1年のラグジュアリートレンド予測リポートによると、2024年の人々は、肩の力を抜いて暮らしたいと考えているという。そして、こうした時代の空気を、自らの邸宅で、贅を尽くした形で実現できるだけの購買力を持っているのは超富裕層の人々だ。

サザビーズによれば、こうした超富裕層の人々は、ベッドルームにミニバーを設け、コーヒーをいれたり炭酸水の置き場所にしたりしているほか、冷水浴用の水風呂や赤外線サウナなどでスパ並みの設備をさらに増強したり、バスルームのような場所にもベルベット張りのソファを設けたりしているという。

多くの人が自宅に閉じ込められて過ごした最悪なコロナ禍の数年間を経て、「ラグジュアリー」の意味は、これみよがしの豪華さから、もう少し控えめなものへと変化しつつあるのだ。

このクワイエット・ラグジュアリー(静かな贅沢)というトレンドについて、わかりやすく示しているのが、HBOで放映されている人気テレビドラマ『メディア王~華麗なる一族~』(原題: Succession)だ。このドラマで登場していた、イタリアの高級ブランド、ロロ・ピアーナ(Loro Piana)のベースボールキャップは、カルチャー的に大きな影響力を見せた。カシミア製のシンプルなキャップで、ブランドロゴは入っておらず、価格は625ドルもする(日本価格は8万5800円)。

こうした「静かな贅沢」のトレンドは、アパレルやアクセサリー類の美意識を定義し続けている。そしてこの流れが、住宅にもやってきたというわけだ。

ドラマ『メディア王』の1シーン。ロイ家の次男、ケンダルがかぶっているのが、625ドルするロロ・ピアーナのベースボールキャップだ。

ドラマ『メディア王』の1シーン。ロイ家の次男、ケンダルがかぶっているのが、625ドルするロロ・ピアーナのベースボールキャップだ。

マコール・B・ポーレイ/HBO

「派手さのないラグジュアリー」と形容されるスタイルが売りのインテリアデザイナー、ロバート・スティリン(Robert Stilin)はサザビーズのリポートで「(超富裕層の住宅オーナーは)あらゆる場所に快適性を求めている」と語っている。

「ベッドルーム、キッチン、ダイニングルーム、すべてに快適性を求めている」

これは、非常に当たり前かつ共感できる願望だ。スティリン氏はこう付け加える。

「デザインは、より思慮深いものになりつつある。人々は、自分が求めるスタイルはどういうものなのか、真剣に考えることに時間をかけるようになってきた」

自分への投資

建築設計およびインテリアデザインを手がける企業、ガベリーニ・シェパードの創業者、マイケル・ガベリーニ(Michael Gabellini)は2023年1月、Business Insiderに対し、自身が抱える裕福なクライアントたちはベッドルームで費やす時間が増えていると指摘していた。こうした流れのなかで、ベッドルームにミニバーが設置されるようになった。ミニバーは、朝に飲むジュースや軽食、あるいは夜のアルコール飲料を用意するのにも、何かと便利な設備だ。

ベッドルームに飲み物を置く場所を設けたいが、もう少しお手軽なやり方はないかと考えている人に参考になるのが、トップモデルでカーダシアン家の一員でもあるケンダル・ジェンナーだ。ケンダルは2020年7月、Architectural Digest誌でロサンゼルスの自宅を披露した際に、「お茶コーナー」を見せてくれたが、そこには電気ケトルが置かれているだけだった。これなら、費用がかかる配管工事は必要ない。これは、家の中で(客観的に見て)一番くつろげる部屋に、ちょっとした便利機能を加えられる手軽な方法だ。

セレブ向けの不動産会社を営むフレデリック・エクランド。

セレブ向けの不動産会社を営むフレデリック・エクランド。

ブラボー/寄稿者/ゲッティイメージズ

富裕層にとっては、スパなどで施術を受けるためにわざわざ家を離れるのも、以前ほど魅力的なことではなくなっている。住宅に設置するウェルネス関連の設備は、大がかりで、思い立ったらすぐ使えるものであることが必須条件になっている。セレブ向けの不動産会社を営むフレデリック・エクランド(Fredrik Eklund)と、彼のチームパートナーのジョン・ゴメス(John Gomes)は、2022年12月の取材時にそう話していた。

俳優のデヴィッド・ハーバー(David Harbour)は2023年3月、Architectural Digest誌で、ブルックリンの自宅裏庭にしつらえたサウナと水風呂を披露した。施工は、ニューヨークに本拠を置くモジュラー式サウナメーカー、スウェルター・ハウス(Swelter House)だ。

「僕がサウナと水風呂にハマったのは、そうだな、3年くらい前かな」

フィンランド式のサウナの前に立ち、ハーバーはこう語っている。

「それで、片方(サウナ)を設けたので、スウェルター・ハウスにもう一方(水風呂)も作ってもらった」

スウェルター・ハウスのウェブサイトによれば、同社のサウナは10万ドル(約1480万円)から施工可能だという。

カリフォルニア州ビバリーヒルズにあるエクランド自身の家にも、赤外線サウナと水風呂がある。だが、自分は「一般的な(サウナの)買い手ではない」と彼はBIに語る。

「人生は、短距離走というよりは、マラソンのようなものだ。特にこの業界ではそうだ」とエクランド氏は語る。

「自分自身に投資すればするほど、良い結果が得られる」

#インテリアに静かな贅沢ブームが到来超富裕層から庶民まで #Business #Insider #Japan

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