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陸上生活には戻らない! ウォータースポーツ好きのカップルが2カ月で建てた「湖に浮かぶ家」 | Business Insider Japan

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている サラ・スピロさん(27)とブランドン・ジョーンズさん(40)は、アメリカのノースカロライナ州にある"湖に浮かぶ極小住宅"で暮らしている。 2人は約9万ドル(約1300万円)でこの家を建てた。 「オフグリッドで生活しているので、わたしたちが支払うのは年間5000ドルの係留料だけです」とスピロさんはBusiness Insiderに語った。 ウォータースポーツが好きで、デートと言えばノースカロライナ州にあるフォンタナ湖というカップルにとって、湖に浮かぶ家ほど「家」と呼ぶのにふさわしい場所はない。 「わたしたちはよくこういった水上キャビンの近くを通っていたんです。心の中でいつも『ああ、これを手に入れるためには人生で何をすればいいんだろう』と考えていました」とサラ・スピロさんはBusiness Insiderに語った。 「玄関を出たら全ての趣味が目の前にあるというのが、わたしの究極の夢でした」 幸運にも、スピロさんとパートナーのブランドン・ジョーンズさんは今から3年前に夢を実現することができた。最初の"湖に浮かぶ家"を購入したのだ。 ブランドン・ジョーンズさんとサラ・スピロさん。 ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている 大がかりなリノベーションが必要だった。屋根と骨組みはそのまま使えたものの、それ以外はほぼ全て取り替えなければならなかった。「全く住める状態ではなかったので、やることがたくさんありました」とスピロさんは当時を振り返った。 2年後、2人に今までよりも広い"湖に浮かぶ家"をゼロから新たに建てるチャンスが巡ってきた。 「少し広くなったし、ゲストルームや友人や家族をもてなす場所も確保できたのでうれしかったです」とスピロさんは語った。 最初の"湖に浮かぶ家"で。 ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている おかげで2人は最初に手に入れた"湖に浮かぶ家"を夏の間に貸し出して、臨時収入を得ることもできた。ただ、その後、2人はこの家を手放すことにした。 「自分たちは大家には向いていないと気付いたんです。あまりにも手間がかかりました」とスピロさんは話した。 "湖に浮かぶ家"を建てる テネシー川流域開発公社(TVA)が管理するフォンタナ湖に家を建てるには、厳しいルールがある。 「新しい家を建てるには、既存の家を購入しなければならないんです」とスピロさんは語った。 スピロさん。 ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている スピロさんたちのケースでは、湖の特定の場所に「家」が存在する許可証はあったものの、その「家」は何年か前に倒壊し、撤去されていたという。2人はこの許可証を買い取るだけでよかった。 フォンタナ湖に浮かぶ「家」の数について、Business InsiderはTVAに問い合わせたが回答は得られなかった。ただ、地元紙のアッシュビル・シチズン・タイムズによると、400軒ほどあると見られている。 2人が暮らす入り江には、家は20軒ほどしかないとスピロさんは話している。 「この湖には全部で入り江が5つくらいあるのですが、ここは圧倒的に住民が少ないんです。150人以上が暮らしている入り江もいくつかあって、まるで小さな町のようです」とスピロさんは付け加えた。 ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている 完成まで2カ月 2人は広さ360平方フィート(約33平方メートル)の新しい"湖に浮かぶ家" —— 外のデッキ部分は400平方フィートある —— を2カ月で建てた。 前回のリノベーションの経験も役に立ったけれど、完成を急ぐ2人の最大のモチベーションは、それぞれの仕事が忙しくなる前に仕上げなければという危機感だったとスピロさんは話している。春の終わりから秋にかけてが特に忙しいという。 ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている…

陸上生活には戻らない! ウォータースポーツ好きのカップルが2カ月で建てた「湖に浮かぶ家」 | Business Insider Japan

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2024-01-20 23:30:00

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

  • サラ・スピロさん(27)とブランドン・ジョーンズさん(40)は、アメリカのノースカロライナ州にある”湖に浮かぶ極小住宅”で暮らしている。
  • 2人は約9万ドル(約1300万円)でこの家を建てた。
  • 「オフグリッドで生活しているので、わたしたちが支払うのは年間5000ドルの係留料だけです」とスピロさんはBusiness Insiderに語った。

ウォータースポーツが好きで、デートと言えばノースカロライナ州にあるフォンタナ湖というカップルにとって、湖に浮かぶ家ほど「家」と呼ぶのにふさわしい場所はない。

「わたしたちはよくこういった水上キャビンの近くを通っていたんです。心の中でいつも『ああ、これを手に入れるためには人生で何をすればいいんだろう』と考えていました」とサラ・スピロさんはBusiness Insiderに語った。

「玄関を出たら全ての趣味が目の前にあるというのが、わたしの究極の夢でした」

幸運にも、スピロさんとパートナーのブランドン・ジョーンズさんは今から3年前に夢を実現することができた。最初の”湖に浮かぶ家”を購入したのだ。

ジョーンズさん、スピロさん

ブランドン・ジョーンズさんとサラ・スピロさん。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

大がかりなリノベーションが必要だった。屋根と骨組みはそのまま使えたものの、それ以外はほぼ全て取り替えなければならなかった。「全く住める状態ではなかったので、やることがたくさんありました」とスピロさんは当時を振り返った。

2年後、2人に今までよりも広い”湖に浮かぶ家”をゼロから新たに建てるチャンスが巡ってきた。

「少し広くなったし、ゲストルームや友人や家族をもてなす場所も確保できたのでうれしかったです」とスピロさんは語った。

湖に浮かぶ家

最初の”湖に浮かぶ家”で。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

おかげで2人は最初に手に入れた”湖に浮かぶ家”を夏の間に貸し出して、臨時収入を得ることもできた。ただ、その後、2人はこの家を手放すことにした。

「自分たちは大家には向いていないと気付いたんです。あまりにも手間がかかりました」とスピロさんは話した。

“湖に浮かぶ家”を建てる

テネシー川流域開発公社(TVA)が管理するフォンタナ湖に家を建てるには、厳しいルールがある。

「新しい家を建てるには、既存の家を購入しなければならないんです」とスピロさんは語った。

スピロさん

スピロさん。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

スピロさんたちのケースでは、湖の特定の場所に「家」が存在する許可証はあったものの、その「家」は何年か前に倒壊し、撤去されていたという。2人はこの許可証を買い取るだけでよかった。

フォンタナ湖に浮かぶ「家」の数について、Business InsiderはTVAに問い合わせたが回答は得られなかった。ただ、地元紙のアッシュビル・シチズン・タイムズによると、400軒ほどあると見られている。

2人が暮らす入り江には、家は20軒ほどしかないとスピロさんは話している。

「この湖には全部で入り江が5つくらいあるのですが、ここは圧倒的に住民が少ないんです。150人以上が暮らしている入り江もいくつかあって、まるで小さな町のようです」とスピロさんは付け加えた。

家を建てる仲間たち

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

完成まで2カ月

2人は広さ360平方フィート(約33平方メートル)の新しい”湖に浮かぶ家” —— 外のデッキ部分は400平方フィートある —— を2カ月で建てた。

前回のリノベーションの経験も役に立ったけれど、完成を急ぐ2人の最大のモチベーションは、それぞれの仕事が忙しくなる前に仕上げなければという危機感だったとスピロさんは話している。春の終わりから秋にかけてが特に忙しいという。

天井の作業をする2人

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

スピロさんはアウトドア・アドベンチャーの会社でガイドとして働いていて、ジョーンズさんはフォンタナ湖マリーナでマネージャーとして働いている。

「本当にあっという間でしたが、毎日8~10時間ノンストップで作業をしていました」とスピロさんは当時を振り返った。

その間、2人は湖の同じエリアにある前の家で生活していた。

「これも早く家を完成させたいという大きなモチベーションでした。毎日、自分たちはまだ前の家に住んでいるから、貸し出すこともできないと考えていました」とスピロさんは語った。

湖に浮かぶ家

2人が暮らす”湖に浮かぶ家”。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

「水上生活」とは

スピロさんによると、2人は”湖に浮かぶ家”を建てるのに9万ドルくらい使ったという。

「全てをきちんと把握することはできませんでしたね」とスピロさんは話している。

家の許可証以外に、2人は毎年5000ドルの係留料を払わなければならない。係留料はそれぞれの入り江が提供する設備などによって、金額が異なるという。

玄関

玄関。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

「それには船着き場も含まれているので、車で行き来できるんです」とスピロさんは続けた。

「水も使えます。マリーナから水道を引いています」

フォンタナ湖はグレート・スモーキー山脈国立公園とナンタハラ国有林の間に位置している。2人が住んでいる家から一番近い町はロビンズビルという小さな町で、約40分ほどの距離だという。

何もない場所に家を建てる難しさ

このプロジェクトで最も難しかったのは、建設資材の確保と運搬だったとスピロさんは話している。

リビング

玄関を入るとすぐにリビングが。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

「一番近いホームセンターまで1時間15分くらいかかるんです。この辺りでは一番大きな店です。往復するだけで3時間近くかかって、それから荷物を降ろしてボートに載せて、家まで運ばなければなりませんでした」

買い忘れたものがあっても、すぐに店に戻ることもできなかったとスピロさんは話した。

穏やかな暮らし

2人が住んでいる今の”湖に浮かぶ家”は、前の家よりも広くなったとはいえ「極小住宅」とみなされる。極小住宅(タイニーハウス)とは通常、広さ60~400平方フィート(約5.6~37平方メートル)の家のことだ。

スピロさんが気に入っているのは、この家の天井の高さだ。高さがあることで、家全体が広々と感じられる。

四方全てに窓をつけたことで、湖の美しい眺めも楽しめる。

キッチン

キッチン。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

「何をしていても、窓からこの穏やかな景色が見えるところが気に入っています。お皿洗いをしていても、です」とスピロさんは話している。

この生活スタイルは誰にでも合うものではないとしつつも、スピロさんとジョーンズさんにとっては”完璧”で、普通の家での暮らしに戻る予定はないという。

「人によるでしょうね。でも、わたしたちは戻るつもりはありません。陸上での生活よりもいいんです」

玄関を出ればすぐに湖でのアクティビティが楽しめるというだけでなく、湖に浮かぶ家はお金も比較的かからないとスピロさんは語った。

寝室とリビング

寝室とリビングは壁で仕切られている。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

9万ドルで家を買うのは難しいし、買えたとしても、恐らく土地代まではそこに含まれていないだろうと、スピロさんは話した。

「ここでは自分たちは本当に美しくて新しい家を持てたと感じられるんです。苦労した甲斐がありました」

そして、ネットフリックスのサブスクリプションといって「小さなもの」への支払いを除けば、「オフグリッドで生活しているので、わたしたちが支払うのは年間5000ドルの係留料だけです」とスピロさんは付け加えた。

寝室

寝室。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

考え方にも変化

水上生活はスピロさんの心を他のオルタナティブな生き方にも開かせた。

「例えば、わたしたちはいつかヨットで生活してみたいという大きな夢も持っています。5年前のわたしなら、クレイジーだと思ったでしょう」とスピロさんは言う。ただ、湖に浮かぶ家でいま生活をしているスピロさんにとって、ヨットで暮らすという選択肢はもはやそれほど突飛な考えではない。

「コツさえつかめば、思ったほどクレイジーでないことが多いんです」

インスタグラムチクタク、さらにはYouTubeといったソーシャルメディアで、他の人々の視野を広げることができることもやりがいにつながっている。

ロフト

ロフト。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

自分たちの水上生活についての投稿は、もともと友人や家族に向けて始めたものだったけれど、今では2人のライフスタイルに興味を持つ視聴者が増えた。

インスタグラムでは14万7000人、TikTokでは18万9000人以上のフォロワーがいる。

「たくさんの人たちが(わたしたいの暮らしを)かっこいいと思ってくれました。そして、これほどたくさんの人たちが異なるものに対して柔軟な見方をし、物事の仕組みについて純粋に好奇心を持ってくれたことも心強かったです」とスピロさんは語った。

まずは現地のルールを確認

犬

犬も一緒に暮らしている。

ブランドン・ジョーンズとサラ・スピロ/ジョーンズと一緒に浮いている

自分も水上生活をしてみたいと思う人は、何よりもまず現地のルールを確認することが重要だとスピロさんは話している。

「残念ながら、大半の場所で(水上生活は)認められていません。わたしたちがやっているからと言って、自分もすぐにどこかでできるとは思わないでください。ただ、これが認められている場所を見つけることさえできれば、ぜひ挑戦してみてください」

“湖に浮かぶ家”は普通の家とそこまで違うわけではなく、その暮らしやすさに驚く人が多いとスピロさんは言う。

「まずは試してみてください。それであなたが気に入らなくても、別の誰かが気に入ってくれるはずです。まだまだ一般的とは言えないので、高く売れます」


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執筆者について: nipponese

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