神戸新聞社がまとめた2026年度大学入試の合格実績によると、兵庫県内の高校において関西の難関私大「関関同立」や関東の難関私大への合格者数で、公立・私立高校がそれぞれ上位に名を連ねました。調査対象は、8月末までにホームページで実績を公表した県内の高校です。
関西学院大で加古川東がトップ、公立勢が上位を占める
神戸新聞社は2026年度大学入試における兵庫県内の高校の合格実績を調査しました。対象は定時制や通信制を除く公立・私立高校のうち、8月末までにウェブサイトで実績を公開した学校です。関西の難関4私大「関関同立」のうち、西宮市や三田市にキャンパスを持つ関西学院大では、加古川東が265人の合格者を出し、前年の171人(8位)から大幅に躍進してトップとなりました。2位は私立の須磨学園で263人、3位は兵庫の252人と続きます。上位10校の内訳は公立が8校、私立が2校でした。県内では97校が合格者を輩出し、そのうち21校で合格者数が100人を超えています。
関関同立で存在感を示す公立高校
他の関西私大においても、公立高校の健闘が目立ちます。関西大は西宮東が141人で首位に立ちました。同志社大と立命館大は、いずれも市西宮がトップで、合格者数はそれぞれ165人、159人です。神戸、尼崎稲園、市西宮の3校は関関同立のすべてでトップ10入りを果たしました。4大学の合計合格者数では、市西宮が638人で最も多く、次いで須磨学園が584人、神戸が561人となっています。関関同立の合格者が100人以上となったのは公立30校、私立9校の計39校で、うち23校は200人を超える実績を残しました。
関東の難関私大では私立高校が上位を占有
関東の難関私大に目を向けると、関西圏とは異なる傾向が見られます。早稲田大の合格者数は、灘が38人で最多となり、須磨学園が24人、六甲学院が19人と、トップ3を私立高校が占めました。公立では長田が11人で5位、姫路西が10人で6位に入っています。慶応大も同様に、甲陽学院の25人を筆頭に、灘(21人)、六甲学院(15人)が続きました。公立では神戸大付属中等教育学校が8人で6位、神戸が7人で7位にランクインしています。早慶のいずれかに合格者を出したのは公立25校、私立20校の計45校でした。上智大の合格者は私立小林聖心女子の7人が最多です。
- 関西学院大:加古川東(265人)
- 関西大:西宮東(141人)
- 同志社大:市西宮(165人)
- 立命館大:市西宮(159人)
- 早稲田大:灘(38人)
- 慶応大:甲陽学院(25人)
- 上智大:小林聖心女子(7人)
今後の合格実績公表の動向について
今回の集計は、各高校が現役生と既卒生の合計として公表した数値をベースにしています。ただし、現役生の実績のみを公開している高校や、大学別の単年度実績を公表していない高校はランキングから除外されています。各高校の教育環境や進路指導の状況を反映する合格実績は、今後も学校のウェブサイトを通じて随時更新される可能性があります。保護者や受験生は、志望校の最新の実績を確認する際、公表基準が学校ごとに異なる点に注意が必要です。神戸新聞社の高校受験ページでは、関関同立合計や早慶合計などの詳細なランキングも公開されています。