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2025-08-03 08:30:00
- 高校生のポッドキャスターが、スティーブ・コーエン氏やハワード・マークス氏といった金融界の大物たちにインタビューをしている。
- 15歳のアミール・フィッシャー君は、そうした大物たちとの対話から学んだ教訓を4つにまとめた。
- その教訓とは、自分の情熱を追うこと、長期的な視点を持つこと、自分の直観を信じることなどである。
10代のポッドキャスターが金融界の大物たちから知恵とアドバイスを集め、他の若者たちに共有している。
コネチカット州のグリニッジ高校に通う15歳の高校2年生、アミール・フィッシャー君は、2024年に「ジェネレーティング・アルファ(Generating Alpha)」というポッドキャストを立ち上げた。フィッシャー君はこれまでに、スティーブ・コーエン氏、ハワード・マークス氏、アラン・シュワルツ氏、ボブ・プリンス氏、アンソニー・スカラムッチ氏など、20人以上のゲストにインタビューを行なっている。
Business Insiderの取材でフィッシャー君は、彼らとの対話から得た重要な教訓と、それを自分自身の生活にどう活かしているかを語った。彼が学んだ4つの主な教訓を以下に紹介する。
1. 情熱こそ原動力
「自分の情熱を追え」とはよく言われるが、決まり文句になる理由は確かにある。レイ・ダリオ氏が率いるブリッジウォーター・アソシエイツ(Bridgewater Associates)の共同最高投資責任者であるボブ・プリンス氏は、「自分がやりたいこと、やらずにいられないこと、自然に惹かれることをやるべきだ」と、フィッシャー君に語った。
「そういうことをしていれば、知識もスキルもやがて積み重なっていく」と、プリンス氏は続けた。
ポイント72アセットマネジメント(Point72 Asset Management)創業者のスティーブ・コーエン氏も、「自分が楽しめないことならやるべきじゃない」と言った。
フィッシャー君は、コロナ禍だった10歳のときに株式投資に関する動画を見始め、それ以来金融に強い興味を持っている。
ポッドキャストでゲストにインタビューすることで、「できる限り多くのことを学んで」頑張りつづける意欲を掻き立てられるのだという。
2. 長期的な視点を持つ
グッゲンハイム・パートナーズ(Guggenheim Partners)の会長で、ベア・スターンズ(Bear Stearns)の元CEOであるアラン・シュワルツ氏は、短期的な成果よりも価値の創造こそが長期的な成功につながると、フィッシャー君に語った。「僕が大切に築き上げていこうとしているのは、リスナー数や視聴回数ではありません。意味のある対話をすることです」と、フィッシャー君はBusiness Insiderに話した。
「僕は生活のあらゆる面で、満足遅延という考え方を応用しています。たとえばテニスのフォームを少し変えるというような小さなことでも、初めは慣れないからむしろやりづらいかもしれないけれど、長期的には効果が出ます。1カ月もすれば、それまでで最高のフォームになっているでしょう」と、フィッシャー君は言う。

3. 安全な道ばかり選ばない
アンソニー・スカラムッチ氏はフィッシャー君に、若いうちは「リスクを取ることに慣れるべきだ」と言った。キャリアの早い段階でその習慣を身につければ、将来的に大きなリターンにつながるという。
「恐れながら生きてはいけない」と、スカイブリッジ・キャピタル(SkyBridge Capital)の創業者であり、元ホワイトハウス広報部長でもあるスカラムッチ氏は付け加えた。「人生なんてあっという間だ。楽しいものにもできる。でも、恐れていてはだめだ」
「リスクを取れ、という教えを深く胸に刻んだ」と、フィッシャー君は言う。
「僕がもし失敗しても、最悪のシナリオはそれほど悪くない。僕はまだ高校生だし、活動は自分の資金でやっていて、まだ実家暮らしでもあります。きちんと計算した上で、取れるリスクをすべて取っています」
4. 自分を信じる
スティーブ・コーエン氏は、自身の会社を成長させていた頃、どうしてそんなに働いてまで事業を大きくするのか? と、周りからよく聞かれていたとフィッシャー君に語った。
「自分が情熱を持っていることでも、他人の言葉で簡単にやめてしまうものだ」と、投資家でビリオネアの彼は警告した。
「まさか返事が来るなんて思わなかった人たちに連絡を取ってみたら、返事をもらえた。夢は大きく持つべきですね」と、フィッシャー君は言う。
ハワード・マークス氏も同様に、親や友だちなどの他人に自分の人生の行き先を決めさせてはならないとフィッシャー君に言った。
オークツリー・キャピタル・マネジメント(Oaktree Capital Management)の共同創業者で共同会長であるマークス氏は、「社会に望まれる通りの行動、ひたすらお金を稼ぐこと、寝る間も惜しんで働くこと」が、幸せな人生のレシピではないはずだと語った。仕事・家族・友人・趣味・その他の活動をバランスよく保つ方が良い人生になるだろう、と。
フィッシャー君は、自分が尊敬できない人や、見習いたいとも学びたいとも思わない人の意見はもう聞かなくなったという。「自分の道は自分で切り拓こう。自分だけの軌跡を描こう。平凡なことをやっていては、抜きんでた成功なんて期待できないんだ」
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