鳥取県内で目撃された山道のトンネルの名称が、若者言葉を思わせる響きを持つとしてX(旧ツイッター)上で大きな注目を集めている。LIMOの取材に対し、写真を投稿した@Kentoushi1989さんは、道中で偶然この名前を見つけて面白いと感じたと振り返った。
国道482号の山間に現れた「まぢトンネル」の正体
山間部を通る道路の入り口上に、ひらがなで「まぢトンネル」と書かれた看板が掲げられている。この名称が写された1枚の写真がXに投稿され、執筆時点で表示回数が184万7000件を超えるなど話題となった。「まじ」や「本当に」といった意味で使われる若者言葉を連想させるインパクトのある名前について、SNS上では「ウチら、頑張ったっしょ!?」といったリプライや、ギャルがトンネル工事に参加している姿を想像するコメントが寄せられている。LIMOの取材に対し、投稿主の@Kentoushi1989さんは、ギャル文化の強さを感じたとその反響を語った。
投稿主がその場所を訪れた背景と撮影の経緯
このトンネルが位置しているのは、国道482号の鳥取県八頭郡八頭町と鳥取市用瀬町の境界付近である。投稿主さんがこの道を通ったのは、温泉地をモチーフにしたキャラクターに関する営業で、別の温泉地へ向かっている最中だった。近くにある観光施設「大江ノ郷ヴィレッジ」でパンケーキを楽しむために国道482号を通り、往路で名前が気になったことから、復路でもう一度立ち寄って撮影を行ったという。
https://x.com/Kentoushi1989/status/2100110625917833640
ひらがな表記で印象が変わる名称の由来
鳥取市が公開している防災マップには、国道482号沿いに「まぢトンネル」との記載がある。その鳥取市側には「馬路」という地区が存在しており、周辺には馬路橋や馬路公民館なども確認できる。つまり、このトンネルは鳥取市用瀬町と八頭町を結ぶ国道482号上にあり、名称は鳥取市側にある「馬路」という地名にちなんだものとなっている。漢字の「馬路」という表記をひらがなで合わせた結果として、思いがけないギャルっぽい響きが生み出された。
多様性の時代に広がるユーモアな受け止め方
ひらがなで書かれることによって地域に根付いた地名がまったく異なる印象を与える点について、多くのユーザーが面白がっている。投稿主さんは、多様性が重視される現代においては、実際にギャルがトンネルの掘削作業に携わることもあるかもしれないと、ユーモアを交えてその発想を語った。地域で静かに使われてきたインフラの名称が、SNSを介して広い範囲で親しまれる事例となっている。