1760612205
2025-10-16 10:00:00
- 高級ブランドの中古品を扱うザ・リアルリアルによると、2025年に入って中古高級腕時計の需要は高まっている。
- ただし、一番人気の時計は世代によって異なるという。
- ベビーブーマー世代には、ロレックスのデイトジャスト(Datejust)が人気だ。ミレニアル世代はロレックスのデイデイト(Day-Date)を選ぶ傾向にある。
近ごろは、腕時計に関心を抱く人が増えている。しかし、どのブランドやアイテムに引かれるかは、世代によって異なるようだ。
高級ブランドの中古品を扱うザ・リアルリアル(The RealReal)の最新レポートによると、同プラットフォームにおける腕時計の新規購入者数は、2025年1~7月に前年同期比で46%増加した。
高級腕時計の中古市場は2025年に入り、トランプ政権による関税政策を受けて活況を呈している。一部の時計メーカーが、輸入コスト増などを理由に、小売価格の引き上げを発表しているためだ。
アメリカ政府は8月、多くの高級腕時計メーカーが拠点を置くスイスからの一部輸入品に、39%の関税を課すと発表した。一部の再販業者は、関税と小売価格の上昇を受けて、中古腕時計の需要が増加したと述べている。
中古の高級腕時計に対する関心の高まりは、特定の世代に限られた傾向ではないが、求めるブランドやアイテムは世代によって異なっていることが、ザ・リアルリアルのレポートで明らかになった。以下で、世代別の売れ筋を見ていこう。
ベビーブーマー世代(1946~1964年生まれ)

レポートによると、現在61~79歳のベビーブーマー世代は、老舗の腕時計ブランドへの関心が最も高かった。ザ・リアルリアルの調査では、ロレックス(Rolex)のデイトジャスト(Datejust)が男女ともに一番人気で、特にこの世代における売り上げが、他の世代を上回った。
デイトジャストは、しばしば高級腕時計の入門編的なアイテムとみなされる。ある再販業者がBusiness Insiderに語ったところでは、小売価格の高騰を避けて中古品を買う人々のあいだで、トップクラスの人気を誇るシリーズだという。
ロレックスのデイトジャストは賢い投資対象でもあることが、レポートから明らかになっている。このクラシックな腕時計のザ・リアルリアルにおけるリセール価格は、2021年と比べて17%上昇している。
またレポートによると、オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)、ショパール(Chopard)、シャネル(Chanel)といった老舗ブランドの売り上げも、2025年に入ってベビーブーマー世代で倍増している。
X世代(1965~1980年生まれ)

レポートによると、現在45~60歳のX世代の購買層は、他のどの世代よりも多くの時計を購入している。
X世代が最も購入していた時計は、男性がロレックスのデイトナ(Daytona)、女性がブルガリ(Bvlgari)のトゥボガス(Tubogas)だった。
ロレックスのデイトナは、同ブランドの象徴的な時計であり、常に需要が高い。優れた投資対象としても、しばしば名前が挙がる。
ミレニアル世代(1981~1996年生まれ)

現在29~44歳のミレニアル世代は、特にゴールド(金)素材の腕時計に関心が高く、検索数が前年比で30%増加している、とレポートは明らかにしている。
ミレニアル世代が最も購入していた時計は、男性がロレックスのデイデイト(Day-Date)、女性がパテック・フィリップ(Patek Philippe)のノーチラス(Nautilus)だった。
ロレックスのデイデイトは、新たな関税が発表される前の2025年初めに、同ブランドが値上げを実施したシリーズの一つだ。この値上げは、ゴールド(金)価格の高騰が一因となった可能性がある。
パテック・フィリップのノーチラスもまた、小売価格を上回る金額で取り引きされることが多く、一部で優れた投資対象とみなされるシリーズだ。
Z世代(1997~2012年生まれ)

現在13~28歳のZ世代は、非主流のブランドを求める傾向が最も強い世代であることが、レポートで明らかになった。Z世代では、スイスの時計メーカー、タグ・ホイヤー(Tag Heuer)の検索数が前年比で105%増加し、すべてのブランドおよび年齢層を通じて、最も急激な検索増加率を示した。
そのほか、オメガ(Omega)はZ世代において売り上げが倍増し、オーデマ・ピゲとグッチ(Gucci)も、それぞれ売り上げが117%と35%増加した。
Z世代の高級腕時計への関心は、中古市場の活性化に寄与していると考えられている。この世代は総じて、上の世代よりも中古品を購入する傾向が強いことが判明している。
#高級腕時計の中古市場が活況世代別の売れ筋アイテムを紹介 #Business #Insider #Japan