米連邦政府機関の閉鎖(一部業務停止)が終了したにもかかわらず、米中央銀行の追加利下げは難しいのではないかとの憶測が広がり、ニューヨーク株式市場は下落した。
この日のニューヨーク証券取引所でダウ平均株価は、前日比797.60ポイント(-1.65%)安の47,457.22で取引を終えた。
スタンダード&プアーズ(S&P)500指数は前日比113.43ポイント(-1.66%)安の6,737.49で取引を終え、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比536.10ポイント(-2.29%)安の22,870.36で取引を終えた。
S&P500種指数の下落率は先月10日(-2.7%)以来、1カ月ぶりの大きさとなった。
12月の利下げ期待の後退を受け、過大評価で物議を醸している大型ハイテク株に集中的な売りが出た。
NVIDIA(-3.56%)、AMD(-4.21%)、Palantir(-6.53%)などの人工知能(AI)関連株が大幅下落し、テスラも6.65%急落した。
フィラデルフィア半導体株指数は3.72%下落した。
政府機関閉鎖が解除されても経済指標の乖離により12月利下げの可能性は低いとの見方から米国債利回りが上昇した。
30年国債入札が精彩を欠いたことも全体の売りを強めた。
ニューヨーク債券市場では米10年国債利回りが3.6ベーシスポイント上昇し4.115%となった。 30年債利回りは4.4ベーシスポイント上昇し4.706%となった。
FRBの金利政策への期待を最も敏感に反映する2年債利回りは2.7ベーシスポイント上昇し3.593%となった。
一方、仮想通貨ビットコインは3%近く下落し、10万ドルの水準が崩壊し、9万8000ドルの水準で取引された。
国際原油価格は、安値圏の買いで前日の大幅下落から反発した。
ただ、米国の原油在庫が大幅に増加したとの報道を受け、上げ幅は限定的となった。
東部時間、ニューヨーク商品取引所でウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油の12月渡しは前日比0.20ドル(0.34%)高の1バレル=58.69ドルで取引を終了した。
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