2026年10月6日、大型で強い台風27号の接近に伴う高波の影響で、神奈川県の西湘バイパスが上下線ともに通行止めとなりました。NEXCO中日本やFNNプライムオンラインなどの報道によると、海沿いの本線や西湘PAに波が打ち付け、通行止めは30時間以上に及びました。
台風27号の接近に伴い西湘バイパスが上下線で通行止め
2026年10月6日17時現在、神奈川県の大磯町から小田原市の相模湾沿いを通結ぶ西湘バイパスが、高波の影響により通行止めとなりました。くるまのニュースの報道によると、大型で強い台風27号が日本列島に接近し、海上は大しけとなっています。さらに台風28号、29号も続けて接近している状況です。
海沿いを走る西湘バイパスの本線には相模湾からの高波が押し寄せ、上下線に波が打ち付ける状況となりました。NEXCO中日本の道路カメラ映像では、西湘PAの駐車場にまで波がかぶる様子が確認されています。NEXCO中日本東京支社の公式SNSでは、打ち上る海水量や範囲が増えてきているとして、通行止めが長時間となるおそれを伝えていました。
小田原市内の住宅街や自動車整備工場で発生した冠水被害
FNNプライムオンラインの報道では、高波による影響が道路の通行止めにとどまらず、周辺の街へと広がった様子が伝えられています。小田原市では海から400メートル以上離れた住宅街でも道路が冠水し、住民が長靴で歩く姿が見られました。用水路の水位が道路ギリギリまで上がり、水が道路にあふれ出る事態となりました。
冠水被害は周辺の住宅街だけでなく、自動車整備工場にも及び、職員が対応に追われました。小田原市の飲食店の従業員は、防波堤を越える高波や振動を伴う大きな音に対して恐怖や危機感を覚えたと語っています。また、相模湾でとれた海の幸が人気の店は、高波の影響で6日の営業時間を急きょ短縮せざるを得ませんでした。
迂回路の混雑と周辺地域に広がった交通への影響
西湘バイパスの通行止めに伴い、小田原・熱海方面への往来には国道1号本線や小田原厚木道路、箱根新道への迂回が必要となりました。くるまのニュースによると、この影響で周辺の道路では渋滞や混雑が発生しています。小田原駅から北上して小田原厚木道路方面に向かう県道74号線の小田原山北線などで混雑が見られました。
また、国道1号の国道134号との交差点である大磯駅入口や国府新宿、二宮駅の各交差点でも渋滞が発生しました。小田原市内の小田原厚木道路の小田原東ICに向かう国道255号でも混雑が起きています。なお、西湘バイパスの先、熱海方面に向かう真鶴道路も高波により一時通行止めとなりました。

3連休に向けた今後の台風の進路と警戒すべきポイント
日本の東を北上した大型の台風27号は徐々に日本から離れつつありますが、後を追う台風28号や29号はいずれも西へと進む予想となっています。FNNプライムオンラインの報道によると、特に台風29号は12日に小笠原諸島に近づく恐れがあり、今後の進路には十分な注意が必要です。
西湘バイパスや熱海ビーチラインの通行止めは7日午後にそれぞれ解除されたものの、続く3連休中においても関東や東北で再び高波が高まる可能性があります。気象庁や道路管理者からの最新の交通情報を入手し、海岸付近への接近や不要不急の外出を控えるなど、今後の台風情報に備えることが求められています。