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羽田空港に国内初のアメックス高級ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」開業。日本法人トップが明かす進出の狙い | Business Insider Japan

アメリカン・エキスプレスの企業ロゴ。シャッターストッククレジットカードブランド「アメリカン・エキスプレス」(アメックス)は7月16日、会員専用ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ羽田」を羽田空港第3ターミナル内にオープンした。自社のカード利用者の拡大とともに、訪日観光客数の増加などで高まっているインバウンド需要に対応する狙いがある。同ラウンジは世界29カ所で展開しており、羽田空港は30カ所目。アジアではインドや香港に続いて4カ所目、日本では初となる。運営元となるアメリカン・エキスプレス・インターナショナルの須藤靖洋社長は「海外旅行や出張で羽田空港を利用する日本のお客さまには出発前の上質なくつろげる時間を、さらなる増加が見込まれる海外からのお客さまには日本の魅力を届けるための質の高いサービスを提供する」と語った。ラウンジ開業に合わせて報道陣にプレゼンする、アメックス日本法人の須藤靖洋社長。撮影:樋口隆充ジャパンブルー基調の空間で和食や日本酒を提供同ラウンジ(営業時間午前8時〜午後10時、年中無休)は「プラチナ・カード」(年会費16万5000円)以上のカード所有者を対象に開放する施設。日本の藍染めの深みある藍色「ジャパン・ブルー」を基調とした696平方メートルの空間に無料Wi-Fiや充電、シャワーなどを備え、フライト3時間前から利用できる。輪島塗りや西陣織など日本の伝統工芸品を使ったアートも展示している。藍色基調の空間が広がっている。撮影:樋口隆充なかでも地域の特性を生かした食事が楽しめる「ダイニング・バー」が、同ラウンジの大きな特徴だ。ライブオープンキッチン方式で、寿司やラーメンなどを専属シェフが利用者とコミュニケーションを取りながら、目の前で調理して振る舞う。ライブキッチンでシェフが会話しながら寿司などを提供する。撮影:樋口隆充バックヤードにはレストランと同等のフルキッチンを備え、日本料理以外にもカレーやピラフ、中華料理、ハンバーガー、スイーツなどいちから施設内で調理した出来立てのフードを提供する。和食以外にも、ピラフや酢豚など幅広いフードをビュッフェ形式で提供する。撮影:樋口隆充バーカウンターでは「知多」「白州」など国産ウイスキーや日本酒、焼酎を中心にノンアル飲料を含め多数の飲み物を味わえる。アメックス側のおすすめは奥飛騨の日本酒を使った「ブルーバード」という特製カクテルだといい、このカクテルは同ラウンジの「シグネチャーカクテル」となっている。ラウンジ内にあるバーカウンター。撮影:樋口隆充今秋からは都内の複数のミシュラン星付きレストランで腕を振るってきた荻野聡士シェフが監修した、日本の四季の旬の食材を使った日本料理を提供する予定だ。報道陣向けの内覧会に同席したシェフの1人は「これから出国する人、特にインバウンドの方にとっては、このラウンジが日本で過ごす最後の場になる可能性がある。そんな人の思い出に残るような味と体験を届けたい」と語った。ラウンジの外観。撮影:樋口隆充須藤社長「日本市場は非常に成長が期待される市場」「アメリカン・エキスプレスにとって旅行とプレミアム層向けのサービスは切り離せない」アメックス日本法人の須藤社長は、こう語る。アメックスは1850年に米ニューヨークで運送業として創業後、世界初の「トラベラーズチェック」(旅行小切手)など旅行業を経て、現在のクレカ事業にシフト。主に富裕層向けの高品質なサービスや利用特典に定評あるカード会社として事業を拡大してきた歴史がある。日本への事業進出も1917年と、外資系企業としては歴史が古い。アメックスは富裕層向けのプレミアムサービスに強みを持つ。撮影:樋口隆充同社は2013年からセンチュリオンラウンジを展開しているが「本音を言えば、一番最初に日本に設置してほしかったくらい。12年かかって長年の夢がようやく叶った」と興奮気味に話し、日本初進出を歓迎する。須藤社長は、ラウンジを羽田空港で開業した狙いについて「羽田空港は日本国内で最も利用者数が多く世界的な評価も高い空港。(成田空港と比較して)都心へのアクセスの良さも含めて国内外のお客さまを受け入れる場として最適だと考えた」と説明する。須藤靖洋(すどう・やすひろ) 1990年入社。マーケティングや法人事業の統括を経て、2022年7月にカード事業の副社長に就任。2023年7月から現職。撮影:樋口隆充世界200以上の国と地域で事業を展開する同社にとって、日本市場はどのような市場なのか。須藤社長は「これから非常に成長が期待される市場だ」と強調する。その理由として「キャッシュレス比率の低さ」と「インバウンド需要の高まり」の2つを挙げる。経済産業省の最新の発表によると、日本のキャッシュレス決済比率(2024年)は42.8%。政府は経済産業省を中心に世界水準となる80%に向けた取り組みを進めているが、韓国(99%)、中国(83.5%)など近隣諸国と比較するすると、まだまだ低い水準だ。日本のキャッシュレス比率の推移。出典:経済産業省のプレスリリースEYストラテジー・アンド・コンサルティングが4月に公開した、三井住友カードなどのデータを基にまとめた分析レポートでは、訪日旅行での消費額が100万円以上の旅行者に限定すると、一度の来日で平均で630万円を消費することが分かっている。訪日客数が年々増加する中、カード会社にとっても消費欲が高い利用者の訪日に向けて、ラウンジを含めたサポート体制の構築が求められていた。「カードビジネスで考えると、日本はほぼ倍の規模への成長可能性がある魅力的な市場。旅行分野では、国全体でインバウンド観光を成長させる方針が出ており、グローバル企業として、海外のアメックスユーザーを受け入れる場を設けることができたのは非常に大きい。特にプレミアム層の利用者が多い強みを生かせるのではないか」(須藤社長)平均630万円使う「超富裕層」を“ウェルネス観光”で狙え。EYコンサルティングが戦略レポート | Business Insider Japan今後に向けては、Z世代や、ミレニアル世代の存在を挙げ「(本社がある)アメリカでは6割以上の新規カード利用者がそうした世代になっていると聞いている。日本でもそうした世代で、プレミアムなサービスを求めるお客さまを少しでも多く取り込めるよう、このラウンジを活用していくとともに、羽田空港第3ターミナルの盛り上げにも貢献していきたい」と意気込んだ。 #羽田空港に国内初のアメックス高級ラウンジセンチュリオンラウンジ開業日本法人トップが明かす進出の狙い #Business #Insider #Japan

羽田空港に国内初のアメックス高級ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」開業。日本法人トップが明かす進出の狙い | Business Insider Japan

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2025-07-22 02:05:00

アメリカン・エキスプレスの企業ロゴ。
シャッターストック

クレジットカードブランド「アメリカン・エキスプレス」(アメックス)は7月16日、会員専用ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ羽田」を羽田空港第3ターミナル内にオープンした。自社のカード利用者の拡大とともに、訪日観光客数の増加などで高まっているインバウンド需要に対応する狙いがある。

同ラウンジは世界29カ所で展開しており、羽田空港は30カ所目。アジアではインドや香港に続いて4カ所目、日本では初となる。運営元となるアメリカン・エキスプレス・インターナショナルの須藤靖洋社長は「海外旅行や出張で羽田空港を利用する日本のお客さまには出発前の上質なくつろげる時間を、さらなる増加が見込まれる海外からのお客さまには日本の魅力を届けるための質の高いサービスを提供する」と語った。

ラウンジ開業に合わせて報道陣にプレゼンする、アメックス日本法人の須藤靖洋社長。
ラウンジ開業に合わせて報道陣にプレゼンする、アメックス日本法人の須藤靖洋社長。
撮影:樋口隆充

ジャパンブルー基調の空間で和食や日本酒を提供

同ラウンジ(営業時間午前8時〜午後10時、年中無休)は「プラチナ・カード」(年会費16万5000円)以上のカード所有者を対象に開放する施設。日本の藍染めの深みある藍色「ジャパン・ブルー」を基調とした696平方メートルの空間に無料Wi-Fiや充電、シャワーなどを備え、フライト3時間前から利用できる。輪島塗りや西陣織など日本の伝統工芸品を使ったアートも展示している。

藍色基調の空間が広がっている。
藍色基調の空間が広がっている。
撮影:樋口隆充

なかでも地域の特性を生かした食事が楽しめる「ダイニング・バー」が、同ラウンジの大きな特徴だ。ライブオープンキッチン方式で、寿司やラーメンなどを専属シェフが利用者とコミュニケーションを取りながら、目の前で調理して振る舞う。

ライブキッチンでシェフが会話しながら寿司などを提供する。
ライブキッチンでシェフが会話しながら寿司などを提供する。
撮影:樋口隆充

バックヤードにはレストランと同等のフルキッチンを備え、日本料理以外にもカレーやピラフ、中華料理、ハンバーガー、スイーツなどいちから施設内で調理した出来立てのフードを提供する。

和食以外にも、ピラフや酢豚など幅広いフードをビュッフェ形式で提供する。
和食以外にも、ピラフや酢豚など幅広いフードをビュッフェ形式で提供する。
撮影:樋口隆充

バーカウンターでは「知多」「白州」など国産ウイスキーや日本酒、焼酎を中心にノンアル飲料を含め多数の飲み物を味わえる。アメックス側のおすすめは奥飛騨の日本酒を使った「ブルーバード」という特製カクテルだといい、このカクテルは同ラウンジの「シグネチャーカクテル」となっている。

ラウンジ内にあるバーカウンター。
ラウンジ内にあるバーカウンター。
撮影:樋口隆充

今秋からは都内の複数のミシュラン星付きレストランで腕を振るってきた荻野聡士シェフが監修した、日本の四季の旬の食材を使った日本料理を提供する予定だ。

報道陣向けの内覧会に同席したシェフの1人は「これから出国する人、特にインバウンドの方にとっては、このラウンジが日本で過ごす最後の場になる可能性がある。そんな人の思い出に残るような味と体験を届けたい」と語った。

ラウンジの外観。
ラウンジの外観。
撮影:樋口隆充

#羽田空港に国内初のアメックス高級ラウンジセンチュリオンラウンジ開業日本法人トップが明かす進出の狙い #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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