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米大統領選の勝利から丸1年。”トランプトレード”の「成績表」をつけてみた | Business Insider Japan

トランプ大統領は5日の水曜日、マムダニ新NY市長を激しく非難した。ケビン・ディエッチ/ゲッティイメージズ2024年におけるドナルド・トランプの大統領選勝利は「トランプトレード」を引き起こし、暗号資産、米国株、ドルを押し上げた。投資家たちは、トランプ大統領の暗号資産支持の姿勢、規制緩和、減税が特定のセクターを活性化させると期待している。2024年の選挙から1年が経ち、株から暗号資産、ドルに至るまであらゆるものがどんな推移をたどったか確認してみよう。トランプ勝利に市場は敏感に反応…「トランプ・トレード」で株価、国債利回り、ビットコインが急上昇 | Business Insider Japanドナルド・トランプが1年前、2024年の米国大統領選挙に勝利したとき、投資家たちは「トランプトレード」として知られるようになった取引に群がった。暗号資産、米国株、そしてドルはいずれも急騰。その一方、債券市場はそれほど確信を持てず、売りが出た。投資家のこれらの賭けは正しかったのか? 市場は複雑で、資産価格にはさまざまな要因が常に影響を与え、変動を引き起こす。それでもなお、トランプトレードの5つの主要構成要素が過去12カ月間でどのように推移したかを成績表にしてみよう。暗号資産トランプトレード:暗号資産のロングポジション投資家は予想は?:まさにその通りここ数週間は下落傾向にあるものの、暗号資産は過去12カ月でおおむね急騰している。ビットコインはこの期間で36%上昇しているが、最大では67%上昇した。イーサリアムは23%上昇したが、最大で78%上昇した。2024年11月の最初の数週間で87%急騰したコインベース(Coinbase)も、過去1年間で18%上昇している。トランプ大統領は2024年の大統領選挙において、暗号資産支持派の候補者として自らを位置づけた。投資家は彼を信じ、彼はその公約をおおむね実現した。司法省の暗号資産詐欺捜査チームを解体し、戦略的なビットコイン準備金を設立し、米国政府は中央銀行デジタル通貨を創設できないとする大統領令に署名した。トランプ大統領は先週、バイナンス(Binance)CEOのチャオ・チャンポン氏を恩赦し、バイデン政権による「暗号資産戦争」は終わったと宣言した(後にトランプ大統領は、チャオ氏が誰なのか実際には知らないと述べている)。ロイター通信によると、トランプ大統領とその家族もこの資産クラスに投資し、「ドル・トランプ」コインを立ち上げ、暗号資産運用会社ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)に出資している。後者は2025年上半期だけで8億200万ドル(約1200億円)の利益を上げたという。米国株トランプトレード:米国株のロングポジション投資家の予想は?:ほぼ正しかった1年が経過し、米国の株価指数は全般的に好調で、S&P 500は13%上昇した。しかし、順調な推移だったわけではない。投資家は主に、減税と規制緩和の期待から株式に殺到。しかし、実際にはそうした期待が現実のものとなった一方で、投資家は予想外に関税の上昇と不透明なマクロ経済情勢への対応を迫られた。実際、トランプ大統領が「解放の日」と呼んだ最初の関税発表によって、S&P500は数日間で12%下落している。トランプ大統領は当初提案した極端な関税率を撤回し、4月8日以降、株価は35%急騰した。しかし、平均関税率は依然として15~20%の範囲にとどまっており、投資家の予想よりも高い水準となっている。また、商品を発注した企業が輸入税を負担するため、企業はコストの一部を消費者に転嫁している。セクター別に見ると、いくつかサプライズがあった。「掘れ、掘れ、掘れ!(drill baby drill)」というスローガンにもかかわらず、トランプ大統領はセクターを底上げするほどの力を発揮していない。S&P石油&ガス・探査&生産・セレクトインダストリー・インデックス(SPSIOPTR)は昨年9%下落したが、再生可能エネルギー関連銘柄は急上昇した。一方、S&Pグローバル・クリーンエネルギー・インデックス(SPGTCLNT)は同期間に42%上昇している。国際株トランプトレード:国際株の空売り投資家の予想は?:完全に間違っていた長年にわたり、国際株は米国株に後れを取ってきた。投資家たちは、米国例外主義の強化に勤しむ企業へ寄り添うのトランプ政権下では、今後も同様の状況が続くと予想していた。だが、彼らは間違っていた。トランプ大統領の貿易戦争と欧州各国政府の支出拡大意欲の高まりにより、国際資産は急騰し、米国株を上回っている。過去12カ月間で、iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF(EEM)は22%上昇し、米国以外の先進国市場を連動させるiシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)は18%上昇した。テスラ株トランプトレード:テスラ株のロングポジション投資家の予想は?:結局、正しかったテスラのCEO、イーロン・マスクはトランプ大統領の再選に大きく貢献した。世界一の富豪である彼は、数カ月にわたってトランプ大統領のために選挙運動を行い、数億ドル(数百億円)もの寄付を行った。トランプ大統領はマスクに対し、政府効率化省(DOGE)のトップとして経費を抑制するため、ワシントンで内部改革を行うよう指示した。投資家たちは、マスクが権力との近い立場から恩恵を受けると見込み、選挙後にテスラの株価を急騰させた。その後、さまざまな理由から株価は極めて不安定な動きを見せ、マスクの政府への関与は結局、テスラ株にとって明らかな問題となった。だが、過去数年間保有ポジションを維持した投資家は、最終的にテスラの株価が57%上昇する恩恵を受けた。ボンドトランプトレード:債券を売る投資家の予想は?:原則的には正しかったトランプ大統領の政策がインフレと金利を押し上げる可能性を、株式市場よりもかなり前から、債券市場は察知していたようだ。選挙翌日、債券が売られたことで、10年国債の利回りは約17ベーシスポイント上昇した。利回りは今年1月初旬まで上昇を続けたが、その後4%近くまで低下。つまり、当初の取引は原則的には正しかったものの、債券を売却した人は過去1年間でいくらかの利益を逃したことになる。一方、トランプ大統領は今年、株式市場の動向よりも債券利回りと借入コストを自身のパフォーマンスのスコアカードとして見ていると述べている。混乱する株式市場で投資家を導くミーム、「TACOトレード」について知っておくべきこと | Business Insider Japan #米大統領選の勝利から丸1年トランプトレードの成績表をつけてみた #Business #Insider #Japan

米大統領選の勝利から丸1年。”トランプトレード”の「成績表」をつけてみた | Business Insider Japan

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2025-11-09 08:30:00

トランプ大統領は5日の水曜日、マムダニ新NY市長を激しく非難した。
ケビン・ディエッチ/ゲッティイメージズ
  • 2024年におけるドナルド・トランプの大統領選勝利は「トランプトレード」を引き起こし、暗号資産、米国株、ドルを押し上げた。
  • 投資家たちは、トランプ大統領の暗号資産支持の姿勢、規制緩和、減税が特定のセクターを活性化させると期待している。
  • 2024年の選挙から1年が経ち、株から暗号資産、ドルに至るまであらゆるものがどんな推移をたどったか確認してみよう。
トランプ勝利に市場は敏感に反応…「トランプ・トレード」で株価、国債利回り、ビットコインが急上昇 | Business Insider Japan

トランプ勝利に市場は敏感に反応…「トランプ・トレード」で株価、国債利回り、ビットコインが急上昇 | Business Insider Japan

ドナルド・トランプが1年前、2024年の米国大統領選挙に勝利したとき、投資家たちは「トランプトレード」として知られるようになった取引に群がった。

暗号資産、米国株、そしてドルはいずれも急騰。その一方、債券市場はそれほど確信を持てず、売りが出た。

投資家のこれらの賭けは正しかったのか? 市場は複雑で、資産価格にはさまざまな要因が常に影響を与え、変動を引き起こす。それでもなお、トランプトレードの5つの主要構成要素が過去12カ月間でどのように推移したかを成績表にしてみよう。

暗号資産

トランプトレード:暗号資産のロングポジション
投資家は予想は?:まさにその通り

ここ数週間は下落傾向にあるものの、暗号資産は過去12カ月でおおむね急騰している。ビットコインはこの期間で36%上昇しているが、最大では67%上昇した。イーサリアムは23%上昇したが、最大で78%上昇した。2024年11月の最初の数週間で87%急騰したコインベース(Coinbase)も、過去1年間で18%上昇している。

トランプ大統領は2024年の大統領選挙において、暗号資産支持派の候補者として自らを位置づけた。投資家は彼を信じ、彼はその公約をおおむね実現した。司法省の暗号資産詐欺捜査チームを解体し、戦略的なビットコイン準備金を設立し、米国政府は中央銀行デジタル通貨を創設できないとする大統領令に署名した。

トランプ大統領は先週、バイナンス(Binance)CEOのチャオ・チャンポン氏を恩赦し、バイデン政権による「暗号資産戦争」は終わったと宣言した(後にトランプ大統領は、チャオ氏が誰なのか実際には知らないと述べている)。

ロイター通信によると、トランプ大統領とその家族もこの資産クラスに投資し、「ドル・トランプ」コインを立ち上げ、暗号資産運用会社ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)に出資している。後者は2025年上半期だけで8億200万ドル(約1200億円)の利益を上げたという。

米国株

トランプトレード:米国株のロングポジション
投資家の予想は?:ほぼ正しかった

1年が経過し、米国の株価指数は全般的に好調で、S&P 500は13%上昇した。しかし、順調な推移だったわけではない。

投資家は主に、減税と規制緩和の期待から株式に殺到。しかし、実際にはそうした期待が現実のものとなった一方で、投資家は予想外に関税の上昇と不透明なマクロ経済情勢への対応を迫られた。

実際、トランプ大統領が「解放の日」と呼んだ最初の関税発表によって、S&P500は数日間で12%下落している。

トランプ大統領は当初提案した極端な関税率を撤回し、4月8日以降、株価は35%急騰した。しかし、平均関税率は依然として15~20%の範囲にとどまっており、投資家の予想よりも高い水準となっている。また、商品を発注した企業が輸入税を負担するため、企業はコストの一部を消費者に転嫁している。

セクター別に見ると、いくつかサプライズがあった。「掘れ、掘れ、掘れ!(drill baby drill)」というスローガンにもかかわらず、トランプ大統領はセクターを底上げするほどの力を発揮していない。S&P石油&ガス・探査&生産・セレクトインダストリー・インデックス(SPSIOPTR)は昨年9%下落したが、再生可能エネルギー関連銘柄は急上昇した。一方、S&Pグローバル・クリーンエネルギー・インデックス(SPGTCLNT)は同期間に42%上昇している。

国際株

トランプトレード:国際株の空売り
投資家の予想は?:完全に間違っていた

長年にわたり、国際株は米国株に後れを取ってきた。投資家たちは、米国例外主義の強化に勤しむ企業へ寄り添うのトランプ政権下では、今後も同様の状況が続くと予想していた。

だが、彼らは間違っていた。

トランプ大統領の貿易戦争と欧州各国政府の支出拡大意欲の高まりにより、国際資産は急騰し、米国株を上回っている。過去12カ月間で、iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF(EEM)は22%上昇し、米国以外の先進国市場を連動させるiシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)は18%上昇した。

テスラ株

トランプトレード:テスラ株のロングポジション
投資家の予想は?:結局、正しかった

テスラのCEO、イーロン・マスクはトランプ大統領の再選に大きく貢献した。世界一の富豪である彼は、数カ月にわたってトランプ大統領のために選挙運動を行い、数億ドル(数百億円)もの寄付を行った。トランプ大統領はマスクに対し、政府効率化省(DOGE)のトップとして経費を抑制するため、ワシントンで内部改革を行うよう指示した。

投資家たちは、マスクが権力との近い立場から恩恵を受けると見込み、選挙後にテスラの株価を急騰させた。その後、さまざまな理由から株価は極めて不安定な動きを見せ、マスクの政府への関与は結局、テスラ株にとって明らかな問題となった。だが、過去数年間保有ポジションを維持した投資家は、最終的にテスラの株価が57%上昇する恩恵を受けた。

ボンド

トランプトレード:債券を売る
投資家の予想は?:原則的には正しかった

トランプ大統領の政策がインフレと金利を押し上げる可能性を、株式市場よりもかなり前から、債券市場は察知していたようだ。選挙翌日、債券が売られたことで、10年国債の利回りは約17ベーシスポイント上昇した。

利回りは今年1月初旬まで上昇を続けたが、その後4%近くまで低下。つまり、当初の取引は原則的には正しかったものの、債券を売却した人は過去1年間でいくらかの利益を逃したことになる。

一方、トランプ大統領は今年、株式市場の動向よりも債券利回りと借入コストを自身のパフォーマンスのスコアカードとして見ていると述べている

混乱する株式市場で投資家を導くミーム、「TACOトレード」について知っておくべきこと | Business Insider Japan

混乱する株式市場で投資家を導くミーム、「TACOトレード」について知っておくべきこと | Business Insider Japan

#米大統領選の勝利から丸1年トランプトレードの成績表をつけてみた #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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