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2024-08-16 11:43:07
2024年8月16日
東京電力は8月9日、福島第一原子力発電所2号機で水漏れが発生し、使用済み燃料冷却システムのポンプ室と熱交換器室から推定25トンの水が漏れたと発表した。
今年3月に撮影された福島第一原子力発電所の敷地(画像:東京電力)
8月9日午後1時5分、東京電力社員が、使用済み燃料プールの水位を確認するための2号機使用済み燃料プールスキマーサージタンクの水位が低下しているのを発見した。この原因を調査するため、同日午後4時36分、使用済み燃料プール冷却システムの一次ポンプを意図的に停止した。
東京電力は、冷却を停止した場合、2号機の使用済み燃料プールの水温は当初1時間あたり約0.06℃上昇し、最高約46℃に達し、運転制限温度の65℃を下回ると評価したと述べた。
漏水した水は地下1階の部屋にある集水ピットに繋がる床上の排水溝に流れ込んだ。

福島第一原発2号機の使用済み燃料プールシステムの図(画像:東京電力)
東京電力は、8月10日午前6時52分に、室内の滞留水の水位上昇が止まったことを確認し、漏えいが止まったと判断した。また、滞留水の水位は建屋周辺のサブドレンの水位より低く、漏えいした水は原子炉建屋内に封じ込められていることを確認した。
東京電力は8月13日の声明で、「引き続き2号機使用済み燃料プール(SFP)の水位と温度を監視し、さらなる調査と対策を検討しながら、必要に応じてSFPの循環冷却を実施できるよう待機する」と述べた。
さらに、「現場での線量調査結果に基づき、遠隔操作ロボット(SPOT)を活用した調査計画を策定します。特に、スキマーサージタンクにろ過水を注入し、FPC内の機器から漏れている水を検査します。 [fuel pool coolant cleansing system] ポンプ室・熱交換器室。以上の調査結果を踏まえ、今後の対策を検討してまいります。
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアノ・グロッシ事務局長は8月15日、東京電力がIAEAに漏洩について報告したと述べた。同機関は「今回の事故はALPS処理水の放出とは関係ないことを強調することが重要だ」とし、「IAEAは放射線防護基準違反についていかなる報告も受けていない」と付け加え、「加盟国に対し、必要に応じて今後の展開について引き続き報告する」と約束した。
ワールド・ニュークリア・ニュースによる調査と執筆
#福島第一原子力発電所2号機建屋内の水漏れ規制と安全