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生成AIの急成長に押され株価低迷「買収対象になりそうな」ソフトウェア21銘柄。RBC最新分析 | Business Insider Japan

とりわけプライベート・エクイティ(PE)によるディールは倍増している。【図表1】過去10年間のM&A件数(左軸)および取引総額(右軸)の推移。RBCキャピタル・マーケット同社は最近の投資家向けレポートで次のように分析した。「AI(の急激な発展)をめぐる懸念を背景に、ソフトウェア銘柄は低調な値動きが続いており、市場予想を上回る決算発表を経てもそのトレンドに変化はありません。そうした(ファンダメンタルズと株価の関係の)歪みを投資機会と捉える買い手、特にPEの動きが活発になる可能性があると当社は予想しています」アナリストチームは取引をめぐる協議など具体的な情報を把握しているわけではないと前提した上で、堅固な顧客基盤と潤沢なキャッシュフローを有しながら、AIとの関連性や相乗効果の薄い企業群を潜在的な買収候補としてリストアップしている。四半期ごとの(近視眼的な)業績改善プレッシャーにあまり縛られないプライベート・エクイティであれば、RBCキャピタル・マーケッツが挙げたような企業を買収して迅速に非公開化して成長戦略や市場からの期待値をリセットし、AIファーストの世界に合わせて再構築できるかもしれない。また、時価総額の大きいメガテック企業による買収の場合、反競争的な企業結合に対する規制当局の厳格な審査がハードルになりがちだが、PEのような投資ファンドならディールの自由度も高い。RBCキャピタル・マーケッツは、投資家センチメントが安定してバリュエーションの上昇が抑制される中で、M&A案件は引き続き増勢が続くと予測する。投資家にとっても、AIの急激な発展はひとまずソフトウェア銘柄に対する懸念と株価下落を引き起こしたものの、間髪おかずに次なるM&Aブームの引き金を引く可能性がある。それは熱狂ではなく、現実の企業価値をベースに割安株に集中投資してリターンを得ようとする動きだ。「ウェイモのロボタクシーは高速道路を走れない」とマスク氏は断言したが、完全に間違いだった | Business Insider Japan以下にRBCキャピタル・マーケッツがリストアップした銘柄を紹介しよう。アサナ(Asana):AIネイティブの競合との競争激化と業界再編の中でプレッシャーがかかる。創業者が議決権を握る構造があるものの、買収対象となり得る。ボックス(Box):成長鈍化により株価は割安水準で推移。PEファンドによる成長戦略の見直しや、社内外への水平展開が可能なコンテンツ管理プラットフォームに関心を持つ企業による戦略的買収の対象となり得る。コンフレント(Confluent):リアルタイムデータストリーミング分野で優位なポジション。データインフラ技術を強化・深化したい企業にとって戦略的買収の対象となり得る。コーセラ(Coursera):教育(エド)テックの領域には(AIの急激な発展による)逆風が吹きつけているものの、コーセラの抱える多数の受講者とAI活用パートナーシップは戦略的買収の対象として、またPEファンドが主導するロールアップ(同業他社の連続的な買収)戦略の基盤として魅力的。ドロップボックス(Dropbox):クラウドストレージ事業を手がける大手競合に対し規模で劣勢。新製品が振るわず、より大規模なプラットフォームの一部としてのバリューがあると認識されれば、買収対象になり得る。ドキュサイン(DocuSign):コアビジネスの電子署名サービスからIDアクセス管理へのピボットが不発に終われば、PEの関心を惹きつける可能性。ただし、バリュエーションの高さは買収元にとって障害となり得る。エラスティック(Elastic):生成AIプラットフォームに勢い。検索分野における優位性を有し、論理的に戦略的買収の対象となり得るファイブナイン(Five9):クラウドベース、SaaS型のコンタクトセンター技術(CCaaS)は強力。収益性にも改善の余地あり。経営体制が安定すれば、セールスフォース(Salesforce)やシスコ・システムズ(Cisco Systems)のような大企業、あるいはPFによる買収対象として魅力的。ファストリー(Fastly):優れたエッジコンピューティング技術と妥当なバリュエーション水準。グーグル(Google)ないしシスコにとっては魅力的な買収候補になり得る。ジェン・デジタル(Gen Digital):安定した利益率と潤沢なキャッシュフロー。サイバーセキュリティ事業と(買収した)フィンテック事業の相乗効果。PEによるバイアウト候補としての魅力。ギットラボ(GitLab):ソフトウェア開発におけるセキュリティ機能および生成AI機能の提供を通じてプレゼンスを拡大中。戦略的買収候補として魅力的。ズームインフォ(ZoomInfo):貴重な顧客関係管理(CRM)データ及び統合のポテンシャル。セールスフォースのような大手プラットフォームにとって魅力的。PEによるオペレーション改善対象としても。ニュータニクス(Nutanix):ハイブリッド(パブリック+プライベート)クラウドサービスの導入拡大進む。大手ITベンダーによる戦略的買収の候補に。ニース:クラウドベース、SaaS型のコンタクトセンター(CCaaS)及びコンプライアンス(コミュニケーション監視・規制遵守)プラットフォームの買収または分離がバリューの正当な評価機会に。ズーム(Zoom):業界トップクラスのビデオ通話プラットフォームであり、近々の身売り可能性は低いものの、AIないしコラボレーション分野でのシナジーを求める買い手にとって魅力的。テラデータ(Teradata):ハイブリッドクラウドAIデータ分析基盤を提供。大手ベンダーまたはPEファームによる潜在的な買収対象。バロニス(Varonis):データセキュリティ及びデータアクセスガバナンス。生成AIの活用に向けた戦略的買収候補。ラピッドセブン(Rapid7):組織再編及びサイバーセキュリティ事業からDevSecOps(デブセックオプス、セキュリティを組み込んだDevOps)事業へのピボットを経て現金収支が改善。PEによる買収候補。クオリス(Qualys):収益力と脆弱性マネジメント分野における優位性。クラウドセキュリティ業界では魅力的な買収候補。エネイブル(N-Able)ページャーデューティー(PagerDuty) #生成AIの急成長に押され株価低迷買収対象になりそうなソフトウェア21銘柄RBC最新分析 #Business #Insider #Japan

生成AIの急成長に押され株価低迷「買収対象になりそうな」ソフトウェア21銘柄。RBC最新分析 | Business Insider Japan

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2025-11-16 23:05:00

とりわけプライベート・エクイティ(PE)によるディールは倍増している。

【図表1】過去10年間のM&A件数(左軸)および取引総額(右軸)の推移。
RBCキャピタル・マーケット

同社は最近の投資家向けレポートで次のように分析した。

「AI(の急激な発展)をめぐる懸念を背景に、ソフトウェア銘柄は低調な値動きが続いており、市場予想を上回る決算発表を経てもそのトレンドに変化はありません。

そうした(ファンダメンタルズと株価の関係の)歪みを投資機会と捉える買い手、特にPEの動きが活発になる可能性があると当社は予想しています」

アナリストチームは取引をめぐる協議など具体的な情報を把握しているわけではないと前提した上で、堅固な顧客基盤と潤沢なキャッシュフローを有しながら、AIとの関連性や相乗効果の薄い企業群を潜在的な買収候補としてリストアップしている。

四半期ごとの(近視眼的な)業績改善プレッシャーにあまり縛られないプライベート・エクイティであれば、RBCキャピタル・マーケッツが挙げたような企業を買収して迅速に非公開化して成長戦略や市場からの期待値をリセットし、AIファーストの世界に合わせて再構築できるかもしれない。

また、時価総額の大きいメガテック企業による買収の場合、反競争的な企業結合に対する規制当局の厳格な審査がハードルになりがちだが、PEのような投資ファンドならディールの自由度も高い

RBCキャピタル・マーケッツは、投資家センチメントが安定してバリュエーションの上昇が抑制される中で、M&A案件は引き続き増勢が続くと予測する。

投資家にとっても、AIの急激な発展はひとまずソフトウェア銘柄に対する懸念と株価下落を引き起こしたものの、間髪おかずに次なるM&Aブームの引き金を引く可能性がある。

それは熱狂ではなく、現実の企業価値をベースに割安株に集中投資してリターンを得ようとする動きだ。

「ウェイモのロボタクシーは高速道路を走れない」とマスク氏は断言したが、完全に間違いだった | Business Insider Japan

「ウェイモのロボタクシーは高速道路を走れない」とマスク氏は断言したが、完全に間違いだった | Business Insider Japan

以下にRBCキャピタル・マーケッツがリストアップした銘柄を紹介しよう。

  1. アサナ(Asana):AIネイティブの競合との競争激化と業界再編の中でプレッシャーがかかる。創業者が議決権を握る構造があるものの、買収対象となり得る。
  2. ボックス(Box):成長鈍化により株価は割安水準で推移。PEファンドによる成長戦略の見直しや、社内外への水平展開が可能なコンテンツ管理プラットフォームに関心を持つ企業による戦略的買収の対象となり得る。
  3. コンフレント(Confluent):リアルタイムデータストリーミング分野で優位なポジション。データインフラ技術を強化・深化したい企業にとって戦略的買収の対象となり得る。
  4. コーセラ(Coursera):教育(エド)テックの領域には(AIの急激な発展による)逆風が吹きつけているものの、コーセラの抱える多数の受講者とAI活用パートナーシップは戦略的買収の対象として、またPEファンドが主導するロールアップ(同業他社の連続的な買収)戦略の基盤として魅力的。
  5. ドロップボックス(Dropbox):クラウドストレージ事業を手がける大手競合に対し規模で劣勢。新製品が振るわず、より大規模なプラットフォームの一部としてのバリューがあると認識されれば、買収対象になり得る。
  6. ドキュサイン(DocuSign):コアビジネスの電子署名サービスからIDアクセス管理へのピボットが不発に終われば、PEの関心を惹きつける可能性。ただし、バリュエーションの高さは買収元にとって障害となり得る。
  7. エラスティック(Elastic):生成AIプラットフォームに勢い。検索分野における優位性を有し、論理的に戦略的買収の対象となり得る
  8. ファイブナイン(Five9):クラウドベース、SaaS型のコンタクトセンター技術(CCaaS)は強力。収益性にも改善の余地あり。経営体制が安定すれば、セールスフォース(Salesforce)やシスコ・システムズ(Cisco Systems)のような大企業、あるいはPFによる買収対象として魅力的。
  9. ファストリー(Fastly):優れたエッジコンピューティング技術と妥当なバリュエーション水準。グーグル(Google)ないしシスコにとっては魅力的な買収候補になり得る。
  10. ジェン・デジタル(Gen Digital):安定した利益率と潤沢なキャッシュフロー。サイバーセキュリティ事業と(買収した)フィンテック事業の相乗効果。PEによるバイアウト候補としての魅力。
  11. ギットラボ(GitLab):ソフトウェア開発におけるセキュリティ機能および生成AI機能の提供を通じてプレゼンスを拡大中。戦略的買収候補として魅力的。
  12. ズームインフォ(ZoomInfo):貴重な顧客関係管理(CRM)データ及び統合のポテンシャル。セールスフォースのような大手プラットフォームにとって魅力的。PEによるオペレーション改善対象としても。
  13. ニュータニクス(Nutanix):ハイブリッド(パブリック+プライベート)クラウドサービスの導入拡大進む。大手ITベンダーによる戦略的買収の候補に。
  14. ニース:クラウドベース、SaaS型のコンタクトセンター(CCaaS)及びコンプライアンス(コミュニケーション監視・規制遵守)プラットフォームの買収または分離がバリューの正当な評価機会に。
  15. ズーム(Zoom):業界トップクラスのビデオ通話プラットフォームであり、近々の身売り可能性は低いものの、AIないしコラボレーション分野でのシナジーを求める買い手にとって魅力的。
  16. テラデータ(Teradata):ハイブリッドクラウドAIデータ分析基盤を提供。大手ベンダーまたはPEファームによる潜在的な買収対象。
  17. バロニス(Varonis):データセキュリティ及びデータアクセスガバナンス。生成AIの活用に向けた戦略的買収候補。
  18. ラピッドセブン(Rapid7):組織再編及びサイバーセキュリティ事業からDevSecOps(デブセックオプス、セキュリティを組み込んだDevOps)事業へのピボットを経て現金収支が改善。PEによる買収候補。
  19. クオリス(Qualys):収益力と脆弱性マネジメント分野における優位性。クラウドセキュリティ業界では魅力的な買収候補。
  20. エネイブル(N-Able)
  21. ページャーデューティー(PagerDuty)

#生成AIの急成長に押され株価低迷買収対象になりそうなソフトウェア21銘柄RBC最新分析 #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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