日本代表は10月5日、国立競技場でニュージーランド代表とのキリンカップ決勝に臨む。森保一監督は前日会見で、エクアドル戦から大幅なメンバー変更はないと明言した。4連勝と大会制覇を懸け、常連組を中心とした布陣で南米勢との対戦へ挑む。
鈴木彩艶が守護神、3バックは変更なしか
サッカーダイジェストWebによると,日本代表はキリンカップ決勝に向け、定番の3-4-2-1システムを採用する見通しだ。GKはエクアドル戦に続き、アストン・ビラの鈴木彩艶が先発の座を務める。3バックは右からル・アーブルの瀬古歩夢、ボルシアMGの板倉滉、バイエルンの伊藤洋輝が並ぶ構成が予想される。ただし、伊藤が前戦でふくらはぎを気にする場面があったほか、瀬古は4試合連続の先発となるため、コンディション次第ではコペンハーゲンの鈴木淳之介が起用される可能性もある。
中盤とウイングバックの構成が鍵を握る
ダブルボランチには、北中米ワールドカップで主力として位置づけられているクリスタル・パレスの鎌田大地と、マインツの佐野海舟が配置される見込みだ。今シリーズでは初めての組み合わせとなる。ウイングバックは右にフランクフルトの堂安律、左にリヨンの中村敬斗が入り、攻撃の起点を作る役割を担う。右シャドーには、10月2日に女優の福原遥さんとの結婚を発表したレアル・ソシエダの久保建英が名を連ねる。
左シャドーの選択肢と前田大然の起用可能性
左シャドーの選出は流動的だ。これまでは鈴木唯人や齋藤俊輔が起用されてきたが、ニュージーランド戦ではイプスウィッチの前田大然が先発する可能性がある。相手がロングボールを多用してくることを想定し、前田の強みである猛プレスで「蹴らせない」展開を狙う構えだ。また、途中出場で機能しているゲンクの伊東純也もスターターの有力な候補となる。1トップには、直近3戦で3ゴール・1アシストを記録しているリールの上田綺世が満を持して先発するだろう。
松木玖生の右ウイングバック起用という選択肢
森保監督は前日会見で、「チャレンジする場面においてはチャンレンジしたい」と語っており、新戦力の抜擢を示唆している。その中で注目されるのが、サウサンプトンの松木玖生を右ウイングバックに配置する可能性だ。初戦のウルグアイ戦で初得点を挙げた後、出番がない松木を常連組の中に組み込む意図がある。その場合、堂安律が右シャドーへ回る陣形が予想される。
日本代表の直近の戦績は、9月24日のウルグアイ戦に3-1、28日のベネズエラ戦に2-1で勝利し、10月1日のエクアドル戦ではスコアレスのまま突入したPK戦を制している。
森保監督にとって国内ラストゲームとなるこの一戦で、指揮官がどのような11人を選択するのか。4連勝を懸けたキリンカップ決勝の行方は、スタメン発表と同時に明らかになる。