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2024-08-30 11:27:32
2024年8月30日
日本原燃は、青森県六ヶ所村に建設中の原子力再処理工場とMOX燃料工場が、それぞれ2026年度と2027年度に完成すると予想している。
六ヶ所村の再処理工場とMOX燃料加工施設(写真:日本原燃)
増田尚宏日本原燃社長は記者会見で「再処理工場は『2024年度上期のできるだけ早い時期』、MOX燃料工場は『2024年度上期』の完成を目指して、工事認可や工事、検査の審査に取り組んできた。しかし、審査に時間を要しているため、再処理工場は『2026年度中』、MOX燃料工場は『2027年度中』と新たな完成目標を設定した」と述べた。
同氏は、青森県知事と六ヶ所村長は新たな完成予定日を知らされており、両者とも原発のさらなる遅延について懸念を表明したと指摘した。
増田氏は「度重なる完成目標の見直しで、青森県や六ヶ所村の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と述べ、「知事、村長のお言葉を真摯に受け止め、新たな完成目標に向けて全力で取り組んでまいります」と語った。
同氏はさらに、「今後も着実に取り組みを続けていく」と付け加えた。 [meeting the] 再処理工場とMOX燃料工場の両方で新たな完成目標を設定しました。」
電気事業連合会の林欣吾会長は「電力会社の協力を得て、工事確認審査の問題点を洗い出し、施工や検査などの問題点を洗い出した結果、新たな完成予定が設定されたと考えている」と述べた。
「資源の乏しい日本のエネルギー事情や2050年カーボンニュートラル達成の目標を考えると、原子力発電は今後も重要な電源であり続ける必要があり、ウラン資源の有効活用や廃棄物の減容化・有害性低減などの観点からも原子燃料サイクルは極めて重要である。」
六ヶ所村再処理工場の建設は1993年に始まり、当初は1997年に完成する予定だった。しかし、建設と稼働は何度も遅れている。この施設は、フランスのオラノ社のラ・アーグ工場と同じ技術に基づいている。日本原燃によると、稼働すれば六ヶ所村工場の最大再処理能力は年間800トンになるという。
MOX工場の建設は2010年後半に始まった。年間130トンの生産能力を持つこの工場の建設は、新潟県中越沖地震に伴う耐震基準の見直しにより、当初の2007年開始から3年遅れていた。
再処理工場とMOX燃料製造工場の完成は、いずれも数回にわたって遅延している。
2011年3月の福島第一原子力発電所の事故を受けて、2013年12月に核燃料サイクル施設に対する新たな安全基準が施行された。要求事項は施設ごとに異なるが、一般的には地震や津波などの自然災害、場合によっては竜巻、火山、森林火災に対する強化対策が含まれる。再処理工場では、これらに加えて、テロ攻撃、水素爆発、溶剤漏れによる火災、液体廃棄物の蒸発に対する具体的な対策も実証する必要がある。
日本原子力産業会議によると、再処理工場やMOX燃料工場の審査は「原子力発電所と異なり前例がなく、設備数も極めて多い(約2万点)ため長期化している」という。
ワールド・ニュークリア・ニュースによる調査と執筆
#日本の再処理MOX工場のさらなる遅延 #廃棄物リサイクル