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日本の「ゴミ捨て」は面倒くさすぎる。環境大国なのにストレスのないドイツのゴミ収集 | Business Insider Japan

ドイツに住んで6年になるが、ドイツに住み始めてすぐの頃は、多くのシステムの違いに驚かされた。中でも、ゴミの処分方法やルールは大きく違っていた。6年の滞在でドイツの仕組みに慣れていたが、先日一時帰国で東京のゴミ出しルールに久しぶりに触れて、リサイクルのしづらさ、また出しづらさを痛感した。そしてもちろん前提となる状況が大きく異なることは言うまでもないが、ドイツのゴミ出しの仕組みの良さにあらためて関心したのだった。「再利用可能かどうか」で分別するドイツ撮影:幸田詩織まず大きな違いとして、ドイツでは燃やすゴミ・燃やさないゴミという分別がない。環境配慮のため再利用可能かどうかでルールが敷かれ、基本的には全国で分別方法が統一されている。まず食品トレイなどの包装材。そして紙類、生ごみ、それ以外の一般廃棄物と呼ばれるゴミだ。それぞれに「色付きの箱」が割り当てられており、この色はどの地域に行っても変わらない。黄色が包装材、青色は紙類、茶色が生ごみ、黒は一般廃棄物だ。生ゴミはゴミじゃないMickis Photoelt / Shutterstock.com「環境大国」ともいわれるドイツだが、ゴミのリサイクルに対する意識が高いことにも驚かされた。日本では、東京をはじめとした多くの自治体で生ゴミは「燃やすゴミ」として処分されるが、ドイツでは専用の茶色のゴミ箱で分別回収される。その後、コンポストで堆肥にして地域の農家に送られたり、バイオガスによる発電まで行われている。バイオガスとは、生ごみなどの湿度の高いゴミをメタン発酵させることで生じるガスを指す。それを燃料とする発電が行われており、またその発酵による残さも肥料として使われているのだ。これは制度だけではなく、個々人としてもリサイクル意識の高い人が多い印象がある。実際に私もこれまで一緒に住んだ同居人や家主から、リサイクルのためにゴミの分別は厳格にするようにと言われることが多くあった。ストレスなくゴミ出しができるシステムこれだけ分別やリサイクルがしっかりしていると、ゴミ出しの労力が増えてしまって大変なのではないかという疑問が浮かぶ。しかし私は、日本よりもストレスなくゴミ出しができる仕組みになっていると感じている。全国で分別方法がほぼ統一されているため、日本のように自治体ごとに細々とルールを定める必要性も、引っ越すたびに覚え直す必要もない。また、ゴミ出しの方法もとても合理的だ。集合住宅の場合は中庭に、個人宅の場合は庭先などにゴミ箱が設置されていることが殆どで、週に一度回収される。集合住宅の場合は業者が中庭まで箱を取りに来て、個人宅の場合は、前日のうちに収集車の通る道に出しておくと、回収してくれる仕組みになっている。次の収集日まで部屋にためておいたり、ゴミ収集日の朝に出しに行ったりする必要がないのだ。自治体やマンションなどの仕組みにもよるが、特定の曜日にしかゴミを出せず、また決められた朝の数時間のうちに出さないといけないことの多い日本のゴミ出しの仕組みにストレスを感じていた私にとって、この仕組みは非常にありがたく、気兼ねなくゴミを捨て自宅をきれいに保つモチベーションにもなっている。次のページ>>回収する側にも優しいシステム #日本のゴミ捨ては面倒くさすぎる環境大国なのにストレスのないドイツのゴミ収集 #Business #Insider #Japan

日本の「ゴミ捨て」は面倒くさすぎる。環境大国なのにストレスのないドイツのゴミ収集 | Business Insider Japan

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2025-02-19 08:00:00

ドイツに住んで6年になるが、ドイツに住み始めてすぐの頃は、多くのシステムの違いに驚かされた。中でも、ゴミの処分方法やルールは大きく違っていた。6年の滞在でドイツの仕組みに慣れていたが、先日一時帰国で東京のゴミ出しルールに久しぶりに触れて、リサイクルのしづらさ、また出しづらさを痛感した。そしてもちろん前提となる状況が大きく異なることは言うまでもないが、ドイツのゴミ出しの仕組みの良さにあらためて関心したのだった。

「再利用可能かどうか」で分別するドイツ

撮影:幸田詩織

まず大きな違いとして、ドイツでは燃やすゴミ・燃やさないゴミという分別がない。環境配慮のため再利用可能かどうかでルールが敷かれ、基本的には全国で分別方法が統一されている。まず食品トレイなどの包装材。そして紙類、生ごみ、それ以外の一般廃棄物と呼ばれるゴミだ。それぞれに「色付きの箱」が割り当てられており、この色はどの地域に行っても変わらない。黄色が包装材、青色は紙類、茶色が生ごみ、黒は一般廃棄物だ。

生ゴミはゴミじゃない

Mickis Photoelt / Shutterstock.com
Mickis Photoelt / Shutterstock.com

「環境大国」ともいわれるドイツだが、ゴミのリサイクルに対する意識が高いことにも驚かされた。日本では、東京をはじめとした多くの自治体で生ゴミは「燃やすゴミ」として処分されるが、ドイツでは専用の茶色のゴミ箱で分別回収される。その後、コンポストで堆肥にして地域の農家に送られたり、バイオガスによる発電まで行われている。

バイオガスとは、生ごみなどの湿度の高いゴミをメタン発酵させることで生じるガスを指す。それを燃料とする発電が行われており、またその発酵による残さも肥料として使われているのだ。

これは制度だけではなく、個々人としてもリサイクル意識の高い人が多い印象がある。実際に私もこれまで一緒に住んだ同居人や家主から、リサイクルのためにゴミの分別は厳格にするようにと言われることが多くあった。

ストレスなくゴミ出しができるシステム

これだけ分別やリサイクルがしっかりしていると、ゴミ出しの労力が増えてしまって大変なのではないかという疑問が浮かぶ。しかし私は、日本よりもストレスなくゴミ出しができる仕組みになっていると感じている。

#日本のゴミ捨ては面倒くさすぎる環境大国なのにストレスのないドイツのゴミ収集 #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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