高市総理はイタリアのメローニ首相と首脳会談を行い、重要鉱物のサプライチェーンを含む経済安全保障における連帯を強化することや、宇宙分野での協力に向けた新たな協議機関を立ち上げることで一致した。
高市総理は、午前11時30分頃に官邸で陸上自衛隊儀仗隊式典を終えた後、午前11時40分頃からイタリアのメローニ首相と約30分間首脳会談を行った。
まず高市総理から、「本年は日イタリア国交樹立160周年に当たる。メローニ首相の訪日を契機として、本年は両国の特別な関係をさらに強化し、共同声明と新たなパートナーシップを発表する」と述べた。
またメローニ首相は「これを機会に両国関係を特別な戦略的パートナーシップのレベルに高めていきたい。国交樹立160周年を祝うことは、両国の関係がいかに長く続いてきたかを示している。高市首相とさらに親密になる機会を得ることができて大変うれしい。高市首相もローマに招待したい」と述べた。
会談では、両国関係を「特別な戦略的パートナーシップ」に格上げし、幅広い分野で協力を発展させることが決定された。
また、安全保障分野においては、自衛隊とイタリア軍との共同訓練の実施や、英国を含む3か国が進める次世代戦闘機の共同開発などの協力を加速することとしました。
また、経済安全保障の分野においては、中国を念頭に置いた重要鉱物の輸出規制への国際社会の懸念が高まる中、サプライチェーン強化に向けた連帯の強化、緊急時の液化天然ガス融資を含むエネルギー分野での協力、宇宙分野における両国のハイレベル協力を推進するための新たな協議機関の立ち上げを決定した。
高市首相は共同報道発表で、15日に誕生日を迎えたメローニ首相に祝意を表した上で、「インド太平洋地域をめぐる戦略的環境が厳しさを増す中、両国及び地域の平和と繁栄にとって同志諸国の緊密な連帯が最も重要である。日イタリア、そして両首脳の関係がより緊密になったことを実感する機会となった」と述べた。
高市首相とメローニ首相はお互いをファーストネームで呼び合っていた。
#日伊首脳会談で経済安全保障の連帯強化