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新幹線×JALタッグで、国産生鮮の海外“爆速”輸送の新ビジネス。地方から最短13時間で台湾へ「JAL de はこビュン」開始 | Business Insider Japan

JALとJR東日本がタッグを組んだ「JAL de はこビュン」。撮影:樋口隆充日本の新鮮な生鮮食品の輸出に向けて、陸と空の雄がタッグを組む。JR東日本とJALグループは1月13日、新幹線と国際線を組み合わせた新輸送サービス「JAL de はこビュン」の販売を始めるした。新幹線と空輸のワンストップサービスは日本初。2社は海外の富裕層向けサービスとして、地方の名産品と海外向け輸送を直接つなぎ、地方創生とともに輸送時間の短縮・効率化につなげる狙いがある。新幹線で輸送時間を大幅ショートカット2026年1月13日午前9時。敦賀駅ホームに滑り込んできた北陸新幹線に、福井県が誇るブランド食材「越前ガニ」「敦賀真鯛」「若狭まはた」の計23キロが積み込まれた。正午過ぎ、定刻通り東京駅に到着したこれらの荷物はトラックへと引き継がれ、JALが運航する国際便で飛び立った。目的地の台湾・台北に到着したのは午後10時(日本時間)。敦賀駅の新幹線積み込みから、わずか13時間で新鮮な食材が台湾に届いた。トラックと航空便で輸送した場合、従来は約30時間かかったという。トラックと航空便を別々に手配する必要がある点に加え、空港到着後も税関検査にかなりの時間を要する。JR東の担当者によると「空港にはその日のうちに着いても、翌日分の検査に回されることも珍しくない」と語る。新サービスでは新幹線のスピードを最大限活かすことで陸路での輸送時間を大幅に短縮。昼過ぎの税関検査に間に合わせることで、従来の輸送手段では困難だったスピードを実現している。撮影:樋口隆充東南アジアを先行、他航空やJR各社参画の可能性はサービス開始時の輸出先としては台北の他に、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、香港などがあるが、24時間が19時間(仙台〜シンガポール)、40時間が34時間(長野〜クアラルンプール)、30時間が18時間(新潟〜香港)とそれぞれ輸送時間を短縮できているという。JALの木藤祐一郎貨物郵便本部長は会見で「新幹線は運行本数の多さと定時性、悪天候への強さという強みがあり、われわれの航空輸送では鮮度を保った輸送に強みがあると思っている。両者の強みを掛け合わせることで、輸送効率の向上、機動的な物流ネットワークを構築できる」と語る。輸出先はJAL国際線就航先をベースに今後、拡大する方針だ。昨今は、ドライバーを筆頭に物流業界では人手不足が続き、輸送の効率化は業界全体で取り組むべき問題となっている。JALとJR東以外もこの枠組みに参加する可能性はあるのか。Business Insider Japan編集部の質問に対し、JR東の高木浩一マーケティング副本部長は「地域活性化のため、地域の特産品をより多くの方に届けるという価値を作っていくというのがこの取り組みの狙いだ。まずはこういった形(JR東とJALの協業)で始めるが、物流業界全体で取り組みを盛り上げていきたい」と述べ、将来的にJR各社や、JAL以外の航空会社の選択肢も否定しないことを匂わせる。JR東の担当者も「今回の敦賀からの発送はJR西日本との連携で実現している。協業の拡大も検討する」と回答した。次ページ割高な輸送コスト、課題を克服する販路は #新幹線JALタッグで国産生鮮の海外爆速輸送の新ビジネス地方から最短13時間で台湾へJAL #はこビュン開始 #Business #Insider #Japan

新幹線×JALタッグで、国産生鮮の海外“爆速”輸送の新ビジネス。地方から最短13時間で台湾へ「JAL de はこビュン」開始 | Business Insider Japan

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2026-01-14 03:45:00

JALとJR東日本がタッグを組んだ「JAL de はこビュン」。
撮影:樋口隆充

日本の新鮮な生鮮食品の輸出に向けて、陸と空の雄がタッグを組む。JR東日本とJALグループは1月13日、新幹線と国際線を組み合わせた新輸送サービス「JAL de はこビュン」の販売を始めるした。新幹線と空輸のワンストップサービスは日本初。2社は海外の富裕層向けサービスとして、地方の名産品と海外向け輸送を直接つなぎ、地方創生とともに輸送時間の短縮・効率化につなげる狙いがある。

新幹線で輸送時間を大幅ショートカット

2026年1月13日午前9時。敦賀駅ホームに滑り込んできた北陸新幹線に、福井県が誇るブランド食材「越前ガニ」「敦賀真鯛」「若狭まはた」の計23キロが積み込まれた。正午過ぎ、定刻通り東京駅に到着したこれらの荷物はトラックへと引き継がれ、JALが運航する国際便で飛び立った。

目的地の台湾・台北に到着したのは午後10時(日本時間)。敦賀駅の新幹線積み込みから、わずか13時間で新鮮な食材が台湾に届いた。

トラックと航空便で輸送した場合、従来は約30時間かかったという。トラックと航空便を別々に手配する必要がある点に加え、空港到着後も税関検査にかなりの時間を要する。JR東の担当者によると「空港にはその日のうちに着いても、翌日分の検査に回されることも珍しくない」と語る。

新サービスでは新幹線のスピードを最大限活かすことで陸路での輸送時間を大幅に短縮。昼過ぎの税関検査に間に合わせることで、従来の輸送手段では困難だったスピードを実現している。

撮影:樋口隆充
撮影:樋口隆充

東南アジアを先行、他航空やJR各社参画の可能性は

サービス開始時の輸出先としては台北の他に、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、香港などがあるが、24時間が19時間(仙台〜シンガポール)、40時間が34時間(長野〜クアラルンプール)、30時間が18時間(新潟〜香港)とそれぞれ輸送時間を短縮できているという。

JALの木藤祐一郎貨物郵便本部長は会見で

「新幹線は運行本数の多さと定時性、悪天候への強さという強みがあり、われわれの航空輸送では鮮度を保った輸送に強みがあると思っている。両者の強みを掛け合わせることで、輸送効率の向上、機動的な物流ネットワークを構築できる」

と語る。輸出先はJAL国際線就航先をベースに今後、拡大する方針だ。

昨今は、ドライバーを筆頭に物流業界では人手不足が続き、輸送の効率化は業界全体で取り組むべき問題となっている。JALとJR東以外もこの枠組みに参加する可能性はあるのか。

Business Insider Japan編集部の質問に対し、JR東の高木浩一マーケティング副本部長は

「地域活性化のため、地域の特産品をより多くの方に届けるという価値を作っていくというのがこの取り組みの狙いだ。まずはこういった形(JR東とJALの協業)で始めるが、物流業界全体で取り組みを盛り上げていきたい」

と述べ、将来的にJR各社や、JAL以外の航空会社の選択肢も否定しないことを匂わせる。JR東の担当者も「今回の敦賀からの発送はJR西日本との連携で実現している。協業の拡大も検討する」と回答した。

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執筆者について: nipponese

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