憂鬱な気分を吹き飛ばす! 料理研究家アイナ・ガーテン氏の「冬のミネストローネ」を作ってみた | Business Insider Japan

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2024-01-20 06:00:00

アネタ・コンスタンティニデス/インサイダー

  • 筆者は最近、料理研究家アイナ・ガーテン氏の「冬のミネストローネ」を作ってみた。
  • ガーテン氏のレシピはにんじんやセロリ、バターナッツかぼちゃ、ほうれんそうなど、野菜をたっぷり使うのが特徴だ。
  • 彩り豊かで栄養もたっぷり、食べるとほっとするこの冬にぴったりのスープが筆者は大好きだ。

本格的な冬がやってきた。

ただ、筆者には冬の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる —— 体調が悪い時にもぴったりな —— “切り札”がある。熱々のスープだ。

料理研究家アイナ・ガーテン氏のレシピのファンである筆者は、ガーテン氏の「冬のミネストローネ」を作ってみることにした。

一緒に作ってみよう!


アイナ・ガーテン氏の「冬のミネストローネ」は彩り豊かな野菜がたっぷり入ったスープだ

材料

アネタ・コンスタンティニデス/インサイダー

6~8杯のスープを作るのに必要なのは:

  • トゥベッティといったショートパスタ 2カップ
  • カットトマト(缶詰または箱) 約740グラム
  • カネリーニ豆 約430グラム
  • チキンストック 6~8カップ ※できれば自家製
  • ベビーほうれんそう 約230~280グラム
  • バターナッツかぼちゃ 2と1/2カップ ※皮をむいて、約1センチ角にカット
  • セロリ 2カップ ※約1センチ角にカット
  • にんじん 2カップ ※約1センチ角にカット
  • 玉ねぎ 1と1/2カップ ※刻んでおく
  • 白ワイン(辛口) 1/2カップ
  • パンチェッタ 約110グラム ※刻んでおく
  • にんにく 大さじ1/2 ※刻んでおく
  • 市販のバジルペースト 大さじ2
  • タイム 小さじ2 ※刻んでおく
  • ローリエ 1枚
  • パルメザンチーズ ※仕上げ用

まずは下準備

調理の過程

アネタ・コンスタンティニデス/インサイダー

このレシピはそれなりの下準備を必要とするけれど、それも大量のスープを作るためだ。そして、野菜をたっぷり使うことで栄養たっぷりで美味しいスープに仕上がる。

友達や家族に声をかけて、野菜を刻むのを手伝ってもらってもいい。お礼はもちろん、完成したスープのおすそ分けだ。

パスタも準備しておく

パスタ

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ガーテン氏のお薦めはトゥベッティというパスタだ。ただ、筆者の地元のスーパーでは見当たらなかったので、同じような形のパスタをアルデンテになるまでゆでておく。

大きな鍋でスープ作りを始めよう! まずはパンチェッタを入れる

調理の過程

アネタ・コンスタンティニデス/インサイダー

オリーブオイル(大さじ2)を鍋に入れたら、中火にかける。

そこへパンチェッタを入れて、うっすら焦げ目がつくまで中~弱火で6分くらい炒める。

野菜とハーブを入れていく

コンディショニング工程

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刻んだ玉ねぎ、にんじん、セロリ、かぼちゃ、にんにく、タイムを鍋に入れる。

できればタイムは乾燥したものではなく、生のものを使った方がいいとガーテン氏はアドバイスしている。

時々かき混ぜながら中火で炒める

コンディショニング工程

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野菜が柔らかくなるまで8~10分くらい炒めようとガーテン氏は指示している。

そこへカットトマトとチキンストックを入れる

コンディショニング工程

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ガーテン氏は自家製のチキンストック(作り方はガーテン氏の公式サイトにレシピがある)を使うことをお薦めしているけれど、筆者にはゼロから作る時間もエネルギーもなかった。

それにガーテン氏自身も、市販のものでも全く問題ないと言っている。

ローリエを入れて、塩コショウも

コンディショニング工程

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塩は大さじ1、黒胡椒(ひきたて)は小さじ1と1/2だ。

スープが煮立ったら、火を弱めて30分ほど煮込む(蓋はしない)

コンディショニング工程

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ガーテン氏は野菜が柔らかくなるまでしっかり煮込むようアドバイスしているので、筆者はさらにもう15分ほど煮込んだ。

しっかり煮込んだらローリエを取り出して…

コンディショニング工程

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ガーテン氏によると、ローリエは乾燥したものでも生のものでも、どちらでもいいという。

豆とパスタを入れてさらに煮込む

コンディショニング工程

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カネリーニ豆は鍋に入れる前に軽くゆすいで、水を切っておこう。

パスタがたっぷりスープを吸ってくれる… この時点でスープが煮詰まり過ぎていたら、チキンストックを足そう

コンディショニング工程

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好みに応じて、チキンストックをもう2カップ入れてもいいとガーテン氏はアドバイスしている。

最後にほうれんそうと…

コンディショニング工程

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ほうれんそうがしんなりするまで、大きなスプーン2本で混ぜるようガーテン氏は勧めている。

白ワインを入れる

コンディショニング工程

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ガーテン氏は、自分が飲みたいと思う美味しい白ワインを選ぶようアドバイスしている。

バジルペーストもここで入れる(家族が松の実アレルギーなので、筆者は入れなかった)。

全体をよく混ぜたら味を見る

コンディショニング工程

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塩気は筆者にはちょうど良かった。ただ、ガーテン氏によると、必要に応じて小さじ1~2を追加してもいいという。

オリーブオイルをひと回ししたら、パルメザンチーズを振って完成!

完成したスープ

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ガーテン氏の冬のミネストローネは、寒くてどんよりした日に食べたくなる一皿だ。彩り豊かな野菜の色は目にするだけで元気が出るし、これほど見るからに美味しそうなスープはなかなかないだろう。

早速食べてみよう。

ガーテン氏の冬のミネストローネは美味しくて栄養たっぷり、食べるとほっとするスープだ

ミネストローネ

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筆者はスープが大好きだ。好きすぎて、スープの写真やレシピ、スープに対する日々の感謝の気持ちをシェアするグループチャットに入っているくらいだ。ただ、ミネストローネが大好物だったことはこれまでなかった。デリやカフェでいろいろなミネストローネを試してきたけれど、感動するほど美味しいミネストローネには出会ったことがなかった。

もちろん、ガーテン氏のこのミネストローネに出会うまでは、だ。

ガーテン氏はともすればぱっとしない、忘れられがちなこのスープに豊かな風味を吹き込んだ。パルメザンチーズとオリーブオイルを仕上げにかけるとトマトの味が引き立ち、スープにコクが出る。どの野菜も美味しく、数日後に余ったスープを食べても野菜の食感はそのままだった。ほうれんそうとタイムの爽やかな風味や、ヘルシーであっさりとしたスープも気に入った。

冬は誰にとっても厳しい季節だ。体調がいまいちだったり、なんとなく気分が落ち込んでいる時には、ガーテン氏のこの美味しくてカラフルな冬のミネストローネをぜひお薦めしたい。

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