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2025-11-22 08:30:00
- ウェスト・ビレッジにたたずむ由緒あるタウンハウスは、幅が3mに満たないにもかかわらず、419万5000ドル(約6億2925万円)で売りに出されている。
- このタウンハウスはニューヨーク市で最も狭い住宅で、通りかかる人々の目を引く。
- ピューリッツァー賞を受賞した作家をはじめ、ここには多くの著名人が暮らしてきた。
1873年に建てられたニューヨーク市のタウンハウスが419万5000ドル(約6億2925万円)で売りに出されている。この住宅の幅は3mにも満たない。
ベッドフォード・ストリート75・1/2番地にあるこの建物は、マンハッタンのウェスト・ビレッジにある2つの住宅のあいだに挟まれている。ワシントン・スクエア・パークからわずか800mほどの位置だ。ニューヨーク市ランドマーク保存委員会によれば、これが市内で最も狭い建物になる。
つくりそのものが独特であるだけでなく、俳優のケーリー・グラントやジョン・バリモア、漫画家のウィリアム・スタイグなど、数多くの著名人が暮らしてきた由緒正しい住宅でもある。不動産記録によると、現在の所有者であるタンドラ・ハマー氏は2023年に341万ドル(約5億1150万円)でこの家を購入した。ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)によると、現在はハマー氏の娘のドンテ・カラルコ氏が住んでいるが、売却するつもりだそうだ。
その前の所有者は2013年に325万ドル(約4億8750万円)で購入し、ハマー氏に売却する前に改装を行っている。不動産情報サイト「ストリートイージー(StreetEasy)」の記録によると、2021年には最高で499万ドル(約7億4850万円)の値がついていた。
小さな家は全米のいたるところで見つかる。その幅にかかわりなく、かなりの高値がつくのが普通だ。あるいは少なくとも、通りかかる人々の注目を集める。
以下、ニューヨーク市で最も細い家の内側を見ていこう。
ベッドフォード・ストリート75・1/2番地のタウンハウスは、幅がわずか2.9mで、ニューヨーク市で最も狭い住宅だ。

物件情報によると、この住宅の総面積は約93平方メートルとなる。
ふたつの住宅のあいだにあった路地を埋めるように、1873年に建てられたと考えられている。

2011年のビレッジ・プリザベーション・ブログの投稿によると、このふたつの住宅のあいだは、家の裏にあった馬小屋に馬を通すための空間だった可能性が高い。
この建物は大きさだけでなく、有名な元住人によっても観光の目玉となっている。

「外で人々が写真を撮る」と、ドンテ・カラルコ氏はニューヨーク・タイムズに語っている。「それをわずらわしいと思う人もいるようだが、私は違う。この建物は、この地区の個性と精神を形成している」
過去の有名な住人として、ピューリッツァー賞を受賞した詩人エドナ・セント・ヴィンセント・ミレイ、俳優のケアリー・グラントとジョン・バリモア、そして漫画家のウィリアム・スタイグが数えられる。

ウィリアム・スタイグは絵本『シュレック!(Shrek!)』を執筆および描いたことで有名で、この作品は2001年に映画化もされた。
家の外にはプレートが掲げられ、この家でミレイがピューリッツァー賞受賞につながった詩を書いたことが記されている。

しかし、ミレイ協会の文学遺産管理者だった故エリザベス・バーネット氏はこの説に異議を唱え、ミレイは「竪琴をつくる者(The Ballad of the Harp-Weaver)」をヨーロッパ滞在中に書いたと、ニューヨーク最大の地元日刊紙「アムニー」に語っている。
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